本当にあった医学論文

「本当にあった医学論文」を図書館より借りられたので表題のみ羅列させていただきます。著者は国立病院機構近畿中央胸部疾患センター内科 倉原優。回答があったほうがいいものについて(  )内で書きました。

第1章 驚きの症例を紹介する●第二次世界大戦の弾丸が70年も心臓に残っていた。(ロシア兵に撃たれたが偶然発見、除去できた)●まさか!の肛門の異物→(牛の角、世界で4例報告ある)●206発の弾丸を食べた人(統合失調症の人で10日間、胃の洗浄で出す)●クレゾールで足湯をするとどうなる?(水虫対策で入れたが中毒で尿が黒くなる)●ハネムーン喘息(初夜の緊張と性行為のストレスが相乗して起こるケースあり)●コメディー番組の見過ぎは痙攣のもと!?●体温13.7Cの状態から生還した女性●室内での落雷事故●魚が耳に刺さった(ダツという針のようにとがった魚がいる)●醤油の一気飲みで血清ナトリウム値が196mEq/L 

第2章 都市伝説を検証する●「大腸ガス爆発」の都市伝説を検証する(20例の報告あって1名死亡)●床に落ちた食べ物は安全か?15秒ルールの妥当性●コーラは骨を溶かす?(コーラにあるリン酸が骨に影響すると言われてるがリンの摂取は少なく、関係ない、むしろ糖尿病注意です)●逆子は遺伝する?●ロックが好きな青少年は非行に走りやすい?(少しある程度)●指の関節を鳴らし過ぎると関節炎になる(ならない)●電子機器は精子の運動性を低下させる(膝にノートパソコンを置く姿勢は精子に良くないらしい。精子の運動率が膝の場合約68%、パソコン置かない場合約81%。ノートやタブレットは膝や生殖器のそばに置かないで)●ジェットコースターのドキドキは恋愛を成就させる 

第3章 ふとした疑問を解き明かす●ハリーポッターの頭痛を真面目に診断●魚を食べないと、胎児の知能が低くなる?●規則正しい睡眠をとらなければ子供の成績は落ちる?●ピアノを学ぶ生徒が手の障害を訴える割合は?●地下鉄事故の死亡の半数が自殺、1.9%が他殺 (NYの統計。50人に1名他殺。自殺患者から多く抗うつ薬が検出。事故死からはコカインとアルコールが出ている)

第4章 日常生活を彩どる ●笑いは免疫力を高めるかもしれない(笑いに悪影響はないと言う程度)●過度な休憩をとった方が長くカラオケを楽しめる(適度な飲水と声休めが必要)●歌は言語習得に役立つか?●テレビの見過ぎは寿命を縮めるかもしれない(寿命には関係ないが、テレビの付けっ放しはやめよう)●テレビの視聴時間が長い子供は親への愛情が希薄になる?●鼻毛が長いと気管支ぜんそくになりにくい!?●ストレスの多い男性はふくよかな女性が好き(そういう統計がある。飢餓状態ではふくよかさを好む)●ストレスの多い女性は魅力的ではない?●配偶者が入院すると死亡リスクが上昇する●グラスの形で飲酒のペースが変わる(ストレートグラスがカーブドグラスより飲酒スピードが60%遅い)●ギャンブルと心拍数の関係●ネクタイは医学的によくない(きつく締めなければ脳血管などに影響はない)●加齢臭で年齢を当てることができる!?(中年が一番不快な匂いを発する、高齢者や若年性は体臭の不快度低い)

第5章 クスリにまつわる ●人種差別を減少させる薬が存在する(真実は闇の中)●ゴキブリの抽出物ががんに効く●浮気は医学的に予防できる(浮気防止ホルモンオキシトシンのことだが。浮気が治療が必要な病気なのかどうかから議論を)●薬物におぼれた麻酔科医は現場に復帰してもよいか?(実際、現場復帰している)

第6章 運動とスポーツ ●サッカーのヘディングは脳白質にダメージを与える?(1年間で2千回を超えないのなら大丈夫)●新しいスキー用品を買うとケガをしやすくなる●看護師が太極拳を習うと仕事の生産性がアップする!?●バンジージャンプで眼から出血(網膜の血管内圧が上昇するので医師は勧めないスポーツだ)

