知人が土・日・祝日に老健施設の管理の仕事をしていて、久しぶりに現場の話を書いてきました。派遣会社の乱立で、できるだけ安く入札しないと仕事が取りにくい状況が出ていて、結果としてすべて現場で働く人の人件費抑制に負担がきて、新入社員も安くてきつく仕事に気付いて早々に辞めていく図式です。一般企業でも役所内部でも大して仕事もしないで、丸投げして生きてきた人たちの終焉が近づいてる気がします。丸投げ人間への反乱が起きる気配が内部の若手からまたその仕事を受託する企業から『否(ノン』が突きつけられますね。

広告宣伝費(PR費用)を使いすぎて倒れた古谷製菓

先週警備員の年2回の法定研修がありました。

人手不足の話が変。
ただでさえ忙しい年末年始、インフルにかかる者が続出。
普段現場に立たない正社員もフル稼働。
年末から1か月休みなしの社員もいるとか。
警備員募集広告費(アル北主体)が月に10万ほどかかる。
それでも応募が少ない。ない月も。
少ない新人が教育(そんな立派なものじゃないけどね)期間で辞める。
新人が配属されたら教育は優しく接してほしい、と。
なんか違和感いっぱいの話。
清掃の現場は外国人が2名入ったそうな。これからも入れたいと。

その日勤続10年の表彰式もあった。
賞状と金一封。
研修後金一封の金額いくらか話題に。
3万予想が一番多い。
ところが昨年の受賞者がいて、中身は7000円とのこと。
なんじゃこの中途半端な金額は。
人を大事に、と言ってる会社のすることか。
人手の話といい、それしか出せない台所事情の経営か。
かなり危ないね。


10年働いて勤続表彰が7000円とは絶句です。しかし、現実です。こういう話はたくさんありますね。ボーナスゼロでも働いている小さな広告代理店の営業マン(ウーマン)も知っていますが、とにかく利益の薄い仕事しか取れない経済状況なのです。支払いだけは大丈夫だと思う公共団体の一般競争入札の弊害(赤字でも運転資金のために仕事を取る)は、全国にはびこって中小企業経営を圧迫してます。消費税10%でさらに利益が減少してしまい、若者の給与手取りも減り、結婚申し込みをできる男の絶対数はどんどん減少することは目に見えてます。少子化対策の費用があったら、その金をある一定の手取りになるために35歳くらいまで給与補助をしたほうが、早いし、効果的だと思いますがいかがでしょうか?

  1. 元サラリーマン。

    人口が少なければ、いろんな所に弊害が生じますね。人手不足もそうですが、人口密度の高い大都会なら商売にもなる事も過疎に近い地方都市では経済は低迷する事になりますね。地方都市に中小企業が多いのも当然ですし、待遇面でも十分な手当も不可能でしょうね、せめて地方の物価が安ければ良いのですが、今ではどこでも同じ大型店や量販店で同じものを同じ様な価格で販売しています。一極集中の構図もビジネスの観点からも当然の図式でしょう。サラリーマンだとしたら全国一律の待遇などは到底無理な現状でしょうね。農村地帯で暮らせば自給自足も可能かも知れませんが、農業も嫌う傾向にありますからね。

    • 同じ給与を都会と地方で支給すると、生活は地方が楽になり、人口移動が起きるかもしれません。夢ですが。

  2. 労働を嫌う時代かも知れません。こんな多雪地帯の北海道でさえ戸建ての住人で若者が除雪する姿を見た事がありません。公共心の欠如は何も若者だけでは無く立派な大人たちにも見受けられますが、働かずして如何に楽が出来るか?などと考える人も多いのではないでしょうか。例えばパソコンの前で座ったままできる仕事とか。さらにエスカレートしてネットの詐欺や他人の財産を狙った犯罪なども多発しています。悲しいかな?汗水たらして働く姿は私たちの時代で終わったのかも知れませんね。

    • 子どものあこがれの職はユーチューバーですから、すごい世界になったものです。スマホとパソコンを一度手放す期間を設けるといいかもしれません。もちろんその間、私もブログは書かず、体と頭を休めます。

