スズメが軒下で子育て・・(小樽芸術村)
ニトリ家具が小樽芸術村をオープンさせたので7月末日にステンドグラスを見てきた。建物が小樽軟石(札幌軟石と同じで支笏湖を形成した樽前噴火でできた火山灰)で出来ていて、あちこちに外との隙間があってスズメが巣をつくっている。耳をそばだてるとチュンチュンという雛の声が聞こえてきた。巣を探したが見えず、残念であったが張り紙が面白いので載せた次第。スズメの寿命を調べるとほぼ3年から4年だ。小樽の倉庫街は海辺に面していてカモメや鳩も多いから、スズメたちも大変だろうが芸術村の館は安全地帯。伸び伸び育って欲しいものである。私の庭にも毎日、たくさんのスズメが来る。一番の目的は高さ2mのブルーベリー。多いときで10羽以上のスズメがパタパタ動いている。以前、スズメが街中からいなくなった事件をご存じだろうか?あれは一体なんだったのか?ミツバチも少なくなって蜂蜜が高くなっているとも。庭のバラに大量にやって来るアブラムシも少なくなった。木酢を一度も撒くことなく夏が終わった。どうしたのだろう虫たちは?モンシロチョウも少ない気がする。トンボやモンシロチョウには『彼らの通る道』があって、それに沿って飛ぶんだと読んだことがある。蝶を採集するときにその道を発見すれば簡単に採れるらしい。私も真似をして蝶が庭に来たら、動きを観察しているが、言われてみると道があるような気もする。自宅の上や左右が白鳥の渡る道筋で、夜中に彼らの声を聴くとパジャマ姿で外に出て、彼らを見送るのも楽しい。鳥も渡るコースがある。鳥や昆虫に道があるとすれば哺乳類にも道があるのだろうか?
昔の少年。
小樽にはたびたび行きますが、車で行くため、駐車場から遠くには余り行きませんから、芸術村の事は知りませんでした。先日も運河通りには行ったのですが、どの辺りなんでしょう。
seto
ホテルソーニァの手前です。ステンドグラスともう一つの美術館があります。駐車場も後ろにあるはずです。
坊主の孫。
最近ではスズメを庭のサクランボの樹で見ますが、数年前には全く姿を見ない時期がありましたね。最近思うのですが、虫類も一部を除いて少なくなりましたね。山に近い住宅地では夜になれば蛾が沢山いましたが、その蛾さえも少なくなってきました。秋の虫の鳴き声も、もうそろそろ聞こえてもよさそうですが?もう聞きましたか。
seto
駅から自宅まで8時ころに歩くとスズムシのかすかな鳴き声程度です。うるさいほど鳴いていません。気になるのはセミの声が団地の中から消えたことで、電柱や日本庭園にもいたのですがね。
昔の少年。
子供の頃は、蛍が群れ飛ぶ川の有る田舎で育ちましたから、都会に出た時には寂しかったですね。休日には水を求めて川の畔に出かけましたが、濁った川は異臭さえしていました。そんな或る夏に都心から電車で一時間ほどのところに下宿を探したのですが、坂道を上ると、セミが鳴いて、カエルの声まで聞こえてホッとしたものです。つい木陰で寝そべって昼寝してしまいました。空気が澄んでいて気持ちよかったですね。幾ら便利が良くても都心には住めません。
seto
私も、夏休みは母の実家で親戚の小学生が10人以上集まって過ごしました。高校生だった叔父が私たちを連れてホタルの飛ぶ水田や近くの川へ連れていってくれました。生涯残るいい思い出をくれました。ハチに刺されたりすることはありますが、自然の中にいると落ち着きます、私は。