下記の左側の絵文字がいまだ解読できない。1990年代後半、メキシコで発見された1枚の石板だ。南北アメリカで最古の書き言葉(紀元前900年くらい)とされるが、本物とは思えないという研究者もいる。28種類ほどの記号を組み合わせた62個の図案が彫られてある。図案はオルメカ族のものとされ、図はトウモロコシや貝殻、昆虫や抽象図形などさまざま。「サイエンス」に掲載したとき、たったこれ1枚?だとか見つけたとき誰も監督者がいないから信憑性がないとか喧々諤々。いまも続いている。しばし、古代文字の世界へ。「絶対に見られない世界の秘宝99」(48p)(ナショナルジオグラフィック 日経)オルメカ文明はマヤ文明とアズテカ文明より前の文明。

オルメカ文明の巨石人頭像

左の文字が誰も読めない

 

 

 

 

  1. 我が国では中国から,その名の通り「漢字」が伝わり,平安時代の和歌にあるように,簡単に略した「かな」が生み出されました。韓国ではセジョン大王が漢字時代を独特の「ハングル」に変えました。どこの文明にも言葉を伝えたり,残したりするために独自の文字文化を創り出そうとしたのでしょうね。我々現代でも,最近では衣類に着けるマークを改良したりと,模索は今でも続いています。僕も以前ですが,面白半分に自分だけの文字を考えようと思った事がありますから,古代遺跡から発掘されるのはごく自然な事だと思いますね。多分,自分たちだけにしか解らない言語で自らの文明を外敵から守るためにも考え出したのかも知れませんね。大戦中の暗号のように。今では外国間の交流が盛んになって,文字文化と言うより「ピクト文化」になりつつあります。つまり,太古の絵文字に逆戻りしているようですね。

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