先日、知人の神官を訪ねたら「たったいま隣町から幽霊の除霊をしてくれないか頼まれた」と教えてくれた。安倍清明ではあるまいし、なんですかそれって?言葉を返したら、「最近、札幌からも何人か除霊するにはここの神社(出雲三神教会・恵庭)しかないと言われてきた人がいて、除霊(祝詞を上げるのか何をしているのか分からないが)されて、大喜びで帰ったというのだ。

「いくらで請け負うの?」「5千円だ」「安過ぎない?」と私。「せめて1万円は取らないと、霊があなたに憑りつく危険もあるわけだし(笑い)、リスクもあるのでもっと高い方がいいのでは」と私も悪乗りしてしまった。神官に憑りついた霊はどうやって取るの?また、別な神官を呼ぶのか?まったく純然たる商売と考えて割り切ればいい。御朱印ブームで300円で印を押すより儲かる商売だ。彼は札幌では知る人ぞ知る、知らない人は全く知らないその道の先生である。歩道で占いをしている占い師に「占いの講義をしていて」教授と呼ばれているので、この筋から紹介されている気配はある。

幽霊とはいわないまでも、金縛りとか霊が憑りつく体質だとか日常会話でも平気で霊的な単語は出てくる。太古の世から霊媒師はいたので、職業としては古い。現代でも生業としてあってもおかしくはないし、「幽霊が出て困ってる人がいる」と現実をまず認めて、次にどうして助けるかと思考を持っていきたい。最初から幽霊の存在を否定する観念は捨てて、それは妄想かもしれないし、心的な現象かもしれない。意外や幽霊は100%いると証明される日が来るかもしれない。

ここはひとつ体験者を優先して、その霊(幽霊と同じ?)を除霊するには、どういう文言が有効なのか?出てくる幽霊によって祝詞が違うのか同じなのか?彼に聞くと「そんな除霊の文言集はない」とは言うが、実は隠れてあったりするかもしれない。

しかし、亡くなった故人で毎日出てきて欲しい人もいるわけだから、除霊よりも霊を集めてその霊に身を沈めたい人も多いと思う。突然の愛児の死とか家族の死で気が失いそうになる人に故人の霊がずっと長く寄り添って欲しい人などだ。現代は除霊より恐山のイタコ的な人が求められているかもしれない。除霊より集霊である。後日、この1件の幽霊を除霊した神官の方法とその結果を「除霊の報告」とするのでご期待ください。

  1. 高校生の寮生活で、休日の昼下がりに部屋(相部屋)で寝ている時に初めて金縛りを経験しました。すぐ隣は織物工場で織機の騒音もハンパなく、窓を開け放った明るい部屋も見えているのに起き上がれないし、起きようとすればするほど耳鳴りが大きく成り強く押さえつけられるようになりました。暫くの苦闘の末、解き放されましたが、これが金縛りか?と知りました。原因は?果たして何だったのでしょう。その後、大阪での一人暮らしは、土塀の有る古いお屋敷町での下宿でした。お婆ちゃんしか住んでいませんでしたが、深夜寝ていると廊下からの入り口の襖の取っ手が外れた穴から人の気配がしました。そのうちに襖が開いて枕元に人の気配がしましたが金縛りで起き上がれませんでした。開放されるまで何度も脱出を試みましたが、身体全体が硬直して駄目でした。そんな金縛りの体験は何度もあります。

    • 私は小学校時代に金縛りに遭いました。胸の上に大きな石を乗せられたようで身動きでいませんでした。背の高い男と太ったちびっこが私の胸で場所取り争いを始めて数分金縛りです。これって、風邪をひいて体温が上がると例の二人が出てきました。いつしか出てこなくなりました。

