ニトリ家具がオープンさせた小樽芸術村のステンドグラスを見てきた。建物が小樽軟石(札幌軟石と同じで支笏湖を形成した樽前噴火でできた火山灰)で出来ていて、あちこちに外との隙間があってスズメが巣をつくっている。耳をそばだてるとチュンチュンという雛の声が聞こえてきた。巣を探したが見えず、残念であったが張り紙が面白いので載せた次第。スズメの寿命を調べるとほぼ3年から4年だ。小樽の倉庫街は海辺に面していてカモメや鳩も多いから、スズメたちも大変だろうが芸術村の館は安全地帯。伸び伸び育って欲しいものである。私の庭にも毎日、たくさんのスズメが来る。一番の目的は高さ2mのブルーベリー。多いときで10羽以上のスズメがパタパタ動いている。以前、スズメが街中からいなくなった事件をご存じだろうか?あれは一体なんだったのか?ミツバチも少なくなって蜂蜜が高くなっているとも。庭のバラに大量にやって来るアブラムシも少なくなった。木酢を一度も撒くことなく夏が終わった。どうしたのだろう虫たちは?モンシロチョウも少ない気がする。トンボやモンシロチョウには『彼らの通る道』があって、それに沿って飛ぶんだと読んだことがある。蝶を採集するときにその道を発見すれば簡単に採れるらしい。私も真似をして蝶が庭に来たら、動きを観察しているが、言われてみると道があるような気もする。自宅の上や左右が白鳥の渡る道筋で、夜中に彼らの声を聴くとパジャマ姿で外に出て、彼らを見送るのも楽しい。鳥も渡るコースがある。鳥や昆虫に道があるとすれば哺乳類にも道があるのだろうか?

  1. 動植物やあらゆる生物との共生がむずかしい時代に成りました。何しろたかが人間も一種の生物に過ぎないのに、同種同士でさえ共生できずに殺し合いする訳ですからね。意味不明の通り魔もあり、前時代から続く戦争もありですが、それらに巻き込まれる生物も沢山いるでしょうね。地球環境は人間によってどんどん変えられて他生物が生きづらくなっているのでしょう。わずかに残る生命を見るとホッとしますね。アスファルトとコンクリートの街にはミミズだって生きられませんから、虫類を栄養源とする小鳥も生きられませんね。先日、長沼に枝豆採りに行きましたが、畑にばら撒かれたトウキビのほっちゃれに沢山のカラスたちが大人しくついばんでいる平和な光景を目にしました。生命はお互い様で生かされている訳で、我々人間も卵や鶏肉や豚肉や牛肉や魚肉まで平気で食べる生き物ですから、時には頂く命に感謝しなければいけません。ヒグマの人間襲撃も見方次第ですが、命を絶たれた方にはご冥福を祈りますが、これらを教訓に彼らの領域に入り過ぎている事も事実でしょうから今後はお互いの生き方も尊重しなければいけないでしょうね。

    • 人間が特殊化した生物だと思わないとわからないことだらけです。物理学者は狂人だと言う人もいます。原爆をつくったり、その理論を応用したり、原発までつくったり、しなくてもいいことを、してばかり。それが戦争や将来、人間に及ぼす大被害を考えれば作ってはいけないと研究途上、ストップをかけないといけないと想像できないのでしょうか?どんどん進んでいくのです。ドローンにしてもロボットにしても宇宙衛星もすべて軍事に応用します。イスラエルが最先端をいって、イラン要人の暗殺をたくさんしています。戦争をする人たちにミミズや草花たちや森の大切さをー教えないと住まえない大地にしてしまいます。たくさんの学者が最初の1歩を軍事に向けた時から狂いだしてますね。国家予算をつぎ込んで狂いだしてるわけですね。戦後、アインシュタインやバードランドラッセルは、物理学者の罪を懺悔しましたが、時すでに遅しでした。

  2. 最近は自室を地下にしたせいで、渡りの白鳥の群れで目覚める事が無くなりました。あれは感動ものですね。声こそ騒がしいですが、月明かりにカギ状に群れを成す姿には感動しますね。未だ薄暗い朝などにも出会う事がありましたね。北海道に住んでいても一度も見た事が無いと言う友人たちもいる訳で、これまでに沢山見て来た私はラッキーですね。あの独特の群れの声だけで渡りを判別できるようになりましたから。白鳥に限らず渡り鳥は他にも沢山いる筈ですが、比較的大型種の白鳥は目立ちますね。最近では外来種の種子を運んで来るらしく農家では嫌われているようですが、農家田んぼに残った落穂や野菜類も彼らの生命をつなぐ役割を果たしている訳ですね。その内に鶴の恩返しでも有れば良いですがね。

    • ウトナイ湖が中継地点でもある白鳥やカモたちは私の住む町の上空をシベリアへまたシベリアから往復しています。晴れの日、夜昼問わず、隊列組んで大きな声を上げて飛んでいます。飛ぶ道があるのですね。蝶にも飛ぶ道があるように。日本庭園に沼があります。ある日、白鳥が1羽だけ休んでいました。団地の住人は、どうしたんだろう、けがでもして羽根を休めているんだと思ってました。カモたちもたくさんいるので寂しくはなかったと思いますが、ある日、カモたちと一緒にいなくなりました。よかったよかったと私たちは喜びました。三笠の沼へ渡ったんだと。大きな声で鳴く白鳥の渡りがこれから始まります。

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