5月25日、朝から雨降るが年に2回の本のリサイクル市を決行。10時から開催するが、本を並べる作業が大変。老齢に鞭打ってジャンル別に長テーブルに並べる。当日だけのボランティアがいないと相当きつい作業だ。以前は学生のボランティアがいたがいなくなった、寂しい限りだが、女性の館長や司書たちが頑張ってくれて午前10時に間に合う。やれやれ。イベントは段取りが7割出来れば成功。売り上げがどうあれ午前10時の時点で成功を確信した。傘を差した市民も続々集まってきた。あとは流れに身を任せるだけ。中央公論の世界の名著が全巻集まってきたので、試験的に並べてみた。私は美術担当だがこういう思想的なものは積極的に扱っている。昼近くになって若者(30代)が、マルクスはじめどんどん買っていく。プラトンの話をしたり、キケロ「老年について」も知っていて嬉しくなった。立花隆が晩年でNHKの職員にキケロは面白いと断言していたことや、ギリシャ以前の哲学書(岩波書店)が道立図書館にある旨話をした。さらに老女が「老子」を買っていった。車椅子に乗せられて黙って買っていったのにも感動した。さらに10冊買っていった80代の人、「勉強をしないと」と言われた。「どこまでわかるか」とも。向学心を失わない人も多い。大型書店に行くと、固い本が並んでいて行きにくいものだが、美術や歌麿の本の中に埋もれると、思想書も平板になり手に取りやすくなるのかもしれない。イベントは終わった後の撤収作業が大変。売れ残った本を元に戻す。ケガも多いから注意したい。

5月26日は札幌へ新しいメガネを取りに行く。一挙に4本作る。レンズだけを変えるより安いことがわかった。昨年作ったメガネも1年経過すれば左目が狂っていた。マイカーを左折するとき左手に乗り上げることがある。原因は私の運転技術の下手さと眼鏡にもあるのかも。1年で驚くほど視力が低下していた。サングラスも20年ぶりにつくる。読書用メガネ(兼パソコン用)も新しくした。いわゆる老眼用ですね。普通のメガネは2本ないと私の場合,失くすことが多いので困ったものである。

中学2年生からメガネをかけたので、60年のメガネとの付き合いだ。古代中国やエジプト、インドなんかでメガネはどうしていたんだろうか?ウンベルトエーコの「薔薇の名前」にメガネは中世にできたと書かれていたが、本当だろうか?

  1. ボランティアご苦労様。大変でしょうが好きなジャンルでの奉仕活動が救いですね。書籍に詳しい人だから買い手の方々も解説までしていただけたりと大変助かりますね。書店ではそうは行きませんからね。それに古書とは言え内容に代わりは無いですからね。しかも今では販売されていないと言う価値は何にも代えがたいですね。大変でしょうが今後も頑張ってくださいね。

    • そういう人ばかりだといいのですが、そうもいっきません。クレーマーいます「恵庭の土地の地図、昨年頼んだろう」。書店に本のオールマイティーがいました。何でも詳しく説明や適切な本を指示できる人です。図書館司書にたまにいます。彼らを利用するといいです。女性のボランティアはほぼ流行作家に集中して、古典本には暗い人多いです、マシテローマやギリシャ。ロシア文学読んでいません。現代思想も傾向があって、コモンセンンスやマルクス再評価、一神教批判も多忙を極めています。

  2. 確か?以前恵庭は読書の街づくりで喫茶店でもレストランでも何処でも書籍を置いて自由に休んで読んでもらう取り組みをしていましたね。今でも街を上げて取り組んでいるのでしょうか。それだけに読書家も多い街なんですね。

    • 読む人は読むだけの普通の町です。本を店に飾っているだけです。4月は九州2週間滞在、5月に北海道に帰り、23日25日27日と大量の本。本をみるのも具合が悪くなりました。そして川崎の兄(1学年上)が体調崩して、難病の友人と合わせて問東京に行く予定。飛行機乗れるので良かったです。生きてる間に遭わないとね。上野の博物館へは行けないかも。2017年は激動の年になりそうです。お金に羽根が生えてます。空を飛んでいます。サヨウナラ。

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