広告会社へタカる人々
官公庁を含めて、広告会社はお金をもらって仕事をするわけで、スポンサーの窓口担当者(宣伝担当者)からときに「エッ」と思う不正を要求されることがある。今は改善はされてると信じたいが・・。
(1)自分たちの飲み食いの領収書を渡される。後で現金を渡す。直接、会社あてにくる場合もある。
(2)官のイベントの打ち上げの飲み会に一人5000円の会費がかかるとして、個人的に1000円出して、残り4000円はイベント見積もりの中に潜り込ませてくれと請負広告会社へ要求するセコイ役人たち。(3)雪まつりなどでのステージイベント(特に演歌歌手で胸が大きいと)、筆者に「どうだ、抱かせてくれないか・・」と半分冗談・半分本気で言う宣伝担当者。
(4)個人的に君が仕事を請け負って、30%でもお金を戻してもらえないかと要求されたこともある。(5)電話を11時30分にかけてくるランチ要求型の人もいる。ホテルとの契約でサインで食べれるホテルでの中華が多い。また無料駐車券もついでに要求してくる。
(6)いつも「いい企画」を何度も何度も持っていくが、ハナから話を聞こうとしない担当者がいた。後にクビになった。出入り業者にキックバックを要求し、それをしない代理店とは会わない・話を聞かない主義だったらしい。
しかし、広告代理店も出入り業者には、強烈な印刷や制作会社への値引き要求、イベント協賛金要求、正月広告の無理難題広告要求、制作会社を作らせて、空請求書を出させ振り込んだら半分は自分のポケットに入れる代理店の営業マンも実際にいたのでエラソーナことは言えない。
私の住む街でも、ゼネコンの現場責任者の自宅へ当時の高級車を納車させたり、ガレージを作らせたり、扱う金額が億円までいくとやることもデカイ。ODAは商社が寄生していると言われているが、市町村・道・県議会の議員たちは給料も仕事をしているのか考えれば、彼らもある意味でタカリの構造を持っていて、ある経営者が筆者に「ひどいものだ、道議会議員なんているのかい?なんにも仕事らしい仕事をしていない。視察旅行だって、報告書を旅行代理店に書かせている議員団もいるんだよ」。
民主主義の否定と言うなかれ、その立場でちゃんと役割の仕事をして(できて)初めて民主主義が機能するのだということを。錦の御旗で「選挙で選ばれたではなくて、それから何をして、どれだけの実績を彼だからできたのか、または力及ばずできなかったか」正直に白状していただきたいものである。他人の手柄を自分の手柄のごとく語るのではなくて、小さくても私のアイディアで〇〇をして、市民や道民の暮らしの幸せを増やしたで充分ではないのかと思う。最後は選挙の日にちなんだ話になったが、テレビや新聞も選挙にタカッておしゃべりトークをしているような不快な気分になるのは、私のへそ曲がりだけであればいいのだが・・・・。
iida
僕も随分昔に聞いた話では、某大農業団体や某電話関連大企業の広告窓口担当や某大ハウスメーカーの現場責任者にそのような方々が居られると聞いた。或るプロダクションの社長「或る日呼ばれて膨大なリストを渡され、ここに某高級ウヰスキーを贈ってくれ!金は振り込んでおくから」と。聞いた話で定かではないが仕事に水増し請求をさせたものと推測。また或るプロダクションで聞いたのは担当窓口が某有名メーカーのエレキギター・マニアで特権乱用で収集しているとのこと。またハウスメーカーの現場責任者が眺望の良い高台に自宅を建てさせたなど、いろんな話が飛び込んで来た。ゴルフ場の練習場に行くと必ず某広告会社のシングルの部長さんがクライアントの担当者にスタート前のレッスンを懇切丁寧にしていた。接待ゴルフは毎日のようだった。僕はそのようなクライアントへの訪問は避けてきたし、クライアントの接待もしない。むしろランチなら蕎麦程度でご馳走される側に居たりすることもしばしば。前述のような黒い噂のクライアントの話は業界内では筒抜けで、またそれを承知で近づく者も居たりするから尚更エスカレートして行く。営業のすべては数字とか、よく言われるが、広告窓口担当責任者の足まで舐めたり、水虫の靴酒を飲んでまでへつらう広告会社の営業も居るらしい。それも国内最大手の某社だと言うから驚きだ。すべては聞いた、ここだけの話?ですが、大手と言えども、みなさん大変なご苦労?をなさって居られる(居られた?)らしいですね。