中高年の遊び道具としてのパソコン
「デスクトップパソコンは、定年退職後のおじさんの遊び道具になるね」と先日、知人と話した。私の年齢は微妙で、全然パソコンに興味を示さない人とグイグイ入っていく人と両極端だ。
私は、会社員時代はウィンドウズ95が入っても、情けない話だがワープロもできず、営業社員全員がパソコン教室へ通うことになった。綺麗なお姉さまたちが丁寧に教えるのだが、営業畑は口から生まれた桃太郎みたいな連中ばかりで、減らず口ばかりでさっぱり上達せず、サジを投げられた。45歳のときであった。
先日、3歳の孫が娘のi-padをいじってドラエモンの動画を開いて見ていたのには、びっくりだ。しかし、定年後、なんとか友人の手助けでブログデザインをしてもらい、広告が入ってこないブログ専用WORD PRESSが利用できて良かった。3月18日に始めたころのデザインを一番上に置いた。読書する女性の横顔と北海道美唄市の廃校に造った彫刻美術館を重ねた。
はじめ、サイバーエージエントのアメブロをしようかと相談したら、知人3人から「止めなさい、あなたのテイストに合わないから」と言下に否定された。「あれは毎日順位を競わせて、煽る芸能好きな連中のサイトで、いつ勝手に閉鎖されるかわかったものではない」とITプロからの判断もあった。読み手の趣味や趣向でひとりひとり違う広告を届けてくるからうるさいし、ブログが開くまでの時間がかかる。毎日毎日アクセス件数の順位を表示して、競争心を煽っているのがよくわかる。
先日もネットで貸倉庫をあちこち探してから、1カ月経過してもまだ、ここにこういう倉庫がありますよとしつこい。さらに金融広告の多さ。昔はサラ金といったが、都銀の融資先が減少してサラ金を傘下に入れて身内融資に励んでいる。高い金利をいまでも取っている。恥ずかしくないのかね。
ブログの話に戻ると、さすがに営業現役のときは、頭が仕事に向かっていて、夜は飲み会、パチンコで時間が取れず、書く気も起きなかったが、ことしの春ごろから書いてみようかということになってデザインしてもらった。ジャンルは少し偏っていて、我ながら不満はあるが、苦手なもとは苦手。無理をすることはない。前職の関係でマスコミ関係者に知人が多くいて、批判的なブログが書きにくいのが難点だ。いずれこれも書かないといけない。
明日18日は「ステマ広告」について。
昔の少年
レンタルサーバー契約からウェブサイト作成。ホームページを立ち上げ、中にブログを入れて試行錯誤してはいるが2本ものサイトのブログ記事を毎日更新はつらいものだ。それでなくても仕事でPCばかりいじっていて、時間が十分に取れない。そこで最近は手を抜いている。実は個人ブログが目的ではなくビジネスのための準備段階のつもりだからだ。WEBでは出遅れた自分にも何か新しい仕掛けが出来ないものかと思考錯誤中。社会貢献度の高いものに仕立てるか、それともオリジナル・アイデアの発表の場にするのか、何でもやりたいがまだまとまらない。目的達成には片手間ではなく、やっぱりゆっくりした時間も必要なのだろうか。