  2. 幽体離脱なんてウソだと思っていましたが、中古住宅を購入して暫くした或る日、忙しく徹夜までした時代でしたが、深夜に床に就いて間もなく、掛布団と私が一緒に浮いたのです。不思議に思ってそっと手を背中の下に持って行くと確かに30センチほど浮いているのが確認できました。更に、掛布団を通して私の身体から白い煙のような糸のようなものが無数に昇って行きました。そればかりかその細い煙のようなものを目で追うと、天井にも壁にも白いところには、縦書きのお経のような文字がびっしり現れました。怖くなって家族にも不思議な現象を見せようと必死に叫ぶのですが届きません。身体が浮いた事を確かめた腕は動いたのに、起き上がる事は出来ませんでした。金縛りと幽体離脱と不思議な煙と文字をいっぺんに体験しました。新築に引っ越した先でも暫くして何度か同じ現象を体験しましたが、当初はお経のような文字を詠んだら死ぬと思い込んでいたのでうつろな状態の中でも決して読まないようにしていたのですが、今度は次第に興味が湧いて来て、お経のような文字を何とか読みたい念に駆られました。むしろあのような状態を楽しむようになったのです。そして金縛り状態からの脱出方法も編み出しました。その後は身体こそ浮かなくなりましたが、あの不思議な現象を期待までに変わりました。

    • 今回、その経験を書いて再確認をしたのですね。幽体離脱や不思議な現象は住む家ではなくて、坊主の孫さん自身に生じていることでしょうね。ぜひわかれば報告ください。神官に用事があればいつでも紹介します。

  3. 以前住んで居た高台の住宅の数百メートル先に魔の家がありました。何でも惨殺事件があったそうです。心霊スポット地図にも掲載されていました。そこは住人が変わるたびに逃げ出すのです。或る時それを知ってか仲間を呼んで麻雀をしていたそうですが、どこかから声がして皆逃げ出したそうです。その後は借り手も無くなり、更地にして今では石垣と塀だけを残して砂利を敷いた空き地のようになってクルマの駐車場?のようになっていますが、知らない人たちのクルマだと思いますし駐車料金なども無いからなのかも知れません。ところがそんな事を知ってか知らずか、すぐ隣に一段高く見下ろすように新築の家が建ちました。若い夫婦と子供たちが住んでいました。私たちは引っ越しましたが、近所に住む人以外、知らない話なのでしょう。道路を挟んで、その数十メートル先にも幽霊屋敷がありました。クワバラ~クワバラ~。

    • 私の2軒隣が隣町のゴミ処理場で殺されて死体が埋められていた女性社長の家です。売りに出されて道東から引っ越してきた家族がありました。相当、安い買い物みたいでしたが、リフォームして今でも住んでいます。「何か出ませんか?」と聞きたいのですが、同じ町内ゆえ聞けません。不動産会社は神官とつながるといいかもしれません。効果あればの話ですが。

  4. 息子は幽霊が大好きです。幼いころから私に霊感スポットや幽霊屋敷に連れて行ってと言って、よく夜中にクルマで出かけました。怖いのでしょうが、見たいとか体験したい方が先に立っていたのでしょう。当時封切りのゾンビの映画も二人で活きましたが、彼は喜んで観ていましたが、僕はロビーで休んでいました。

    • 幽霊屋敷や札幌の心霊地図が出版されていて、それを目指して若者が夜、ドライブをしてましたね。有名なのは千歳線新札幌手前の自宅。いまは誰も住んでおらず、しかし、持主がいました。そこで若者たちはジンギスカンを食べたり、騒いでいたので近隣から苦情。持ち主は金網を張り、警備会社に通報できるよう防犯カメラを設置してます。「ここは幽霊屋敷ではありません」とも書いています。私も子供たちとドライブするときにここを通り、「ここが有名なお化けの出る家で・・」とアナウンスするので当時の若者の意識と大差ないですね。

