昨年９月で、知人と始めた９期続けた会社もコロナ禍の影響も受けて借金を作る前にと畳んだのですが、継続物件を熟すうちに、新年早々少し大きな仕事が入りそうだったので、私個人でまた仕事を続ける事にしました。２４年前に長年勤務の会社倒産でやむなく自立した直後、或る会社の札幌営業所立ち上げの手伝いで７年間ほど所長兼契約社員としてサラリーマンをしたのですが、その頃、自分の会社は機能していないのに給与から市税と道税に法人事業税を払っていました。それから３年ほど後に当時お世話になった商工会議所ビル内の税理事務所に休眠届を提出して貰い、その後１５年ほど休眠していた会社の再開届を国税、道税、市税事務所に提出と、法務局に、今は無き旧事務所住所から自宅に変更移転届の書類を作成して再登記。これが細かな訂正などで手こずり３月になってようやく変更登記完了。法務局と税務署は縦のつながりも横のつながりも全く無いので税務署の事務作業だけは迅速でした。幸か不幸か設立当時は倒産した会社の粉飾決算のお蔭で、税金完納会社としての払い戻しで管財人から退職金が1千万余もらえたのですが、当時は株式会社設立には最低1千万円必要でしたから、今後の生活費も心配で、取敢えず３３０万円で有限会社にしていました。ところが休眠届後も放置していたので法務局で試しに登記簿全部証明を請求すると、有限会社は自然消滅せず、ちゃんと存在していたのです。しかも法改正で今では1円からでも株式会社設立が可能になり、有限会社は登記済はそのままに新たには設立できなくなったらしいのです。そんな事で余計な設立資金も登記費用等も不要で大変助かりました。仕事も実際には昨年１０月から始まったのですが、年内は殆ど前職の残務処理でしたから、きっかり今年の１月から再開と税務署に報告。２０年ぶりに再開の零細企業ですが、僅かな黒字も赤字も出したりして細々と営業中です。ところで税務署に再開報告した以上は９月早々決算報告書提出が義務ですから、自分では手に負えず税理士を探しました。前職の税理士も考えましたが、この際新たにと税理士紹介ネットで自宅に近いところを探しました。自宅から１０分程度のところを見つけ訪問すると、何と国税退職者の６０代後半の方でした。最初、これはまずいかな？と思ったのですが、何とあらゆる事案に詳しく今回１０月からのインボイス制度についてももちろんと言う事で登録番号取得もお願いしました。そんな訳で短期間で決算も日常の税理関係も手ごろな予算でしかも私にとっては有利にアドバイスもしていただきました。ですから、元国税職員だからとの心配や先入観燃もすっかり消え去り、今は安心してお願いしています。税金のプロですから詳しいのは当然ながら、税務署の立場から離れた時点で、我々零細企業の見方になってくれています。私も慣れない経理事務も出来る限りこなして分かりやすい資料を作成して税理士さんにお渡ししています。税務署職員の性格も、人によりけりですかね。

SECOMの東京には以前息子が勤めていました。会社から社員全員に台所用品など買取押し付けがありました。また息子は沖縄出身の空手の出来る先輩と組んでいて或るスーパーにイラン系？の泥棒が入ったらしく現場に急行。空手得意の先輩が中から追い出すから多少なりとも柔道の心得のある我が息子に『足を引っかけて捕まえよう』と。計画通りサバイバル・ナイフを持った犯人を倒して警棒で引っ叩いて逮捕し警察に引き渡したまでは良かったのですが、警察からは感謝状を貰ったのに会社からは『やり過ぎだ』と大目玉を食らったそうです。そんな事件後、危険な仕事を理由にセコムを辞めました。今頃続けて勤めていれば東京五輪の警備辺りもしたかも知れません。パソナは派遣会社ですよね。これも女性のチーフが妻と同じ化粧品会社に勤務していて退職後パソナに入った途端なぜか？役職につきました。或る日何かの用事で尋ねると、優しかった彼女がまるで別人のような態度で驚きました。人を使う立場がそうさせたのでしょうね。大きな会社の看板がバックになると人は変わるんですね。昔、博報堂に仕事の絡みで訪問した時には驚きました。若い社員が如何にも馬鹿にしたような態度でした。電通も然りですね。放送局も同じようなものです。昔の新聞社なども酷い物でしたね。職場によって人は変わる事が多いですね。