第6章 ニッポン発 ●餅を噛まずに飲み込むとイレウス(腸閉塞)になるかもしれない●桜島の火山灰が肺に与える影響●走行距離の多いタクシー運転手は腰痛持ちが多い。

第7章 明日から臨床に役立つかも ●朝食を抜くと冠動脈疾患のリスクが上昇する●スマホとガラケー、コンタミネーション(病原菌感染)のリスクが高いのはどっち?(スマホが非スマホより高い。病棟で医療用デバイスの使用は控えた方がよいかも)●ヨガは肺結核の治癒を早める?●虐待を受けている認知症患者は多い●犬は尿・便のニオイでがんを診断できる(がん探知犬育成センターで活躍している)

  1. 中には「どうして?」と驚く病状もあるものですね。この中でもパソコンですが、初期の頃は「ラップトップ」と言っていました。つまり膝の上で操作するコンピュータですね。膝の上や生殖器に近い所での作業は余り芳しくなさそうですね。一時、携帯電話も左の胸のポケットなどに入れると心臓に良くないとも言われていましたね。最近ではノートパソコンも膝の上での操作は余りしない傾向にありますし、スマホも大型になって、皆んな持ち歩いていますが胸のポケットに入れる人は少なくなりました。ペースメーカーを入れている人のそばでの携帯電話はダメと言っていましたが、今はさほど言われなくなりました。しかしいずれにしても無線電波は身体には良くなさそうですね。

    • 電子レンジがでたとき、イギリスの小児科医が使用禁止を出しました。いまでもレンジの近くに近寄らないようにしています。高圧電線の下の土地が安いのは、電線から発生する電磁波に家がさらされて白血病やガンの発生率が高くなるという医学上の危険リスクのためですね。太陽からの電磁波は、ヴァンアレンタイ層で防がれていますが。

  2. 「笑い」は、その場で一瞬でも、嫌な事や日常の大変さを忘れさせる効果がありますから、馬鹿笑いでも、ちょっとしたダジャレやジョークでも毎日楽しめた方がいいですね。毎日毎日しかめっ面ばかりでは周りの人たちも気を使いますし、気分も良くありませんね。その点、いつもニコニコ「笑顔が素敵な人」に遭うたびにホッとしますね。そんな人と少しでも長い時間を過ごせたらいいですね。

    • 嫌味のない笑いをつくるには、相当な訓練と社会修行が必要ですね。自分のダメなところをさらけ出すと,場はなごみますが、それを利用して噂をまき散らす輩が多い世の中で、現代人は口が重く、口の軽い人を警戒しますね。それが続くと重苦しい社会となり、うつ病やネット依存、おひとり様が増えて会話術は進展しません。笑わない門には福は来ませんね。

  3. 反省なら猿でもできる。

    オーストリア製の真新しいスキーを買って肩に担いで、喜び勇んで初めての手稲山ロープウエイのゴンドラで山頂まで行き、冬季オリンピックの女子大回転コースを滑降し始めました。「オリンピック?女子のコースって?こんな簡単な緩斜面だったんだ?」と加速の為のスケーティングをして勢いよく滑走。次の瞬間!目の前のゲレンデ斜面が無くなり身体が宙に浮いてしまいました。何とそこからの急斜面は斜度27度で急なダウンスロープだったのです。何とか着地しエッジングでブレーキを掛けて倒れ込みましたが真竹で作られた柵にスキーごと激突!ようやく止まりました。大したケガも無く済みましたが、斜面の下を見てゾッとしました。今度はその斜面をエッジングでゆっくり降りました。新しいスキーは2mもある長尺で、やや重く、十分にコントロールしきれませんでした。女子は女子でもさすがオリンピック女子は違うものだと脱帽したものです。危うく大ケガするところでした。
    スキーに限らず、クルマだって新しいモノは気分が高揚しますから、確かに注意力が散漫になりますね。

    • 中学生のとき手稲オリンピアの第一ゲレンデを直滑降で降り、ブレーキできず、山小屋に激突したことがあります。以来、スキーはこりごり。さらにリフトで登るとき、最後に自分のスキーを上げなければいけないのを忘れて、スキーが下に入り込み、倒れました。骨折するところでした。スケートも転んでばかり、まったく冬のスポーツゼロの道産子です。特に私の年代は貧しい人が多くてスキーは贅沢品でした。

