トランプ当選後、メール削除するマイクロソフト社。
『田中宇の国際ニュース解説 無料版 2016年12月29日 http://tanakanews.com/
トランプ当選後、草の根ニュースサイトへの濡れ衣攻撃が増えるなか、マイクロソフトの無料メール(hotmail、outlook)が tanakanews.com からのメールを拒絶(迷惑フォルダにも入れず削除)していることがわかりました。今後この手の悪事の増加が予測されるので、とりあえずメール配信の発信元をtanakanews.net
に戻します。』
国際ニュース分析で定評の田中宇(さかい)さんの配信を、マイクロソフト側が拒絶していると巻頭で書かれてあったので報告。
ここで言う草の根ニュースサイトへの濡れ衣攻撃とは、ロシアプーチンがネットでトランプが大統領になるよう反クリントンの言説を繰り返していたとか、クリントン陣営へサイバー攻撃したり、スキャンダル流し(健康問題など)をしていたというもの。
キーワード検索で『軍産複合体批判』や『反クリントン』『メディアでの反トランプ言動偏り』など語彙多出のメールをロボット検索して自動的に削除されたのかもしれない。ネットの元締めは、言論を自由に統制できる。都合の悪いニュースは削除する行為だ。オバマもCIAに命じて、プーチンがそういうサイバー攻撃をしていないか調べさせている。ある意味、サイバー戦争真っ盛りである。
一見、自由を謳歌している(言いたいことがネットで言える社会)ようでいて、筆者にはとても不自由な世界になってきている気がする。知りたい本質的なニュースが流れてこない。この息苦しさは、たぶん、来年も続く。大きな権力とマネーを持ってる集団が『ある意図を持って、世論を誘導するのにこんな重宝な安いシステムはない』ともいえる。
たぶん、その実害を受けた田中さんの12月29日のブログには危機感やら緊張感がみなぎっていた。この日のテーマは『欧州の難民危機を煽るNGO』だ。約20ものNGO団体が、リビアから来る難民船を20海里の地点でNGOの船に乗り換え、イタリアはじめ欧州各地へ(人道的支援のたてまえで)運んで、EU各国で難民過剰状況が生じて、仕事の奪い合い、各国の税金が使われて、これまでEUを支えてきた政治的にリベラルなエリート層から、反エリート的な極左極右が台頭しているわけだ。
EU全体のの指導者としてのドイツのメルケル首相がここにきて支持率を低下させている。トラックで市場に突っ込んだテロもやらせの可能性を否定できない、射殺されたけど。EUというまとまった連合体から逆戻りの各国主権・各国通貨に戻る動きもあって、アメリカのトランプ現象とそっくりな事態になりつつある。
しかし、田中さんは、EUのNGO団体のいくつかに、難民をどんどんEUに意図的に増やすべくどこかが援助資金を出しているのではと疑いを持っている。難民の中にISやアルカイダや麻薬も一緒に運ばれているとも予想している。いずれ、その資金の出所を田中宇さんは書くだろうけど。世界中に情報ネットワークを持っているから。
世界の潮流は安部政権を含めて、ポピュリストが席巻する時代、支配エリート層への不信や不満が爆発している状況に完全にはまってきている。そう思う。イライラしながらの生存、隣の人は何を考えているか?もしや爆発物でも?と思う近所付き合い。自分が稼いだお金は税金に取られてなるものかと、マネーロンダリングに精を出す富裕層。いまは貧しくても将来は生活保護があると考えてる人たち。欧米なら教会のボランティアの炊き出しで食べていけると思う貧者の群れ。http://tanakanews.com/ ぜひこのHPごらんあれ。来年の世界情勢、ニュースを読むヒント満載である。
口数の多い奴と、ブランド志向は信用できない。
どこかの国の二枚舌外交や、国の元首の選挙や、自治体の知事選ではないが、庶民重視主義(ポピュリズム)を前面に掲げて、いかにも大衆の味方を装っていても、本音は、蓋を開けてみなければ解らない。カストロや毛沢東のように戦闘服や人民服を常時着用していれば、少しは信用もするだろうけど、ブランド・スーツに、見た事もない大粒の真珠や、スポットライトに輝くダイヤのイヤリングなど見せつけられては、巧みな、いい事ずくめの演説も影武者が書いたシナリオなのか?。それとも、どこかのネットからコピペしたのか?疑いたくなるのは僕たちのような貧乏人だけだろうか。今一度大きな姿見の前で自分自身を見つめ直したらどうか。北の国からの田中邦衛でも無いが口下手でも真実だけを言ってほしい。
暴露。
今や、選挙も、国会も、世界外交も、お互いの足の引っ張り合いばかり。スキャンダルなどが後で問題視されるくらいなら最初から暴露してすっきりして立候補してほしいものだ。そのうえで選ばれれば、何の問題も無い。どれもこれも、後味の悪い結果ばかりだ。
毒か?薬か?
メールや記事の削除は警察もやっている。ましてや元締めのマイクロソフト社やグーグルなどは当然コントロールしているだろう。つまり、削除されない僕たちのメールやブログなんかは、「削除にも値しない」という「毒にも薬にもならない」ものともいえるのだろう。
昔、昔の少年。
今年も沢山の記事ありがとうございました。いろいろな事を教えていただきました。一年と言えど早いもので、今年も残り数時間ですね。では、よいお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。