8月11日(土曜)にスーパーの前の銀行に行くと、銀行カードが落ちていた。一瞬、交番に届けようか迷った。とりあえず、ATMの横に取り付けた電話を取り、呼び出すと係につながり、カードを拾った旨伝える。「番号を左からすいませんんが、読み上げてください。そして持ち主の氏名も」といわれたので、そのとおりにした。「次に画面の残高照会を押して、拾ったカードを挿入してください」と言われて3度目に成功。カードがATMにするすると吸い込まれて消えていった。「これで終了です。差し支えなければあなた様のお名前をフルネームで電話番号も教えてください」と言われ、1時間後、自宅にまず当該銀行からお礼の電話、5分して本人からお礼の電話があった。ただそれだけのことながら、カードに信販会社がついていないので安全度が高いからいいものを、これで信販が付いていると使われる危険がある。信販カードのキャッシングで一度懲りた(リボ払い)ので、私は1枚も信販カードは持たない(妻から禁止されている)。それにしても便利なシステムで、残高照会のボタンが拾ったカードの保管庫機能を持っているとは発見であった。皆さんも銀行カードを拾ったら、当該銀行に行き、ATM横の電話で話をして、カードがするすると吸い込まれる様子を見てみてはいかが?

話変わって、私の姪が10数年前、メキシコに新婚旅行に行って買い物をしてカードを出したら、店はそのカードをいったん持って、そして戻ってきた。二人は不正なカードかどうか調べに行ったと勘違いしていた。後日、そのカードがパリで使われていて数十万円の支払いが発生した。すぐにカード会社へ連絡、買い物をした日時にはパリにはいないアリバイが成立して、保険で支払われて無事ではあった。ある人は「カード社会は必ず不正利用者がいるから、あらかじめそれを見込んでシステムを構築する。システムはお客さんの利便性を第一に考えるのであって、企業の経費節約のためにシステムを構築するのは本末転倒である」と断じた経営者がいたが、安くなる・便利であるシステムが結果としてとんでもない損失を発生させる。

ATMにしても銀行合併になれば、システムAとシステムBが対等であるとトラブルのもと。システムBをシステムAに転換させるとスムースにいく。しかし、システムBを保守点検してきたメーカーは巨大な売上げを減らし、システムBの窓口業務をしていた行員は仕事を失う危険性も生じる。顧客からみれば、どちらでもいいから、ATMをスムースに使える選択を統合前から考えるのが先ではないかということになる。カード社会で一番遅れているのが都市銀行かもしれないのではと「みずほ」や「りそな」のATM休止についてのニュースを見ると考える筆者である。安全は郵便局か?

  1. 昔、昔の少年。

    妻に家計のほとんどを任せているが、その本人が銀行のCDコーナーでカードを数回忘れたりしている。そのたびにどなたかが銀行窓口に届けてくださったのか、銀行から連絡が来る。危なくてしょうがないのだが、妻はお金を管理したがる。それも大雑把な管理だ。僕は自分の口座には給与の半分を入れて、税金や家族三人分の携帯電話代や生命保険代、自動車保険、日常のちょっとした買い物やDIYの部材購入などにも充てている。4人の子供たちの病院代や散髪代などたちまち残高は危なくなる。自分の買い物など殆どできないが、何とかやりくりしている。そんな状態でクレジットカードなど紛失でもしようものなら大変な事になる。ただ、絶えず残高が少ない事が救いかも知れない。何故ならキャッシングサービス機能は省いているからだ。結論は、とにかく頻繁に使うクレジットカードの引き落とし口座には余り残高を貯めない方がよさそうだ。

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