馴染みの米屋さんで10キロ800円のくず米が、ある米屋さんで1100円、これから取りに行く千歳の米屋さんが880円だ。もちろん庭にやってくるスズメたちの餌として1日4回はエサ台に置く。パン屋さんの耳パンは無料でもらえるが、細かく切る作業に指が痛くなる。雪が降ると、まずはスズメのエサ台の除雪を優先。人間の道はその後でいい。ブルーベリーの木にスズメたちがエサを待っている。何もないときは、自分たちが食べる高いお米を置いたこともある。最近、カラスと猫もやってくる。猛烈に食べるヒヨドリはどこかに渡っていった。生き物は皆可愛い。コメがなくなったら「くず米」を焚いて食べようかと妻と冗談を言い合う。普通なコメ五キロあれば1ヵ月半は大丈夫な老夫婦だ。減反政策や農業後継者をきちんと作り、国産の農業を100%目指さず、商社の農産物部に依存して安く仕入れるコスパ第一の政府の政治の失敗である。農業に税金を投入するのはヨーロッパで当たり前。フランスもドイツも農業国。農業の安定しない国はいずれ滅びる。加えて地震や災害や洪水の多い日本であればなおさらだ。商社に農業産物の輸入量を減らす対策をしていかないと、船便を使って、北海道の牛乳やミルクや畜産もアメリカの飼料穀物で作られていることをしかと認識しよう。

  1. 肥沃な土の田畑が有れば稲穂や野菜が、川や海が有れば魚貝も育ち、我々人間や自然界の鳥や虫たちも潤いますね。しかし農山村は高齢者ばかりで後継者が育って居ない現状ですから、このままでは農産・海産物もやがては無くなりスーパーやコンビニには海外産のものばかりが並びそうですね。いや?最早その兆候は顕著ですね。今回の米不足・米価高騰による騒動にも似た現象は起きて当然ですね。都会一極集中の無意味な時代はあらゆる弊害をもたらしていますが、地方分散はお題目だけで一向に改善の兆しが見られませんね。地方の雇用が増えれば解決する事ですが民間企業に頼るだけでは改革のスピードは北海道新幹線札幌伸長よろしく何時になるのかさえも見えません。外国企業も動き出して居ますが、果たして我が国の国益や国民の為の開発かどうかは疑問ですね。これまでの汚れるイメージの第一次産業を近代化する事で若い人材を地方都市に定着させる事が大きな課題でしょうね。

    • 肥沃かどうかはわかりませんが、団地の外を走ると休耕地がたくさんあります。きれいな芸術品のような畑の色もありますが、全国がこういう畑と労働者に埋もれていれば、最低生きて食べていけるのですが、もったないことです。私はせいぜいシソやナスやカボチャを植える程度ですが、作物をつくる営みの真似事をしてますが、アパートやマンションに住むとせいぜいベランダで作る程度で、すべて食べ物は「金」で買って食べることが小さなころから習慣化して、作る大変さと生きることに安全弁をつける農業や漁業、里山の大事さを教えたいものです。スズメが子供を産んで小さなスズメたちが庭に押し寄せてきてくず米ばかり消費する我が家です。バラが咲きだしました。草取りも大変でした。

  2. 人間様だけでなく、野鳥も食料危機になりそうですね。減反政策のツケが洗われはじめましたね。今から増反にと畑地を水田に切り替えたり、休遊地を転換する農家も出始めましたが、しかし簡単な切り替え作業ではなく、しかも相当の費用負担らしいです。農家も最近では農協オンリーでも無く自由販売をするところが増えているようですね。我が家も農家から一度に5kg米を10袋づつ購入して自立している娘などにも上げています。勿論スーパーやコンビニより遥かに安価ですよ。

    • 農家から直接購入者は多いです。安いと言ってました。老夫婦なので米そのものは5キロで1カ月半以上持ちます。コメは苗床をつくるのが過激な作業で腰を痛める(中腰で作業するから)と言ってました。稲穂に行くまでの作業が半端ではありません。知り合いの農家の主人と話すと米は自分の家だけのためだけ、あとはすべてジャガイモだと、いまはアスパラガスをつくってるはずです。

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