4月20日、釧路の知人から『札幌はどうですか?』とコロナによる札幌駅近辺の人出についてメールがあったので『20万都市の風景です』と答えておいた。駅を降りると構内のスタバも休業、宝くじ売り場も閉めている。わずかに東急デパートの地下食品売り場が10時から店を開ける程度。ビッグカメラも休業している。大丈夫か、こんなに休業して!地方のシャッター街と同じ。

午後、知り合いの貴金属店を訪ねた。金の取引は、中止とのこと。毎日相場が変わるので、金の値段が下がるとお客さんが大きな損を出す前に一斉に金を売りに来るので、店が大混雑になる懸念があるらしい。株であればネットで取引をするが、金は地金で持ってくる客が多いので大変な作業になる。店に鍵をかけて、しかし、店内は明るくして、来店する客に個々に事情を説明するらしい。店長としばしおしゃべり。『コロナはまだ半年は続きそうで、ワクチンができないとまずいことになる』と懸念。私も福岡の酒問屋に電話した同業者の話をした。『3か月先、うちの会社はないかもしれません』と。店長『その話、わかる』。社員を全員自宅に帰して店番を一人でしていた。

ランチタイムも休業の食堂も多く、かろうじてうどん屋とカレー屋の前に列ができていた。どこも混んでいたので私は天麩羅屋に入る、いつもより100円値引きしていたが空いている。昼ごはんとして900円はサラリーマンにとって高いからか。食後、セブンイレブンやローソンでいつものマスク探しをするがゼロ。久しぶりにブログにウィルスのいたずらがあって、管理者へ電話したら夕方には直してくれた。ありがたい。

もうブログを毎日書いて5年を経過して6年目(3月8日かから始めた)に入り、ネタ探しにたくさんの人と会い、おしゃべりしている。アルバイトをしながらおしゃべりと新しい話を仕入れているのだから文句ない人生だ。趣味は何?と聞かれたらおしゃべりと答える私であった。人それぞれ顔が違うように生きてきた足取りも違うことを発見する毎日である。

最近、感動がある。コロナ対策をする医師たちに触れて、医師自身が医師としての使命感をある会議で生々しく話したときだった。命がけで患者を救おうとする使命感を告白したときだった。若い医師だった。さらにある医療大学の教授が、札幌市の保健所職員の働っきぷりを誉めていたことだ。市民からの苦情や相談、さらに専門医からのあれこれ、医療用マスクの手配、会議のセッティング、慣れないことでよく働いてくれていることへの感謝だ。見るところ20代、30代が多い。二つ目の感動だ。

  1. 今回のCOVID-19騒動では、自分の事さえも親まかせの最近の子供達に大人の生き方や社会的責任感を教えるのには良い機会かも知れません。医療従事者たちの仕事ぶりは勿論、一般人も社会のルールを守り感染拡大防止に努める姿や危機感を共有することで、長期休校中ですが、成長段階での社会性を育むための勉強にはなって居るのではないかと思います。地震雷火事親父ではないですが、少なくても親父の権限が薄れてしまった現代だからこそ、父親達も、今が挽回するチャンスかも知れませんね。

    • 薬屋さんの前で朝から並んでいる人はほとんど定年後のじいさん。ある日、電車の中で得々と「おれはマスク5箱買った」自慢をしていたじじいを見て、ある人が首を絞めたくなったという話を聞いたことがあります。譲るという想像力が大人やじいさんにない。そういう文化や家庭環境の中で生きてきた可哀そうな、しかし、自分だけは何としても生き延びる知恵なのですからね。どうしたらいいでしょう。

  2. この新型コロナウイルス感染拡大騒動が次第に大きくなった今、関係各社の担当の方々にはオフイスに来なくてもメールで済ませましょうと言っています。納品物は郵便受に入れていただき顔を合わす事は殆どありません。しかし営業をせずに仕事は発生しない事は言うまでもありません。そこで2週間ぶりにクライアントの社長さんや部長さんに会いに行きました。お互いにマスクをして、ほんの30分ほどの雑談でしたが、経営者は自分も含めて大変なことになっています。極端な来客の減少に伴う売上激減や販売不振。仕事の受注の皆無や予定変更や中止。閉店による先行き不安。在宅勤務とは名ばかりの事実上の休業。流行りのテレワークで行う事務仕事とは?既存の仕事の整理作業に過ぎませんから、新規の仕事を受注して来た営業職にとっては辛い毎日が続いています。こんな時は、何か別の事を考えた方が良さそうですね。

    • 全業種にわたっています。昨夜会った広告代理店営業マン曰く「上期の予算が全然,つくれない」と嘆いていました。広告マンさんおっしゃるように、別なこと考える、たとえば安い土地を購入していつでも食料を作れる状態にするとかね。いましている延長で物を考えると行き詰まります。付き合う人もどんどん変えていかにとね。刺激、刺激。

  3. 中心部のビルにテナントで入っていた派手な免税店もシャッターを閉ざし、街は以前の活気がまるで嘘の様です。大型スーパーなどもレジにはビニールシートが貼られ、床には2m間隔の赤いラインが。慣れてしまって、これが普通の風景になってきましたが、つい、この間まで無造作に生きて来てウイルスなど気にもしなかった事が信じられないですね。この先、さらに感染拡大ともなれば、お洒落なファッションよりも防護服などがビジネススーツに取って変わるのかも知れませんね。地球の未来予測をテーマの映画のシーンなど、まさかと思っていたのですが、現実として蘇ってきそうですね。

    • それでもSF映画か未来の時代を生きているふわふわ感があります。事実は小説より奇なりです。SF映画より、現実が先を行ってる感じです。

  4. 休業や閉店や在宅勤務などが続くこの状況で経営破綻する企業は当然増えるでしょう。余程体力が持つ企業は別にしても、月々の給与で全ての暮らしを支えて居るサラリーマン達にとって、突然の悲劇「企業倒産」がやって来ないとも言いきれません。住宅の長期ローンや高額な家賃や、教育費や生活費がままならなくなったとしたら、一体どうなるのでしょう。リーマン・ショックならぬサラリーマン・ショック?にならなければ良いのですが。高齢者だって年金が頼りですが、働く世代が働けなくなれば当然ながら年金の原資もなくなり構造自体が崩壊してしまい同じ立場になる訳ですね。全ては経済活動の上に成り立っていたのだと、今更ながら感じるこの頃です。

    • もう一つはコロナに感染してもいいから経済活動を復活しようという政策です。各都道府県にはコロナ病院を作ります。横には提携のホてルで滞在します。コロナならここへきて検査も入院も死まで看取る。で、通常の日常へ帰るという試みですがいかがでしょうか?

  5. 過激ですが、余り長く続いて社会構造が危うくなれば、リーダーシップを取れる若いヒーローみたいなトップが出現して、新しい政策の展開で、そんな事態になるかも知れませんね。抗体を多く持ったひとのみが生き残るサバイバルですね。危惧されていた高齢化社会は無くなるかも知れません。福祉に甘んじるであろう我々高齢者は自然消滅ですね。

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