キレる老人(男)の根源について私論(K氏投稿)(  )内は筆者の意見です。

生物学的には「人類」とはメスからメスへの連鎖で、
オスは生殖のための刺激を与える役目だけですから、
用が済んだら早く死んだほうがいい、というふうにできてます。(生物学的な意味だけです)
生殖で引き継がれる遺伝子は、男女5:5ではなく
かなり差があります。例えば受精後、核が分裂して胚になりますが、
分裂するのは卵子の核ですので、圧倒的に女の多くの部分が
受け継がれていきます。(オスは添え物の性のようです)
実際幼児から子供時代は女のほうが賢く、体も大きい。
それがティーンエージャーになると逆転します。
この時期は男性の絶頂期ですから、(記憶力含めて大脳の活発化最盛期)
男尊女卑型の男はこの時期の記憶を生涯持ち続けるのでしょう(→キレやすい老人の種が植え込まれる!?)
社会自体も男に生存競争を強いて、弱いものを排除するしくみになってます。
それが50代、60代ともなると、男は相当悲惨な存在になっています。
多分キレる老人というのは、ほぼ男性のことだと思います。
そのなかで生殖能力を失えば男は衰弱することを
察している人は、漁色家になるのかもしれません。(バイアグラ使用やマカの利用、精力剤使用)
が、これは生命の発生時からきまっていることなので
時計を逆に回すような行動は、一層惨めな結果しか産みません。
この時期の男がどう生きるのが良いかは、とうの昔に考えぬかれていて、
知識だけはあるので、長老、相談役が相応しいということです。(見返りを求めない長屋の相談役でもいい)
また、そのことに気がついていてるから、
老人は、いろいろ「ご教示」したいのでしょうが、
人望がなければ人は集まってきませんから、
通りがかりの人を捕まえて自慢話をするしかないのでしょう。

*筆者の感想・・・全国で飛ばされるオヤジ議員の野次、暴言や浮気ペラペラ喋り、それを追いかける下半身ネタ記事横溢を見ていると、男たち・・・どうした?と言いたくなる。少し黙ったら、世の中、落ち着くと思うが。もっと大事なことがたくさんあるだろうに。貴重な電波とお金と紙を浪費して、そして時間を割いて、大脳の一番弱い部分(性や本能)を刺激して遊んでいる。大丈夫ですか?男たち。人望を目指しましょう。
それにしても上の図(精子突入についても卵子の核内での細胞分裂)を見れば見るほど、オスは無理して(人為的に)オス化(意識化・社会化)しているのではないか。自然から遠い存在になってしまっている。キレるオスの老人たち(熟年世代含めて)がよけいに悲しく見える。私も他山の石としないといけない。
*福岡伸一『生命と記憶のパラドクス』(文春文庫150p)に『男がモノを集める理由』に『生物の世界、はじめに雌があった。雌が生命の基本仕様。雌は誰の力も借りずに自分の子孫を増やすことができた・・・』アブラムシの単為生殖ですね。

  1. 多くの人女性は、早くから人生を達観しているように、焦らず騒がず流れに任せて行きているように見えますね。突然のアクシデントにも一瞬は驚くものの、暫くすれば平然とやり過ごし持前の対処能力を発揮します。一方、男性は虚勢を張って生きてはいますが、臆病で、窮地に追い込まれるとキレてみたりパニクったり対処法さえ分からなくて右往左往します。男は度胸、女は愛嬌などと言うのは男性のご都合主義で、実は反対なのです。例えば、自分の例で言えば、既に子供も居る家庭持ちなのに、キレて会社を辞めて家に帰り、家内に「辞めたから・・・」とその返事は「あ、そう」だけでした。オタオタするどころか?平然としていて、期待はずれ?で拍子抜けでした。女性は何故か肝が座っていますよね。

    • 男の気の小ささはどこに起源があるのかと思ったら、添え物の性であることですね。臆病なところがあるので、手に武器を持たないと生きれなかったのでしょう。その武器が本当の武器であったり、名刺の肩書であったり、後ろ盾であったり、預金通帳の額の高さであったり、奥さんの美人度であったり、乗っている車であったり、住んでいる家の立派さであったり、上目線のおしゃべりであったり、男が毎日している事柄一般です。定年後、ほぼこれがら失われるとすれば『退屈』病に襲われます。ボランテァイをするにしても雑談の会話力が女性ほど鍛えられていないので、周りのボランティアからボランチィアされる人になってしまいます。

  2. 男は女にうまく利用されて居る事を思い知る事は多々ありますね。思春期にはお互いを知らずに愛だ恋だと妄想に耽りますが、一旦関係を持てば、徐々に女性上位が頭角を現してきます。結婚でもしようものなら、男性の多くは、あっと言う間に尻に敷かれ、大昔の狩に出かけた男達のように、思うように操られて稼ぎに出かけます。そして何故か家(巣)に戻って来ます。女性は家事はしますが、主に男性に稼がせ、ともすれば命令さえ下します。しかし、最近では男性だけに任せられない女性も現れ、働きに出るケースも多く、ますます男たちの権威は失われつつあります。男たちに頼らなくなった男性化した女性たちに、ひ弱な男性はますます立場を無くしていますね。女性の社会進出で男女逆転社会も近いのかも知れませんね。男たちは家事と育児専属になり兼ねませんね。

    • 男にも女性ホルモンが入っていて、女性の性質のいい部分あるはずですが、自分の言動のどの部分が女性ホルモンの作用なのかわかりません。女性にも男性ホルモンはあるので、お男っぽい発言・行動は元々ある男性ホルモンの作用と考えるとすっきりするのではないでしょうか?夫はATMと考え、鵜飼にたとえれば『鵜』が男、外で稼いで来い!船の上で飲みこんだ魚(お金)を吐き出させて、頭を撫でてときどき添い寝ををしてあげれば、次の日も稼ぎに行く可愛い夫です。

  3. キレるのも自己主張なのでしょうね。他人から見れば、単なる強がりにしか見えませんが、本人にして見れば、キレている瞬間は注目の的で主人公のつもりですから気分も最高でしょうね。病気のようなものですから真面に受け止めればますますエスカレートします。ですから更年期の男性にありがちな症状と理解して対応しなければいけないでしょうね。お互いにキレ合う事だけはやめましょう。確かにキレる女性は少ないかも知れませんね。

    • 更年期の女性も切れますね、何度か経験しています。男は更年期でも、中毒が切れたときとか(アルコール)キレます。刃物を持ってキレると人を殺めるので。野菜不足でもキレやすくなるとかコンビニ食やジャンクフードでもね。主張する自分がないときに『あたかもあるかのような疑似自己の主張をしているように見えます。おとなしい人がキレルのは普段からじっと我慢をして小さな噴火を起こさず、結果、大噴火を誘発するんですね。ヤクザ映画のラストシーンみたいな殴り込みです。ビジネスの場面であれば『辞表出す』『上司を殴る』『妻に暴言』『子供に当たる』など様々な場面に出てきます。ええい面倒だ、国会解散!ってこともありますね。

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