グーグルのデータセンター

広いので自転車を使う

「絶対に見られない世界の秘宝99」(2015年9月出版)にグーグルの検索ランキングについての記事があった。


表題のアルゴリズムの意味がわからず、いろいろ調べた。回答を出すための手順、方法の意味に近い。グーグルの検索アルゴリズムは、ランキングを出す方法や仕組み、プログラム内容を意味している。利用する人にとって、検索すると上位にランキングされるとついそこから開いてみてしまう。検索エンジンは毎日146カ国の言語で、10億回以上利用されている。

シンプルなアルゴリズム例


そのうち15%は初めて使う人が「キーワード検索」をするので、上位に来ることを人(企業)も欲する。しかし、順位はどうやって決めているのか?極秘中の極秘である。なぜなら手動で決められることもあるからだ。たてまえは、セキュリティ保護や違法なページの削除などを言うが、さらにスパムの排除にもなるというが、この「ページランク」には、このシステムには多くの批判があることも確かである。(蛇足ながら、このページという語はグーグルの共同創設者故ラリーページの名を使用している)


金に物を言わせて、上位にランクするよう依頼するウェブサイトもあるらしい。グーグルの「ページランキング」は特許を取得しているので、このアルゴリズムはグーグルの生命線。部外者は一切、アクセス不可能、従業員も転職で盗まれる可能性があるので教えない。様々な企業がグーグルのアルゴリズムを解明しようとしたが、成功したためしはない。


検索エンジンが検索エンジン足りうるのは、このアルゴリズムの技術を独占・開発したからだ。ここで使用される電力は約20万都市の人口が使用すると同じ位の電力。「You Tube」「Gmail」「検索」「Brog」など使った場合、このデータセンターを経由しているわけだ。私のブログもここを経由ですかね。このデータセンターの外観は下記。グーグルに対抗できるのは中国だけかもしれない、それもいずれ、いつかの話だ。中国がグーグルを入れない理由がわかる気がする写真だ。一度入ると出れなくなる蟻地獄みたいなグーグルだ。


しかし、所詮、人間の作ったもの。これが壊されたらバックアップはどうなるのか?危うい地点にコンピューター社会が立っている。筆者は何事も分散が安全を作るという持論なので、集中は必ず状況の変化で大シッペ返しが来る。超便利は超不便と同じだ。つながらないコンピュターはヒステリーを呼ぶ。いつのまにかつながるのが当たり前と思うような社会、指一本で他人に影響を与えようと思う人間に変わってしまうかもしれない。

グーグルデータセンターの外観

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