サケの稚魚を2匹放流してきた
4月5日に千歳にあるサケ科学館に行ってきた。水槽のバックヤード探険が午前11時からあるので参加してきた。動物園の飼育の裏側や夜の動物園探険など全国の施設はアイディアを持ち寄り、ファミリーや子供たちが強く関心を持てるような工夫がされている。春休みでもあるし人気行事だ。昨年、インディアン水車を遡上したサケは昨年12月9日時点で338,082匹、2019年は25,8945匹、2018年は139,210匹だ。2012年に422,517匹を出して以来の遡上数だ毎年、千歳サケマス孵化場で育て放流した稚魚が遡上するのは,3年後、良くて1%、100匹でせいぜい1匹。家族で8匹を放流した、元気に戻ってきてほしいが、戻るのは3年後だが1年で戻ってくるのは鮭児(けいじ)と言って1匹数万円する超美味な鮭だ。一度だけ釧路で仕事をしていた人から4切れもらった。「なんだ、この味は!」というくらいに美味い。どんな高級な肉より美味いかもしれない。といっても食べたことがある牛は神戸牛と伊万里牛だけだけど。
水槽のバックヤードの話に戻ると、配管が。複雑に蛇行している。水槽の水をたえず回してはろ過して汚れを取るプールがあり、水を循環させている。施設はすべて電気で動いているが、2018年9月6日の胆振東部地震で起きた全道のブラックアウトでは、非常用電源が作動して(東洋電機製造であった)、1匹の死者が出たが翌日から営業ができたと説明員は胸を張っていた。電源消失は魚にとって致命的である。人間にとってもそうだ。所詮動物や魚と生き物においては全く変わらない生物であるからね。しかし、魚たちはここにいなければ、川の中にいて電源関係なく暮らせたのでしょうね。魚たちの餌のためにバックヤードではコオロギも飼育されていた。大型のカエルの餌に飼っている。
バックヤードで水槽の15センチ内外のサケの水槽にもえさやり仕事もやってきた。プールの天井から投げ入れるとサケの幼魚が口を開けて迫ってきたのは圧巻だった。
昔の少年。
鮭の放流はしたことが有りません。インディアン水車の所の千歳水族館には千歳市の仕事をしていた昔に行ったきりですが、今も健在なんですね。自然の川底を見れる水族館は珍しいですね。私の田舎では毎年春先に鮎の放流があります。トラックに積まれた大型水槽に琵琶湖で孵化した稚魚が沢山入っていて、上流の我が故郷で放流するのです。トラックが去った後に悪ガキの我々は日本手ぬぐいを使ってアユの稚魚を救って呑み込みます。泳ぎが上手になりますようにと。田舎の清流の岩苔を餌に、鮎は夏には大きくなって今度は遠路はるばるやって来る釣り人達に釣り上げられます。わずかに残ったアユは卵を産み川で逞しく育って大きな天然アユになります。水中眼鏡をかけて川に潜ってアユの泳ぐ姿を見ると鮭に似ています。
seto
サケと鮎は似ていますね。アユの稚魚を飲み込むとは!泳ぎが上手になりましたか?私は全然、ダメです、恥ずかしい。千歳川の川底をガラス越しにいまでも見れますよ。枯れ葉がたくさん流れていますが、ウグイが泳いでいました。まだ水が冷たい(支笏湖から流れているので)ので魚は少ない。支笏湖でもアユ料理なかったかな?