  3. 私は10年勤続でモンブランの万年筆でしたが、大した価値も感じずに捨ててしまいました。今思えば惜しい事をしたと後悔しています。二十年勤続では銀杯を貰いましたが、下戸の私は、これにも価値を感じずどこかに仕舞い込んでいます。二十八年間の勤続でその二回の記念品だけでお金は貰わなかったですね。支店でしたが給与は本州の連中と同待遇のうえ当時は石炭手当もありましたから生活は十分成り立ちました。その後は急に鍋底景気となったと思えば、突然のバブル絶頂期になり、その裏返しが襲ってきました。そんな時に世の中は揺れ動き、企業や銀行さえも倒産や統廃合され、ご多分に漏れずに、あおりを食らって長年勤務した我が社も109年もの歴史に幕を降ろしました。私も含めて500名余の従業員は路頭に迷いましたね。企業はどんなに大きくても絶えず危機をはらんでいるものです。そんな企業で働くサラリーマンはそれだけの覚悟をして絶えず会社のためではなく自分のために努力し勤勉にならなければ生き残って行けませんね。それには何でも会社におんぶではなく、将来のための自己投資も大切ですね。

    • 自分への投資ですが、いったい何をどこで投資するか、またその投資の原資はどうするかという基本的なことがあります。FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持って、セミナー開いている人もいますが、あれでは食べれません。宅建資格も独立でもすればいいのでしょうが、専任であれば買い手と売り手から3%づつ、合計6%の手数料が入りますが、そこへ至る前に宣伝費や下手したら、大手の不動産へ頼むこともあって利益が減じてしまいます。資格があっても食えない。弁護士も辞めていく人が多いです。皆さん、国家資格へ向いますが、私は畑を耕せる、井戸を掘る技術がある、嫌味なく誰とでも会話できる、どんな学者がいても彼らと対等に話せるくらいの知識や知恵を持つ、一生勉強し続ける覚悟を持つことへ自己投資することをお勧めしますが・・・・。

  4. トラック運転手になりたかった昔の少年。

    トラック運転手はハンドルを握って走るだけでいい商売だなぁと羨んだ事がありました。その頃は考える仕事に疲れ果てていたのでしたが、今ではトラック運転手が足りず、流通にも影響が出始めましたね。宅配業者も値上げを余儀なくされています。それに関連して日常の暮らしに必要な食材ですらも値上げを予告してきました。さらに追い打ちをかけるように政府は消費税を10%にする動きです。生産やビジネスで利益を出すのではなく、使い道だけを増やして税収で賄う消費オンリーの予算案がまかり通る国会や行政は気楽なものですね。その対象となる我々庶民は収入が減る一方で値上げと税金は容赦してくれません。先日もようやく給料日に第四期の住民税をコンビニで払い込んだら、昨日はまた、税務署から確定申告の催促の手紙が来ました。また追徴税の聴衆作戦です。消費者にとっては耐乏生活に苦しむ時代の到来ですね。いくら運転手不足と言え、この歳になってトラックにも乗れませんね。第一危ないかも。

    • ドライバーの冬は命を削る仕事です。カンタンにパソコンからアマゾンや楽天やオークションで気楽に暖かな部屋から『金を払うんだからいいだろう』程度の意識で発注してますが、運ぶほうは大変。行っても不在、2回いく羽目になります。それと税金。先日も新千歳空港で政府専用機を見てきました。ジェット燃料の高さ、外国を行くために何億円という巨費が使われ、成果なしの飛行機遊びを夫婦でしています。安倍のおもちゃですね。テレビ会談で済ませればいいものを。マスコミも安倍にはくっついていかないで、報道しないほうがいいのではないでしょうか?それより消費税が10%になると、中小企業の倒産が激増して、社会不安が(人心の荒廃)進むように思います。私も確定申告が近づいてますが、医療費が70万円支払いなので若干戻しがあるかなと楽しみにしています。

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