小樽ゴールドストーン

10月26日(月)札幌パルコへ。午後3時入場、山下達郎アコースティクライブ展に出かけた。1800円のチケットであったがコンビニで発券すると2300円近くになる、高い!昨年、札幌芸術文化ホールのコンサートが妻の病気と重なって行けなかったが、2018年小樽ゴールドストーンのアコースティクライブに参加できてラッキーな私であった。北海道には何度も来ているが小樽に来るのはは初めてと達郎さん。全国から8000人応募があって会場収容人数200人に選ばれ、しかも前列4番目。達郎さんの汗とつばきが飛んでくる距離だ。キーボードの難波弘之さんがソロを歌ったビックリの一夜。素晴らしい声だ。

パルコの7階会場には達郎さん直筆のQ&Aパネルがあったが、字が上手だ。達郎さんが初めて飛行機に乗ったのが千歳行きで22歳、バンド・シュガーベイブのときだ。北国のカラフルな屋根(トタン屋根)をみて感激したこと。北海道から本州へ行ったとき、瓦の屋根を見て『ここは同じ日本なのか?』と文化的なショックを受ける修学旅行生徒と同じだ。札幌で一番食べてみたいのは「ラーメン」と書かれていたが、東京以外で行きつけの店が一番多いのは札幌だと書いてあった。1軒は経営者が達郎さんの大ファンのススキノにあるイタリアンの店だと聞いている。札幌でのコンサート終了後、ここで必ず打ち上げをすることになっている。アコースティックライブ展に話を戻すと、達郎さんの音楽ヒストリーが大きな壁に貼られてCDの写真と一覧が読める。コンサート会場で購買できるカタログの最終ページにも詳しく掲載されているが、坂本龍一と共演しているのも凄い。YMOを結成する前のことなのか詳しい人は教えて欲しい。会場に『オンザストリートコーナー』(アカペラ)の楽譜コピーが貼られていた、こんな風に五線譜に指示書きするんだと録音の臨場感が伝わる。曲名を見なかったのでVOL1か2か3はわからない。

日本中がグループサウンズやフォークソングで溢れていた当時の音楽界で、自分がしたい音作りをしていきた彼の姿に感動する。シュガーベイブのころから達郎を尊敬していた大学生の竹内まりや、その時代の二人がいまも健在で次々テレビドラマの主題曲やCMソングに使われている。会場は30分刻みで20人制限で入場。約15分の生ライブ映像付きだ。1曲目は『ペーパードール』2曲目が『ライドオンタイム』3曲目が『ウォーソング』だ。3曲目はアコースティックライブではなくて名古屋でのライブだ。ドラマーで札幌新琴似出身の小笠原拓海さんが若い姿で映っていた。クリスマスイヴやライドオンタイム、竹内まりやのヒット曲の数々、世界中で聞かれている彼女の『プラスティクラブ』でも歯切れよく演奏していたドラマー青山純が退団した後、しばらく全国ツアーができなくなった達郎さん。ドラマー小笠原拓海を見出してツアーを再開した。もちろんサックスの宮里さんを宮崎県から連れてきた功績もあるが。来年のツアー計画はないのが残念だ。11月8日まで札幌パルコで開催している。前半と後半で展示会で流されるが曲が違うので、後半も行きたいが15分のために2300円は高いなあ。行くか迷っている。蛇足ながら、山下達郎ファンに共通の性格がある、薀蓄を語り出したら止まらなくて関心のない人に顰蹙を買う。

小樽にある達郎ファン夫妻が経営する喫茶店

  1. ヘターリスト。

    熱中できる事があるのは良いですね。熱中し続ける事ができる理由は?一体?何がキッカケだったのでしょうね。かつてはモダンジャズ系超有名プレイヤーの演奏を何度も聴いたり、あらゆる音楽も聴きましたし、有名不フォークシンガーのステージに上がって一緒に歌ったり、バイトでのバンドのステージで歌ったりもしましたが、しかし、これと言った特別なシンガーやプレイヤーの大ファンでも無く、今ではすっかり冷めましたね。でも最近ようやく、中古楽器で、また音楽をかじりだしました。ちょっと遅かったですがね。

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