体育会系とお金の話・・・。
年齢的(65歳)に私を含めて、最後の親の看取りやローンの支払い、金銭的に自立できない子供たちへ資金援助、自分たちの結婚が遅ければいまだに大学生や専門学校へ通っていたり、企業倒産で転職を余儀なくされた子供も多いからまだまだ面倒を看ないといけない知人も多い。
だからお金は幾らあってもOK、自分のために使うのではなくて、少ない年金の親への補助や正社員になれない子供への生活費で消える。小さな頃からなんでも「同調圧力』の強い集団で育ってる子供も多いから(大人は言うまでもなく)、変わった発言や異論を平気でさしはさむ自由な精神の子供、異能に長けた子供は弾かれることも多い。
昔の村八分よりSNSがある分、現代の方が陰険でキツイ時代かもしれない。ある日、自分への他人の対応が180度変わるから怖い時代に入って入る。孤独に強い「平気のへいさ」を貫いてほしいものである。
しかし、私のみるところたくさんの企業に雇われている体育会系の社員に限って見ていると、小さな頃から野球だサッカーだと少年団で「指導」と「順守」「実行」の世界に疑問を挟まない習慣を地元のスポーツ用品店と結託して、繁茂している。監督業でもやれば母親がわが子を試合のメンバーに出させてもらうべく付け届けをする人もいる。普通の企業では威張れない、仕事ができない人間たちがやたらに少年たちの指導をしている現実もある。利得や日常の発散を弱い者へ向かって威張ってるように、グランドを観察している筆者には見える。
未来の就職のために小学生からスポーツをやらせる母親も多い。税務署で働くご主人を持つ奥さんは「私の子供はサッカーやらせるために〇〇高校へ入れた。そして東京の〇〇大学へ行きサッカーをしているわ。就職のときに便利よ。就職のために小さな頃からサッカー!!どこでもコネがあるらしいわ」と言っていた。
近所の建築会社は募集要項に「野球部にいた人材を採用優先する」とまで明記されている。チラシには〇〇高校(大学)野球部出身と書かれてある。遊び程度の運動しかしない筆者なので、別世界を見ているみたいだ。たぶん、運動組織と企業組織が似ていて、指導・遵守、命令、「はい」と返事、「わかりました」と返事。「目標〇〇に向かい努力します」さらに体格が「ブヨブヨしていなくてスリム(相撲や柔道、砲丸投げの例外はあるが)で客受けがいい。運動部は先輩後輩の人間関係が生涯続き、仕事が発生しやすいから企業に利益をもたらす。子供にお金をかけて、最終的に元を取る。取れればいいが、うつ病を被ってる体育会系も実は身近に多い。そんなに人生うまくいくものではない。
熱しやすく、冷めやすく。
若いときのスポーツはいいですよ。汗をかいて、嫌な事も、悩み事も体を動かせば発散してしまいますからね。若いときからモヤモヤしていると、ろくな事になりませんからね。一生続ける事など到底無理ですから、せめて若いとき位は何かスポーツをした方がいいのでは?。僕は小学校の時はぶらぶら遊び放題でしたが、中学の時は学校へ行く前に毎日、剣道の朝練をして休日には試合もあった。高校生の時は卓球部に所属も実力不足で音楽部に転向。遊びでスキーなどに熱中したが、スポーツはそこまで。あんな体力があったとは、今では信じられないくらいです。スポーツで苦しく辛い事はありましたが、でも、今思えば、嫌々やった記憶はありませんよ。
貴方もスポーツ好き?。
スポーツは、根性と忍耐ですね。勝つか負けるかですが、何とオリンピックなどは「参加する事に意味がある」などと矛盾していますね。負けた時のための慰めですか?賭け事と同じ勝ち負けを、ただ身をもって行うのがスポーツなんですが?しかし、自身が参加しない、観るスポーツもありますが、競馬だの、プロ野球観戦など、スポーツ音痴?の人も案外スポーツ好きなんじゃぁないですか?勝ったり、負けたする最近の日本ハムファイターズに一喜一憂するなど、競馬場や球場ではファンは熱狂的ですよね。出場選手は幼少期から相当の訓練を経て戦っているのでしょう。
スポーツの効能。
どうしょうもない悪ガキの双子の片割れの小4男児が、春から急に少年野球を自主的にやりだした。これまで家に遊びに来ていた友達も入団したからだろうが、早朝5時半からの朝練と土・日は7時から練習や午後まで試合と午後4時過ぎに帰って来る。爆弾おにぎりと大きな水筒に冷えた麦茶を満杯にして持たせてあげる。以前から比べれば集団行動で身についたのか、少し真面目になった。たくさんの他人と交わることで学ぶ事も多いのではないだろうか。
非体育会系男子。
大人になって体育会系をひけらかすのは、どうかと思う。社会に出れば皆同じ。試合をするわけではないのだから、実力の世界に変わっている事に早く気づくべきだし、採用基準がスポーツだけだったとしたら、後々苦労するだろう。
いつまでも先輩・後輩で助け合っていても集団から取り残される。社会に出れば先輩・後輩も、年齢も男・女も関係ないからだ。