帰りの電車でポカ続く・・・。
27歳でサラリーマン暮らしを開始したスロースターターの筆者。以来、40年にわたってJR通勤が今も続く(現在は週に3回ではあるけれど)。家族に買ったケーキ4つを棚に乗せたまま降りたときはガックリ。家族には言わず、何もなかったふり。会社の紙袋も何回か忘れたが、単なる企画書の類でJRからの電話もなかった。きっとゴミ処理された。
つらかったのは酔って寝て最終「苫小牧行き」に乗り、気付けば南千歳・美々を過ぎて「植苗」まで乗り越し。無人駅、外は大雨。傘なし。帰りの電車なし。財布は1万ちょっと。雨のなか、500メートル歩いて国道36号線(室蘭→札幌)へ。待てども待てども1台もタクシー来ない、夜の11時。酔って火照った顔に雨は心地いいが、このまま家まで歩くと2時間はかかる。手を挙げてどんな車でもいいから乗せてもらおうとしてトラックや乗用車に合図を送っても止まる車なし。20分後、来た、空のタクシー1台。さっそく交渉開始、「いま1万円しかないが、これを超えても1万で乗せてくれる?」「いいよ」「ヤッター」。結果は9000円台で自宅前まで。隣の駅まで寝過ごすのはしょっちゅう。
呆れるのは、逆方向の小樽行きに乗って気付き、隣の桑園で慌てて降りて舞い戻る。飲むと100%寝るので、つり革に掴まり、緊張感を維持すればいいかと思うが、空いた席をみると意思弱く、お尻を落としてしまう。パチンコなどしてお菓子の土産でもあれば、隣の女性にお菓子を上げて「すみません、寝ていたら○○で起こしてください」と頼む。筆者の降りる駅の前だろうと後ろだろうと起こしてもらう。困るのは二人とも寝てしまうケースだが、残念ながら、この事件には遭遇していない。
手袋や傘、マフラー忘れは常習。荷物は一つにまとめて複数持たないのが、筆者の唯一のポカ防止。それとアルコールだ。きょうも読書夢中で隣駅まで。タクシーで戻り、何事もなかったように夕食の席に着く私であった。
昔の少年。
ありました。若い頃の私にも。当時は南北線も真駒内から北24条までしか無かったのですが、ススキノから終点北24条までのつもりが酔いが回ったらしくシートに横になって眠ってしまい、車掌さんに起こされて目覚めると、何と電車の車庫の中でした。そのまま待って折り返しで北24条駅で扉が開いたのですが、乗り込んで来る乗客に恥ずかしい思いをして降りました。電車に乗ると何故かシラフでも眠くなりますね。お酒が入っていたり、疲れていたり、寝不足の時など、つり革に捕まって居眠りしてしまう事もありますよ。私の居眠り防止策はつり革の無い前後の壁にもたれて立つ事です。
seto
JRでいえば電車の連結部分でしょうか。気持ちがいいんですね、寝ると!
匿名
もっと豪傑がいました。お酒を飲んでJR札幌から厚別までのつもりが目覚めたら岩見沢だったらしいです。女性社員です。帰りの電車も無くタクシーと交渉して持ち合わせの9000円で帰宅したようです。
seto
岩見沢に数年いたとき、夜の10時に普通列車《札幌発釧路行き》がありました。(からまつ)という車名でした。仕事帰りに乗ると、この日も酔っていて。気付くと岩見沢。私はふたつ手前の駅で降りる予定でしたから、もうけもんの下車。そのまま眠っていたら《釧路!釧路!》でとんでもないことになりました。昔、札幌発札幌行きの胆振線があって、羊蹄山の周りをぐるぐる回るディーゼル。いまなら観光に100%使えるのにもったいない。入場券1枚で旅をして札幌に戻れるかもしれず、山手線みたいないい車両です。温泉アリ、スキー場あり、湧き水あり、景色アリ、ルスツもあり、ニセコもあり、秋の紅葉あり。夢のJR北海道ができたのに。炭鉱もそうですが、現在、石炭の需要がうなぎのぼりです。閉山する時も何でも水を入れて塞ぐのではなくて、再開できるように閉山する知恵が足りない国民ですかね。原発に使う費用考えると、安いと思いますよ。
坊主の孫。
新聞社に聞いた話では、何でも日本国内炭、特に北海道の石炭は良質過ぎて直ぐに着火するので火力が強くてボイラーが持たないらしいです。ですからオーストラリア辺りからバルク船で質の悪い粉炭を輸入しているとのことです。
seto
留萌と紋別港にロシアからどっさり石炭来てます。良質でも使い道はあるはずですよ。いざとなれば自国の燃料の有無は大事だと思います。外国に頼らないで、食糧と同じです。厚真にあるコールセンターはオーストラリア産かベトナムですかね。釧路の太平洋炭鉱でベトナムからの研修生に掘り方コーチしてます。
坊主の孫。
釧路コールマインはオーナーも良く知っている方です。海底炭採掘や海運荷役などもやっていて、私の仕事先の関係の深い方です。ベトナムからの研修生受け入れや、北海道の技術者をベトナムに派遣したりしています。北海道の採炭の高度な技術を教え、安全操業できるように支援しています。国策の一環としての事業ですが、国の支援も先細り気味ですね。厚真火力の燃料はオーストラリア産で室蘭港や苫小牧港に陸揚げされているようですね。いずれにしてもロシア産も含めて海外産はなかなか燃えない石炭のようですよ。いろいろ混ぜて使用しているようです。石狩では天然ガスの発電所が安定するまでテスト稼働中ですね。化石燃料に頼らず再生可能エネルギーで間に合えば一番いいのでしょうけれど、風車や太陽光も大規模になれば設備費や後々のメンテナンス費にかかりそうですね。
seto
王子のバイオマス発電も北電が停電した時、順調に稼働していました。江別市がバイオマス発電電気を使う施設を増やしています。先日、林野庁の会議に出て聞いてきましたが、バイイオマスが増えると林業の細材が不足してくる可能性があったり、山の木の苗を植える人がいなくて超困ってました。自衛隊を苗植えに派遣できないか意見していた人もいましたが、林野庁は答えられませんでした。電気・・・この不思議なエネルギーですね。たった150年しか経過していないのに、すべて自然の地球の自然現象で作られたエネルギーを消化するだけですからね。樹を植えるはその中でできる数少ない自然還元でしょう。