  4. 犬の嗅覚は桁違いに優れているらしいですね。警察犬や麻薬捜査犬、人命救助犬など犬の活躍は凄いですね。ですからガンを嗅ぎ分けるのもうなずけますね。ガンと言えば実際にセンチュウなる虫ががん細胞に群がる習性を医学でも利用して判断していますから、犬や虫の方が、或る才能については人間よりはるかに優れていると言う事ですね。

    • 臭覚は、私も効きます。全身から匂う怪しいにおい、悪いことを考えいる人間もクンクンにおいます。これは犬の話と違うわだいですね。ガン細胞が匂いを出しているとすば虫で探せるかもしれません。研究したほうがいいですね。

  5. ゴキブリの抽出物がガンに効くとは?大阪に居た時は特大ゴキブリが沢山居ました。何故か気味悪いのはベタベタしていて真っ黒い身体で這いずり回る習性ですね。一度は玄関の靴に入っている事を知らずに靴を履いた途端に足の裏でムズムズ動きだして飛び上がった事がありました。あんな厄介者がガンに有効なら、もっと大量に育てて見たらどうでしょうか。繁殖力は凄いですから。

    • 抗がん剤が身近な植物や動物や虫やウィルス、細菌などあるかもしれません。私は昨年1月から、週に3回4回とJRで札幌往復しても全くコロナを寄せ付けないからだ。非常事態宣言したら、特に札幌に行きたくなります。人々や町を観察するには絶好の機会でもあります。こういう事件に遭遇する幸運に感謝です。自分の体を分析してみると「何かコロナが嫌がる成分なり虫、細菌や脳の働き、血液、毎日飲んでいる心臓と糖尿の薬」に、新型コロナウィルスが固着したくないものがあるかもしれません。私が市民の中のゴキブリなのかもしれません。

  6. ホランペッター。

    油断大敵ですよ。我が娘と言っても大人ですが、先々週末に友人のお子さんを4人自宅に招いてお寿司で御馳走しました。その後体調がおかしくなって先週末に保健所から濃厚接触者との連絡で早速ドライブスルー形式の唾液PCR検査をし、翌日の日曜には陽性の連絡が。今週から会社を休んで自宅で閉じこもっています。熱と吐き気と咳で食べるもの全てがしょっぱかったり苦かったりで食欲も出ず寝込んでいる様です。酸素濃度も95以下に下がっているらしいです。昨日、札幌市から支援物資の缶詰等の段ボール3箱届いたそうです。しかし食事の支度もする気が起きない倦怠感らしいですから、レトルトのお粥やサンドイッチや果物の缶詰や野菜ジュース一箱、食パンも。喉がカラカラらしいのでポカリスエットの2Lx6本入り段ポール2箱、冷えピタ、ティッシュ、除菌ティッシュなどを接触しない様に玄関の外に置いてLINEで連絡しています。文字情報だけのやり取りでは元気そうに感じていたのですが電話をすると、かすれ声で相当参っている様子です。子供たちにも感染拡大していますから絶対に油断は禁物です。

    • いまはだいぶ良くなったのですか?私の身近には陽性患者いないのでなんとも言えませんが、ワクチン接種仕事をしていた大学生のお母さんが陽性だということで自宅へ帰った事件がありました。彼女はとりあえず2回接種済ですが。私の横にも来ていたので瞬間的にドキッとしました。おかげで以降、誰も出ていません。接種会場は二日で1000人集まります。そのために椅子や籠、ホルダー、うちわなど全部消毒しますが、大変な作業です。副反応も出て、自分では大丈夫と思っても20分後「具合が悪い」と戻ってくる人もいました。すぐに静養室へ入り、医師と看護師が手当てしました。本来、自宅での静養は無茶です。昨年1月半ばからコロナ患者出ていて、札幌市でのコロナ会議を傍聴してました。専門のコロナ病棟病院をつくる提案も出ていましたよ。PCR検査は驚くべき少なさ(1日12件、それも唾液を東京の感染研へ送ってたのですよ)。

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