  5. ゼロ戦パイロットの弟。

    北海道神宮に厄払いは行ったことがあります。神宮には願い事をしに行ったり、仕事面などで精神的に落ち込んだ時に一人で出かけてお祈りをして来ます。お賽銭は大抵の場合45円です。「始終ご縁がありますように」と柏手を打ちます。200円おみくじも必ず引きます。大吉が出た時には持ち帰り、その他の場合は境内に結んできます。昔、独立した時に、市内の或る神社で友人とお参りがてらにおみくじを引いたら何と「大凶」を引いてしまいました。あの頃はどん底の暮らしに近かったので、それ以上落ち込む事も無かったですが。お参りにも作法があるので、神道の友人から教えて貰います。ただ祝詞だけは何度聞いても覚えられません。今度スマホで録音してみようかと思っています。北海道神宮も最近ではパワースポットとかで中国人観光客が大声で騒ぐので、なかなか厳粛な気持ちになれません。彼ら彼女らへ、せめて作法だけでもお手本にされるよう心掛けています。

    • 私は北海道神宮へは行ったことがありませんし、宮司という職も何かうさんくさくて信用できないですね。とりあえず、自宅に神棚は置いてはありますが、正月に手を合わせる程度です。照れくさいのです。小さなころから神棚や仏壇のない家族でしたから(両親は次男・次女)私に限らず兄と妹も、作法に戸惑いを持って生きてきたのではと思います。家庭の習慣の怖さや良さを感じます。妻は神棚が昔からあって(商家であったので)手を合わせたり、お願い事をしていて、いまのところすべて夫選び以外は成功していると申しておりました。

  6. ホランペッター。

    クルマを購入すると神社で厄払いをする人も多いですね。僕は中古車も含めて10数台乗り継いできましたが、未だ一度も厄払いをしたことはありません。事故や交通違反は時々ありますが、貰い事故以外はすべて自分のせいですから、神様の手を煩わせる前に自分で反省して安全運転を心がけるしかありませんからね。でも交通安全のお守りはポケットに小さなものを一つとキーに一つ、車のダッシュボード内に一つ入れています。交通違反の場合は青切符を折りたたんでダッシュボード内のお守りの中に入れて反省材料にしています。お正月のどんど焼きに燃やして、また新しい交通安全お守りに変えるのです。僕の厄払い方法ですね。

    • ことしに入って車で4回つかまってます。免許証をお祓いできるとこ知りませんか?一時停止が短過ぎるで1回、50キロ制限の国道で67キロ2回、高速道路で後ろの席ノンンシートベルトで1回です。3万6千円の罰金でしたが、むなしい金。自分で反省ですかね。車がなければこんな事案に遭遇しないのですがね。家も車もなければ心配事は減るのですがね。私たちは「物を持っている」というより、いつのまにか「物から管理されている」「その管理の責任がある」「そのためにお金を使え」という消費社会に緊縛されてしまっていて、それこそ「金(かな)縛り」ならぬ「金(かね)縛り」状態ですか(笑い)

  7. 霊感?と言ってよいのか?単なる疲れた時の精神の病なのか?定かではありませんが、母の葬儀や仕事での責任など疲れる年代は誰にでもあると思います。そんな大変な時期でしたが、大阪出張の帰りに妻の実家の半島の突端にある旅館に泊まりました。冬直前の浜の旅館は客も無く、大きな部屋に私一人で就寝しました。すると夜中に欄間に掛かった水墨画に鮮やかな色彩が現れました。薄暗い部屋の中で今度は襖を貼った紙からも蛍光色のような鮮やかな色彩が現れました。身体は金縛り状態でした。朝起きて義母に話すと驚いていました。精神的に疲れていた事が引き金になったのだと思いますね。そんな経験は二度ほどありました。

    • 疲れていたときに出やすい心的現象らしいです。霊感体質なのかもしれません。坊主のお孫さんです。キリスト教でも夢に現れたキリストもたくさんあって、その霊感を信じて次の自分の人生を決める(変えていく)人が多いですね。後々、聖人とされたり聖女となって崇められるという不思議な制度をカトリックは構築しました。偶像崇拝をあれほど嫌った「イエスの教え」をカトリックは裏切ってるわけですね。霊感は万国共通ということを言いたかっただけです。

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