サラリーマンの引きこもり(別名テレワーク)
40代以上、60歳までの引きこもりが60万人を超える中、定年後またはシニア労働期間が過ぎて家に引きこもり、奥様からそんなに歓迎もされず、家でうじうじしている男たちに加えて、戸建てならともかく狭いマンションで密になって家族と暮らしながら、仕事をしなさいとはなんと酷な労働環境だろう。突然、降って湧いたようなテレワークとは何ぞや。仕事って相手があって発生する、その相手が企業内社員であれば文書づくりや数字の管理、金の管理などあるだろうが、企業が存亡の危機に入っている状況でよく仕事があるものだと私などは感心する。
これから5年10年収入がゼロであっても潰れないという保証の企業ならテレワークもいいだろうが、そんな保証もない企業でテレワークしてもむしろ「明日から来なくてもいいですよ、会社が大リストラであなたもその対象になりました。ついてはあなたのパソコンに会社から退職についての書類を送付するので、辞表にするか会社都合の解雇にするか選択して送信願います」でも来たらどうするか?非正規雇用者について、すでに解雇の厳しい現実を突きつけられている人も多い。テレワークに入って、「会社は私を必要としているのだろうか?」と疑心を持ちながら仕事(?)をしいている人も多いと思う。ITなら大丈夫だろうと思うだろうが、仕事先の企業があって初めて仕事が出てくるので、繰り返しになるがその企業がなくなればIT企業も消滅する。他企業との営業を35年してきたので、企業同士は自立してるようで自立はしていないのが現実だ。
テレビ局にしても制作や撮影は子会社や下請け企業に投げるケースが多いし、テレビのCMにしても広告代理店が出しているので、代理店が倒産したり(広告費は企業内で一番削減しやすい項目だ)すると、テレビ局も経営が傾く。なので、近年はテレビ局は不動産業へシフトをしてテナント収入で生き延びようとしている。新聞社は部数が激減しているとはいえ、購読料が約60%くらい経営を支えている。
テレワークの話でしたね。私の知っている広告代理店は1フロアが30人いたら7人くらいの出社で距離をとっていると言っていた。残り23人は自宅で何をしているか定点カメラで見てみたいものだ。企画書を書いたり、売り上げ伝票でも書いているのか、または昼寝か読書や買い物をしているのか。それで十分仕事と売り上げが回る会社ならうらやましいが、夢のまた夢の企業で長くは続かないだろう。イライラしながらのテレワークをサラリーマンは強いられている現実。そのイライラ感は引きこもりの人たちと共通するかもしれない。テレワークがサラリーマンの引きこもりに見える。それをどうするか?私は自分だけができる小商いを考える時間として活用するのだが。
広告マン。
会社の仕事が命と言う古参社員に比べて。いや?会社に縛られない時間が増えたと捕らえる若い人たちも居るのでは無いでしょうか。彼ら彼女らの方が柔軟性もあり、この際、転職を考えたり、次の仕事を模索したりしているのではないでしょうか。それに、全てを会社にオンブに抱っこの人は少ないと思いますよ。この様な状況下では、すぐさま転職先も見つからないでしょうから、ネットでの個人ビジネスを考えたり、起業を考えたりもするでしょうね。このウイルス騒動が収まった時にこそ個人の実力が試されるのではないでしょうか。長い引きこもりの間に一体どう過ごしていたか?が問われそうですね。
seto
蝶みたくさなぎ状態で、これから飛び立つ・・・そういう人が多いといいのですがね。どうしても自分の周りには最初に勤めて、定年までいた人がわんさかいるので同じ世代で、広告の世界は転職あたりまえの業種でしたが、金融はじめ終身雇用が当たり前で生きてる人が多く、若い人たちの身軽な身のこなしにたくましさを感じます。変なアドバイスはしないほうがいいとさえ思います。医者も病院を転々とするし、政治家も政党を変えるし、妻や夫を変えるのも多いかもしれません。GWはハローワークや全役所、稼働して欲しかったですね、コロナ患者受け入れ病院は札幌市内、全稼働してます。
昔の少年。
自宅で仕事はやりづらいですよね。何しろ静かに仕事をする環境に無いですからね。学校が休校で、同居の3人の孫たちも毎日毎日退屈で、かと言って友達たちと大勢で遊ぶ事も出来ず、せいぜい自宅前の道路でスケボーなどするくらいしか無いですからね。そんな騒がしい我が家で、電話くらいは応対できますが、根を詰めた仕事はなかなか難しいです。緊急事態ですから、外出を控えてとは言うものの、客先からは、オフイスから転送設定の私の携帯に「FAX入れたが一向に返事が来ない」などのクレームもあって、仕方なく私は出勤。誰も居ないオフイスで作業をします。それが自分の仕事でなく同僚の仕事先だったりしますが、同僚には在宅にして休ませているので出勤しないように言っています。長居はするつもりはないのですが、相手も在宅なのか?オフイスなのか?判りませんが、休まず仕事をしている様子なので、こちらのペースでは決められない実情もあります。在宅やテレワークなど一層やめて、全国一斉に休日にでもしない限り、やりづらいですね。
seto
最初、テレワークと聞いて私は電話で仕事(テレフォン 仕事)と勘違いしました。営業は恥ずかしがりの私には『照れ ワーク』です。ブログを書くのも、自分をある程度さらすので、照れくさいもんです。スマホ、タブレットが普及してから1日中、仕事に縛り付けられて個人の自由がどんどん侵害されて不自由感やイライラが増えてきました。在宅で何度か仕事をしたことがありますが、子供の声とテレビの音、妻の『買い物コール』で遮断されるので集中できない。近所の喫茶店や図書館のほうが効率いいと思いましたが、その場所もないとなれば、自宅にじっとしてるしかないですね。おとといもテレワークしている人からメールありましたが、何をしているのか?と思いました。会社のパソコンは外へ持ち出せないし、USB禁止だし。企画書でも書いているのでしょうか?
坊主の孫。
テレワークも度が過ぎると、まるで、実体のない架空の会社のような錯覚を起こし兼ねませんね。このまま、この状態が進めば、中心部にオフイスは要らないなどとなって、挙句の果てには幽霊会社のように自然消滅も無きにしもあらずですね。ネットは言いにくい事も平気で、文字言語だけで済みますから、罪悪感も薄れて、コミュニケーションも殺伐となり兼ねません。この状態が長引いて、社会全体が思わぬ方向に向かわなければよいのですが。
seto
自宅が会社になると、私みたいな妄想壁はどこまでも飛んでいきますから危険です(笑い。自分の座る畳1畳か寝る3畳あれば思考の自由は確保されますから、マイカーの中でもそうですが。しかし、マスクを外して顔と顔が面と向かってお喋りする、議論する自由や楽しさに早く戻りたいものです。異常な世界に突入してます。
匿名
確かにサラリーマンは不安でしょうが、未だ「会社が何とかしてくれる」感があるのではないでしょうか。毎月の給料も、ある程度は保証されるとも思っているのではないでしょうか。しかし経営者や自営の場合には誰も頼りにはなりません。借り入れても、その先のビジネスが保証されている訳もなく、遅かれ早かれ返済は当然ついてきます。自分の給料どころの話ではなく、会社の存続が危ぶまれるのです。従業員を抱えて居れば居るほど不安は倍増しますね。商売を辞める事は簡単ですが、それはあくまで自分一人の場合であって、従業員の事を考えれば、なかなか簡単に辞めると言う決断さえ難しいと思いますね。