内臓の消化力も年齢とともに衰えるという現実に直面した筆者である。先日、会社の鏡開きでしるこを作ってもらい、少し大きめの餅を5個食べたが、その夜はおこわ飯を食べて、餅米を連続食べて、お腹に痛みが走った。胸から腸にかけて痛みが止まらず、土曜日、近所の内科へ行く。心筋梗塞の過去歴があるから、再発の可能性もあるので、医師は心電図・血液検査もして、3連休に入るから万一を考えて、救急車搬送もあるので医師の所見を加えた診断書をくれた。胃腸のちくちく痛みに耐えて2日が経過。だいぶ良くなってはきたが、胃腸に優しいおかゆを中心に食事をしている。

たった5個の餅程度で痛む消化器官なのかと無茶食いをしてきた私としては、胃腸も寄る年波には勝てずかと嘆息した次第。大脳は「これくらい大丈夫」と思っても、いざ働きとなると足もそうだが、思うような動きをしてくれないものだ。足を上げたつもりが低い段差につっかかり、危うく転びそうになる現象に似ている。腸は第一の脳だという人もいる。発生学からいうとそういう順番らしい。だから悩みが多いとまず胃腸が調子を壊す。大脳には嘘をつけても胃腸には嘘はつけない。なるほど。イギリスのスウィフトの本に、裏切り者の家臣を探すのに、彼らの便の色を見ることが書かれてあって、緑色が出たらアウトである。便はご存じのように食べたものがそのまま出てくるのもある。正直ものの便。トウモロコシなんかそのままで、どこで栄養が摂取されているか不思議である。この際だから、中村浩「糞尿博士世界漫遊記」(教養文庫)に当時のソ連で宇宙開発で大事な人間の尿の処理をめぐって中村さんが講演した。講演でおもむろに自分の尿を無毒化して、一気に飲む行為をした。「どうです、飲めるでしょう」と言わんばかり。果たしてこの方法が採用されたかどうかは知らないが、勇気ある講演である。糞尿の話が続くが、目もくらくらするぐらいの美人を見たとき、それを中和するために彼女がトイレに入ってしていることを想像するといいと、フランス文学の大家渡辺一夫さんのエセイに書かれてあったので参考までに書いておきます。

餅の話からとんでもない話になってしまった臭いブログでした。お許しを。

PS:恥ずかしい話、1月15日、札幌市内の胃腸クリニックへ行くと胃カメラで胃潰瘍を発見された。なるほどコイツが原因であった。刺激的な飲み物・食べ物を控えてしばらく胃を休めさせたい。原因は餅ではなくて、昨年1年間の自分の暮らし方・食事にあったと判明した次第。胃カメラは鼻から入れられ楽であった。これなら何回でもOKだ。

 

  1. 友人にお酒が大好き、美味しいもの大好きな人がいます。食事も沢山食べます。類は友を呼ぶで飲んべえの友達も元同僚も多いのですが、飲み会ともなれば喜び勇んで幹事役を自らかって出て、必ずと言って良いくらい「食べ放題!飲み放題!」のコースを予約しています。参加者は皆んな高齢なのに?と忠告していますが、なかなか聞いてくれません。食欲にまかせて身体でも壊したら、飲み会費の損得どころか、病院代のほうが大変ですよね。機械でも70年も使えば摩耗して来ますから、人間もだましだまし日々身体を大事に扱わなければいけませんね。

    • よく入りますね。飲めば寝る、胃袋小さくなり食事入らずの私です。楽しい酒なので薬のかわりに飲んでると思いまsぃよう。居酒屋と酒屋の繁盛に貢献とは頑張る人です。暗い愚痴の多いアル中を何人も見ていますから、いい酒ですよ。

  2. カラオケ仲間で演歌好きの独身の知人宅にお呼ばれして食事をすると、大量におかずが出てきます。大家族の我が家でさえそんな量と種類は作りません。残せば失礼かと思いながらも、最近では「もうお腹がいっぱい!」と途中で残す事にしました。そして「余り沢山つくらないでね」と釘を刺しています。知人は確かに太っていて、それだけの体力を維持するために身体が欲しているのだと思いますが口癖で正月になると「今年秋までにはダイエットしなけりゃあ!」と決まって言っています。私は「簡単だよ!今の量を半分にすれば体重も半分になるし、身体が軽ければ足首にも膝にも負担がかからないから楽だよ!」と。「そうだね」とは言うものの果たして何時になれば実践してくれるのやら?。

