竹内まりやと出雲のカマボコ
先日、近所の奥さんが出雲大社へ観光へ行き、お土産にトビウオ(あご)のカマボコを持ってきた。早速、手でちぎりながら食べると美味い(食べ方は手でちぎれと書いてある)。小樽名産かま栄のヒラ天に慣れた私は大感激。早速、メールで生産会社へお礼をしたら、カタログを送りますと返答がきた。昨年12月、竹内まりやのコンサートへ行ったこともあり、メールを書きながら彼女のCD「TRAD」を聞いてもいたので、「彼女は出雲の旅館の娘ですよね」と問うと「彼女は中学・高校の先輩なんです。母も函館の出身で北海道が懐かしい」と。
トビウオの蒲鉾から、話題は横道に入る。送られてきたカタログに、担当者が書いた「〇〇食品風土記」7号が同封されて、「出雲大社では千家国麿様と高円宮典子様の結婚式が10月5日にあり、〈中略〉私の父、当社の社長も出席させて頂きました。披露宴では立ちあがってのビールつぎや席の移動は禁止されていたそうです。EXILEのHIROさんなどそうそうたるメンバーがいらっしゃったようです」。神迎祭という言葉もどういう行事内容か分らず、日本は広いやと思った次第。神や仏の信仰薄い筆者だが、島根と言えば近くに石見銀山と宍道湖のシジミには興味はあるが行ったことがない。
タタラ一族がいて鉄の道具を生産していたのだろう、とか中国の墨家の技術集団(城作りも含めて)に似ているのかなあと想像をたくましくする。竹内まりやのコンサートの話に戻るけど、よくあの寒い真駒内アイスアリーナで歌ったと表彰もののコンサートでした。
私はオーバーを着たまま聞いていたけど。スケートリンクの上にベニヤを引いて椅子を置いただけ。観客も寒い、演奏者も寒い。59歳の彼女にはキツイコンサートではなかったかと同情する。夫の山下達郎もステージ向かって左側でギターを弾いていた。去年の8月の達郎の「マニアックツアー」にも参加した筆者なので、妻は「山下夫妻にもう貢献しなくてもいいのでは?」とのたまわる。ことしは達郎デビュー40周年記念ツアが秋にある。
チケット取得頑張らないと。カマボコは約4000円(送料込)で注文して、すべてお腹の中に消えました。たまにこういう軽い話もいいだろうと書いた次第。