街中を走るランチ&ディナー宅配便が急に増えてきた。自転車とスクーターで道路の端を走っている。ドライバーから危なくてしょうがないという声も聞く。飲食店の加入者が増えてきているので背中にウーバーイーツのロゴ入りバック背負ってすいすい、ときにスマホで所在を確認しながら走っている。止まって休憩している若者に聞いてみた。「どのくらい収入があるの」「平均で12~13件で金額は1日で6000円~7000円。時給のバイトより全然、いっす。さらにイベントあればもっと稼げるし」イベントって団体で申し込まれたランチやディナーの大量買いのことかな?運転手から見たら交通事故を起こしかねない走り方に見える。さっそく損害保険会社が彼らのために傷害保険をつけることを提案している。12件だとして、店とお客の間を往復するのだが、カードでの支払いだろうな。利益配分はどうなっているのか、そこが肝心なところでピザが店売りが1000円だとして、実際の利益は800円だとしてウーバーイーツに20%の200円取られたとして、その中から50%をアルバイト学生に支払っても100円しか彼には渡らない。1日6000円になるには、60件走り回る必要がある。オールコミッション制ならば。それとも時給制で1時間1000円くらいなら6時間で6000円になるが、そうすると本部はその利益を出すためにウーバーイーツの取り分を相当増やさないと経営は成り立たない。店の実利益は相当に減るというビジネスモデルになってしまう。これってアマゾンの顧客第一主義と同じで、倉庫で奴隷のようにピッキングで働かせて、ヤマト便はじめ輸送を使い、時に無料配送するがそれは売値に入れ込まれたり、アマゾンに店を張る業者の負担として押し付けていく商法だ。喜ぶのはお客と経営者と投資家で早くて安くて自宅までだ。中国でも食べ物を運ぶサイト業者が大儲けをしている。現代人はすっかり楽で安くて便利に飼い慣らされている。スマホ然りである。これって危機には危ない気がする。ローテクで不便に慣れないと(自分の全肉体を使わないと)パニックになりはしないか。コントロールされるだけの人間に近づいていると思うのは私だけだろうか?

  1. 気力があっても体力がある若い時にしか出来ない仕事ですね。自前の自転車や貸自転車やスクーターで逞しい若い女性も多いですね。人件費として支払われる他に自転車使用やスクーターの燃料などは自前なのでしょうか。それほど割の良い仕事では無さそうですが、何せコロナ禍で他のアルバイトも出来なくなった時の救世主なのでしょうね。それにしてもオーダーする方法は?飲食店に直接連絡?それともスマホで?。

    • マクドナルドのチラシに書いてあるので調べてみますね。バイト先が減ってるので体力勝負で走り回ってますが、ちらしでは直接店へ連絡するみたいです。スマホであればお金は前払いですかね。現金は扱わせないと思いますが。どう考えても割がいいとは思えません、確かに。ゲンカ10円を100円で売るなら別ですが。

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