逃げられれば逃げて、言いにくいことを伝えるお節介。
戦前は逃げると、敵前逃亡で銃殺にされたりしたが、現代はスタコラ逃げる方が生き延びることができる。命あってのものだねとは言い得て妙。その命もいずれ消える日が来るけれど、生きてる間は楽しく呼吸はしていたいたいもの。逃げないで踏みとどまって、そこで生きるのは立派な生き方には違いないが、逃げれるところがあるのに逃げないのは愚鈍ではないかと思う。現代、心療内科に逃げを求める人も多い。正直な生き方のような気もする。以下、私の経験値で『逃げる』と『言いにくいこと』という話です。
1)加齢臭のひどい人とは離れるか化学的にアドバイスをしてあげる。言いにくいことの一つだ。筆者も40代後半、加齢臭がひどかった(らしい)。調べると動脈の酸素量が激減していて、糖が分解されてブドウ糖になるサイクルがあるが、酸素が足りずリンゴ酸で止まってしまうから「なんか酸っぱい匂い」を周囲に撒く。妻もペットと育児に夢中で筆者の匂いまではわからなかったらしい。その数年後、心筋梗塞で救急車で私は運ばれる。顔が黒くなる、加齢臭が出る、心臓病や動脈の血液汚濁を疑った方がいい。実は最近、主婦でも多く、タバコを常習している人や悩みを抱えて睡眠不足の女性にも多いから要注意。お風呂に何回入っても、体の内部から出る匂いなので消すのは無理だ。相手を傷つけないで、不快にさせないで伝えたいものだ。
2)歯周病も話していて、独特な匂いがこちらに伝わってくる。私も営業だったから、口内の消臭液をモグモグして朝から匂い消しをしていた記憶がある。私の世代は、親世代が歯にお金をかけないで、虫歯になれば歯科医に行き治す程度で、いまみたく予防にフッ素を定期的に塗って、虫歯予防や歯を白く見せたり、出っ歯にならぬよう顎に器具を付けたりすることはなかった。歯を見ればその人の暮らしや育ちや貧富がわかるとも言われているが、私の同世代は総じて歯の手入れが悪い。虫歯の匂いや歯抜けの人にならぬよう気をつけたい。「その前歯、入れ歯を早く入れた方がいいよ」と言いましょう。
3)若いときにスーツに香水を振りかけることが流行った。既婚なのに、匂いで女性を振り返させることができると勘違いしていた。会社でモテモテ男がいて、彼に近づくと、風呂上がりのようなさわやかな香りが漂う。モテル原因はこれだなと筆者は錯覚したわけである。寡黙で男らしい態度、女性に親切な態度、金払いの良さがモテル原因だったかもしれず、勘違いしていた。香水も付け過ぎると下品を通り越して、職場環境に悪影響を与えるから注意したい。香水嫌いが私の妻を含めてけっこういることを認識しよう。
1から3はすべて匂いに関することで、匂いは逃げてもおっかけてくるようです。いっそう、相手に言ってしまいましょうというのが今日のブログのテーマでした。そして、言いにくいことでもあります。そして後日感謝される確率も高い営みですね。
一日3箱のタバコ。
ヘビースモーカー時代に営業活動で、相手の方が顔を背けるしぐさを感じて、或るきっかけでタバコを止めたが、その後、逆の立場になってようやく、その悪臭のひどさを思い知った。タバコに限らず、いくら離れて話しても悪臭は友人を無くしたり、仕事を無くしたり、家族からさえも嫌われる。タバコを止めて17~18年過ぎたが、二度とあの時には戻りたくない。おかげで体調も比較にならないくらいに良くなった。禁煙にたどり着くまでには紆余曲折したが、生活習慣を変えるには、自分が一番好きな事を見つけて熱中する事が効果的だ。
シャネル♯931
香水は女性でも「きつい」人は避けたい。まして男性で「きつい」人が居たが、体臭を消そうとしているのか?それとも?持てると勘違いしてか?それは体臭と交じって異様な匂いに科学変化するから始末が悪い。狭いオフイスにそんな人が居れば一日不愉快になる。その悪臭が原因で孤立して辞めて行った男性を知っている。今は地方都市のコンビニ店長らしいが、お客さんを無くさなければ良いのだが。
アドバイザー。
加齢臭とは化学的に分析すれば、体調のバロメーターでもある訳ですね。自分では気づかない部分でもあり、誰かに指摘されない限り一生判らずに周囲に迷惑を掛ける事になる訳ですね。僕も気にしていて、毎朝風呂やシャワーで身体を清めてから仕事に出かける事にしています。一番アドバイスをくれるのは年頃の娘ですね。「ズバリ!」と言ってくれますからね。娘を持つ男親は、大抵きついアドバイスを受けているんじゃぁないですか。つい、オジサン達がやってしまう癖なども指摘してきますからね。家族に娘が居れば、ダイレクトに忠告してくれます。有りがたいですね。
社会の窓。
言いにくい、と言えば、目の前を歩く女性のスカートの後ろのファスナーが開いて下着が見えているのを目撃した時だろう。言うべきか?いや?近づいて声でも掛ければ、ストーカーか変態に思われやしないか?後ろから見ている訳で丸見え状態をそのまま黙っていれば自分以外にも大衆の目にさらされるわけだ。ご本人は気づいていないので悠遊と闊歩しているのが気の毒になる。或る日、ホテルの駐車場にクルマを停めてホテルのロビーに向かうところで、そんなシチュエーションに出くわした。「スカートの後ろのファスナー閉め忘れていますよ!」と、リアルに言うべきか?迷ったが、人気の少ない建物の通路で思い切って声を掛けた。「後ろ、開いてますよ」と。「えっ?」と一瞬何だろう?と言う表情も、直ぐに理解したようで「あっ!すみません」とお辞儀をされた。が、僕は何も無かったように振る舞い、彼女を追い越して先に建物に入った。しかし、そんな親切でおせっかいな僕も時々「社会の窓」を開けっぱなしに気づかず、会社のトイレで「八ッ?」と気づく始末だ。それに未だに一度も、女性から「社会の窓開いてますよ!」とは言われた事はない。