血をさらさらにする薬は胃壁を痛めやすい
胃壁に激痛が走って、夜も眠れなかったことがある。バイト先の会社で鏡開きがあり女性陣が丁寧にお汁粉を作ってくれ、6個の餅を食べた。初めはその餅が胃壁を痛めた原因かもしれないと思ったが、痛みが続いて取れず、その夜、眠れなかった。心臓の部分にも重なり、救急車で循環器病院へ運ばれることも覚悟したが、次の日、近所の内科の主治医へよれよれ歩行でたどり着く。血液検査の結果、『心臓ではないですよ』と言われて安心。連休を挟んで、札幌市内の胃腸内科で鼻から胃カメラ撮影で4か所同時発生の潰瘍発見。2か所から出血。胃の入り口に腫瘍があるので『ここが心臓の高さに近いから心臓の痛みと間違ったのでしょう』。
ストレスを感じる職場でもないし(失礼)、原因が不明なままだったが、胃腸科医は私の飲む薬を分析して、バイアスピリン(血をさらさらにする薬)は胃壁を守る薬と併用しないと胃潰瘍を起こしやすいと言った。さらに糖尿病の主治医も同じことを言っていたのでほぼ間違いがないと思うので、幾つも種類がある(血をさらさらにする薬)には必ず胃を守る薬の併用を忘れないように。動脈硬化を防ぐために血をさらさらにして血管の中をスムースに血が流れるようにして、血栓ができにくくする働きがあるらしいが、やはり効果の裏には必ず副作用が伴っているもので、薬同士の相性や化学反応もあるから私のように1日に10錠以上服用すると何が起きるかわからない。さらに薬の選択に院内処方の医師は『ジェネリックスは効果がない』と断言するし、ある医師は『ジェネリックスで十分』という。調剤薬局も先生の言うとおりの処方をするだけだ。胃潰瘍の薬はジェネリックスで胃腸の痛みはすっかり取れた。太田胃酸とおかゆだけでも治ったかもしれない。発見は両鼻に麻酔を2回吹きかけて、カメラを胃まで入れる器具でカラー写真を先生からいただいたこと。出血の場所も見えて、これが痛みの元凶かとしみじみ眺めたことである。先週、細胞診でガンの兆候なし、ピロリ菌ゼロと報告された。
アドマン。
胃潰瘍で苦しんだ時代にはピロリ菌なんて、どの医者も言わなかったですね。喉に麻酔薬を塗って胃カメラを数回呑んでもピロリ菌など映らないばかりか精神的ストレスが原因との診断が主流でした。しかし、その胃潰瘍が治った頃に、どうやらピロリ菌が原因ではないか?と、どの医者も言い始めました。一体?何だったのでしょうね。
seto
ピロリ菌が胃がんの原因だと、今度はピロリ菌を撲滅する病院が出て来てますが、ピロリ菌は必要だと思いますよ。清浄すぎると病気を招来する、抵抗力や免疫力を減じると思います。清潔志向が強すぎて日本社会でアレルギーあ増殖していることに似ています。不潔に強い(現実に強い)人間に小さなころから育てないと、怒りっぽい、断定的に生きる人間に育っていくような気がしますが。