    • 倒れたら実践に入るでしょう。先週の土曜日から筆者は大好きなコーヒーは1杯も飲んでいません。ミカンを食べても胃がチクチクしましたので酸味だめ。カステラをきょうも3本買ってきました。もう1本しかスーパーには残っていません。私も太っているときは大食いでした。下戸なので食べるに走ったのでした。胃拡張気味でしたね。

  3. 餅なら2〜3個まで、ご飯なら茶碗に一杯だけ、野菜や魚類を多く、油物は多く摂らず、塩っぱいものは避け、甘いものも出来るだけ避け、水分は多く、間食はなるべく控えて、運動不足を解消して、と、最近は食欲自粛モードです。胃もだんだん慣れて来てムリを受け付けなくなって来たように感じます。腰が痛いとか肩がこるとか目が疲れるとかは仕方ないとしても身体本体だけでも大事に長持ちさせたいものですね。

    • 魚1キレ、納豆、海苔、ごはん1杯で実はOKなカラダなんですね。結局、子育てをしていると子供の食事メニューを大人が食べる羽目になって夫婦とも太るというのが現実ではないでしょうか?肩凝りと目の疲れもひどくて、パソコンは健康に悪いですね。誰でしょう、こんなツールを世の中に出してきたのは?

  4. 食べたら消化吸収し排泄する仕組みはどんな人も動物も同じですが、自分の生活リズムを作ってしまえば毎日快適になりますね。
    僕は、5時過ぎに起きて、未だ誰も起きて来ない内に飲み物を飲みながら座卓でPCに向かいますが、あぐらをかいてしばらくすると決まってトイレに行きたくなるのです。昨日の胃腸の中に入れた食べ物の消化が終了して不要なものが排泄される訳です。それが決まったように決まった時間に行われるので不思議でもあります。毎日同じように生活リズムを作れば良い事が分かりました。何かの都合で不規則になると途端にこのリズムは狂い出しますね。

    • 排泄回数は減り、時間は不定期でした。胃腸が混乱していたのですね、私の場合。不規則な暮らしが続いてましたから。ピロリ菌への言及、ありがとうございました。私の周りに胃がんで全摘した人、たくさんいますから。

  5. ゼロ戦パイロットの弟。

    カガミ開きでしたか?お餅を5個は多すぎます。もち米をつぶしてできていますから、普通のご飯茶碗なら10杯以上食べた事になりますよ。恐ろしい話です。どんぶりなら5杯分くらいかも知れませんよ。若い時分に朝飯にどんぶり2杯食べた事はありますが、年取った今は、親子丼か卵丼か牛丼にしても、具で隠れているご飯は半分も入っていませんから、せいぜい茶碗一杯くらいでしょうね。それを考えれば、どんなに丈夫な胃腸でもどんぶり5杯は悲鳴を上げて当然ですよ。美味しいものほど、もっと食べたいものですが、そこは欲望を理性のブレーキで、ほんのちょっぴりに留めておくようにしてください。お正月には、お餅を食べ過ぎて、不名誉の窒息死をするご老人も多いようですから気をつけましょう。噛み切る歯も飲み込む力も衰えて、のどに引っかかるのでしょうが哀れです。明日は我が身?不名誉の戦死か。

    • 餅だけでなくて、その夜妻は、近所の通夜で、デパートで弁当を買って夕食にしようと(おこわごはん)を2つ買いました。これももち米でした。餅で戦死はあんまり同情されませんね。笑われての戦死はどこかの国の独裁者へ返上です。

  6. かつて胃潰瘍だった男。

    餅の食べ過ぎや暴飲暴食はいけませんが、ピロリ菌を退治する注射を打ってもらわなければ治りませんよ。
    それにコンビニにも売っている明治のLG21のヨーグルトを食べてください。コンビニに行っても、くれぐれも決して羊羹やカステラやあん饅やアイスには手を出さないでくださいね。胃に穴が開きますからね。

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