コーヒーブレイク(コロナ発生ほか)
1)私の住む団地にある専門学校で生徒と非常勤講師にコロナ陽性反応が出たと九州在住の娘から電話があった。私の自宅は学校と同じ町内にあり、驚いた。近所の床屋さんに嫁いだ娘の同級生からメールが来たという。予約していた学生から『学校で2名のコロナ患者が出て、自宅待機の指示で出れないので予約を中止したい』と連絡が入った。9月29日(火)に判明して私が知ったのは10月3日(土)、床屋さんから娘にメールがなければ何も知らずに経過するところであった。学校のHPを見ると学長から職員と生徒へ向けた文書が2通書かれていて、休校する旨の連絡であった。10月9日現在でも、近所に住む高齢者は誰もこのニュースを知らない。足元のニュースが伝わらないのだ。コロナだから伝えないのだろうか。静かな団地でパニックが起きないよう市と学校当局で話し合いが持たれたのかもしれない。以前、市内で発生したコロナ患者の自宅前のゴミ袋は回収しないでそのままにしておくよう指示が出ていたと噂も聞いた。現場のゴミ収集をする人たちから出た話だ。専門学校の近くにスーパーや市立図書館もあるから微妙だし、非常勤講師はほぼ札幌から通勤しているのでJR電車ではどうだったのかと詮索したくなるが、これを追い求めるとキリがない。札幌から通う学生も多いから今後札幌で増える可能性がある。
2)10月7日、自宅にIDカードを下げた身なりの悪い関西弁風のヤンキーな若者が現れた。『お宅、NTT回線を使ってますよね。無線ランのこの器機を使ってませんか?』と無線機種のカラー写真を出して『いま最新の器機に無料交換させてもらってるんですよ』『うちはauひかりで、速度や接続に何も問題ないので結構です』『無料なのに変わったお父さんだ』と言われた。隣へ電話すると『こちらは北電関連でメーター云々でドアホンを何度も鳴らしていたが一切出なかった。後で交番に電話しておきます』。老人人口の多い団地なので被害がなければいいが、こういう職種や仕事になぜ彼らは選んだのか?非正規雇用や失業者が日々増えている。雇用不安はいずれ社会不安になって跳ね返り、家庭や地域社会に事件を発生させる。自宅の固定電話にも、ひかり通信やリサイクル品はないか、葬儀屋の会員勧誘電話、銀行と提携した損害保険案内ばかりだ。雑踏から電話をかけてくる人もいる。労働の意味を再考しないと、半分詐欺師商売、100%の詐欺師労働になってしまう。無料に慣れてしまっているが実はそれが後で高くつく。こちらの氏名や電話番号やアドレスを相手に知らせて、その代償に無料サービスを受けているんだと再認識したい。