街中でも、クリスマスらしさや正月らしさがだんだん失われています。
コロナのせいとかではなく、店や企業の中に、本心から季節行事が楽しみだという
人がいなくなったのでしょう。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」と
言ったのは上杉鷹山だったと思いますが、
店が率先して楽しんでおらず、儲かるならやる程度の意識だと、
次第に寒々しいものになるのだろうと思います。

伝統がすたれているなら、その隙をついて、赤いサンタを定着させたコカコーラのような
大胆なキャンペーンをする企業があってもいいような気はします。
文化を生み出すのは企業の役目で、お役所には無理ですからね。

以上のメールが12月30日にあった。12月はクリスマス以前から毎日のように出かけて買い物を楽しんでいた私は、町内の商店街はクリスマスなら店の前をもっと電飾で盛り上げていたが、少なくなった。昨年から新型コロナの余波で「行事中止」が相次いで、子供たちにハローウィンファッションで来たらお菓子を上げるイベントもなくなり、可愛い声が消えてしまった。

札幌豊平川夏の風物詩イカダ下りも札幌っ子が発想して始めた楽しい行事だ。素人が集まればこんな楽しいイベントに早変わりする。「こんなことがあったらな」という思いを具現化する個人とそれをサポートする企業がたくさん欲しい。全国のハーレーダビットソン所有者を集合させ、札幌市内の決められたコースをゆっくり行進するだけで楽しくなるし、30歳のとき「花のトラック大行進」も考えた。富山の「風の盆」を道庁前の広場で踊ってもらうべく、私は富山県人会とスケジュール調整して、20人の踊り手で概算を出してOKもらった。雨が降れば駅地下歩行空間へ日生ビルから降りるプランを書いた。三井不動産とニッセイにプレゼしたが金集まらず。よさこいソーランと全く違う踊りを札幌市民に見せたかったのである。身近に風の盆を踊れる貴重な男の人がいて、相談したら、「風の盆」の本物は凄い、感動すると太鼓判であったのに残念であった。今ならニトリにプレゼしたら、ニトリでイベントできるかもしれない。お金持ちが多い富山県人だし。コロナが収束すればプレゼできるアイディアを山のように作っておきたいものである。子供たちのために。小さなイベントこつこつと。

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