ご存知のようにトラックの運転手不足が深刻だ。通販で物を買っても運ぶのは運転手だ。北海道は第一次産業の食品を中心に、広い北海道内やフェリーの貨物便で本州へ食べ物を届けている。トラックはあるけど運転手がいない。高齢化が進み、物の流通が滞っている。

そこで、解決策として、普通免許保持者で、いま失業中の人や苦しい生活を余儀なくされてる人へ、大型トラック免許を取得するために補助金を出す案を衆議院議員2人にメールを出してみた。アマゾンで頼んでもそれはヤマト運輸が運んでくるのだし、しかも運んでも2割以上は、不在が多く二度手間だ(この再配達をどう減らすか、仕組みを考えると新ビジネスになるだろう)過積載によるトラック横転事故発生や超過勤務防止で運輸省が運輸業界にいろいろ縛りを入れたのも痛い。

私の提案は簡単だ。(1)大型トラック免許取得希望者へ30万円補助(試験に落ちた場合は自己負担)(2)年齢は20歳~49歳の男女(3)過去に大きな事故を起こしていないこと。(学歴不問)。全国で1万人が受講してもたった30億円で済む。

助かるのは、①少しでも給与のいい仕事を探す人たち②運転手いなくて店じまいを考えてる運輸会社③食べ物を新鮮なうちに運びたい生産業者③少子化で入学者の少ない自動車学校④JAや食品や生産物業者⑤女性の運転手も増えていて、丁寧に仕事をしている。月に20万~50万円は稼げるみたいだ。いまはワンマンなトラック(荷物の上げ下ろしも一人でする)が多いので体力的に大変だと思うし、吹雪や峠の危険な道もあるので、命をすり減らす仕事かもしれない。

ドラエモンのどこでもドアはまだ開発されていないので、要運転手だ。自民と民主2名の衆議院議員に出して、自民の議員だけが次の日に下記の返信をしてきた。

 

この度は〇〇〇〇WEBサイトよりご意見を賜りありがとうございます。(〇〇は議員名)

トラック業界の運転手不足は私共も問題視しており、

若い方が即戦力となるよう中型免許の基準を緩和する道路交通法も衆議院にて可決したとこではございます。

しかし、労働基準法による勤務時間の厳格可による所得の減少など解決しなければならない問題も多く残っておりますので、〇〇様のご提言も参考にしながら人員の確保に向けて取り組んで参ります。

 

  1. 昔、デザインの仕事で悩んでいた頃『トラックの運転手は鼻歌でワッパ回していればいいから気楽でいいなぁ』と『トラック野郎』を羨んでいた事も。でもワンマンカーは、積荷の積み下ろしに体力を使う上に、長距離を過労運転などと考えれば誰にでも出来る仕事のように思っていたが、僕には勤まらないだろう。まして女性にはきつい仕事になるに違いない。流通のスムーズ化と失業者対策に大型車運転免許取得に助成金政策は賛成ですが、財源の問題と初心運転者事故防止策も同時に考えていかなければならないでしょう。安全面からは交通安全システムと安全な車両の改善が重要になると思います。車間距離を保って速度を一定にしながら前車のブレーキにも反応し、車線逸脱警告システムなどの環境整備も同時進行させなければ、きつい職種柄、人材確保が難しいと思います。勿論自動運転システムも研究され始めていますが、流通のスムーズ化には貢献できても失業対策にはなりませんからね。時代が進めば進むほど失業者も増える傾向にあるようにも思えますね。

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