201202234

 

報告者は派遣会社へ登録し、1週間しないうちにアルバイトを辞めた。

オニギリ製造工場の疑問点。

会社としての危機管理能力のなさ。

工場長が派遣会社にいわく、一番忙しいからパートを入れているんだから代わりをつれて来い。

たきあがったご飯を箱につめる工程を、一番忙しい時にパート一人に任せるのかい。

三日目の20時過ぎ、昼から一人で身体が動かなくなってきた。思った。おれが動けなくなったらどうするの?

助けが来るまで5分としても30キロ近くのご飯が床に落ちる。2~30分近く誰もいないこと多々。

18時を過ぎると正社員が回りでふらふらしてる。仲間がきて談笑してる。

そんな暇人も組み込みパートを含んだ3人体制を組むなら解るが。

パートがこけたらラインが止まるしお米の無駄。工場長は3日間で一度も現場に来なかった。

 

温度管理の杜撰

マニュアルではご飯が流れてきたら、最初、中間、最終の3段階でご飯の温度を測り報告書に記入。

その時の基準は23度以下。ベテラン派遣社員は慣れている。が何度も何度も刺す位置を変え計る。

見るとすべて25度以上。十分冷えていないと雑菌が繁殖するのだろうか。最後は22.8度と記入している。

一人の時、ご飯の処理だけで手一杯。計れない。正社員が来たので計れませんでした、というと、

本当はよくないが適当に書いてだと。以後手が回らないのでこの手順パス

 

工場内の水

ともかく暑い職場。のどからから。ホースの水飲もうとしたら飲むなといわれた。下痢するそうだ。

多分地下水を汲んでるんだろう。でもその水で色々なもの、お米を混ぜるおへら、ご飯を炊くお釜など洗ってる。

特におへらは、バケツに汲んだ水に浸すが仕事開始から一度も水を替えない。バケツの中の雑菌調べてみたい。

 

工場内に入る時

これは厳重。まず会社に入ると玄関で髪をすき私服についてる髪の毛ごみを粘着テープ付ローラーでとる。

次に手を消毒液で丁寧に洗う。支給された上下服、ネット(二重)、帽子、長靴着用、工場の入り口で再度

念入りに手の消毒。入り口ではエアーシャワーを浴び、ゴム手袋着用。最後にもう一度制服を消毒液に浸した

タオルで拭き粘着テープローラを使う。この間約15分。

ここまではいい。説明では工場出入りのたびに行う。しかしよく見てると現場に入る人の半分はまともにしてない。

現場には正社員はほとんどいない。契約(パート)を管理してる人がいない。

これじゃ面倒な消毒は適当になる。

 

トイレ

トイレは1階。廊下から入り仕切りもない。入る時は上着は脱ぐ。仕切りがないから廊下で脱ぐ。

ズボンはそのまま。中は食品会社にしては汚れてはいないがお粗末。小便器が二つに個室が一つ。

オニギリのラインはオバサンがたくさんいる。3時に一斉に休憩。どれだけ混雑するのか。オバサンがうろうろしている

そばで上着を脱ぐのか。私は休憩時間がいい加減だから関係ない、というか汗だらけなので小でなかった。

上着ぬいでも帽子とズボンは脱がない。

 

私の娘や息子が冬のアルバイトで近所の食品工場へアルバイトへ行く。詳しくは書けないが、以降、そのメーカーの食品は口にしない。

 

 

 

 

 

  1. 有名パン工場に子供がアルバイト先で見た光景を聞いた時はショッキングだった。引き上げた商品から餡子を取り出して再利用していたり、そのまま日付シール(当時)張替作業を当たり前のように行っていたらしい。食品メーカーの不祥事で、今では改善されてはいるだろうが、ずさんな管理は聞くだけで培ってきたブランドも地に落ちる。責任感のない末端現場スタッフに問題があるが、そのようなスタッフを受け入れる経営側があるからで、すべてはトップの責任だ。経費と効率を追求しているのだろうが所詮オーダーを摂り過ぎてキャパを超えてしまっているから全ての問題が発生する。儲かりさえすればの考えが見え見えだ。大量生産大量販売多店舗展開、大きいことはいいことだ主義はどこかに歪が生まれる。何も企業の大きさを競争する事はないし、消費者に対して信頼される製品製造ができる設備と人員だけ整っていればいいと思う。評判や人気が品薄を呼ぶなら商品価値もさらに上がる訳だし、ブランド力も上がる。息子の勤めていた東京の会社が縮小で職にあぶれて札幌に戻り再就職までの間、アルバイトした製餡所もひどかった。熱い餡子を扱うので火傷だらけで、アルバイトばかりで、かなりひどい扱いを受けて辞めた。外食しても感じるが末端のスタッフはパートがほとんどだ。玄関先に「アルバイト募集!未経験者可」などと平気で張り紙している店などに入る人の気が知れない。以前に石狩方面の観光バスも停まるお土産屋兼レストランで食事をした時、黑モジの爪楊枝が蓋のない容器に逆さに刺されていた。気にしながら食後につい使ってしまったが、後悔先に立たずで直後に腹痛と下痢に襲われた。それも一緒に食事した友人もだった。珍しく本格的な爪楊枝でもあり、珍しくて皆んなが触ったに違いない。口に入れる部分を上にしてむき出しにして平気な感覚を疑った。ここも中居さん風の年配女性たちが着物を着て、それらしくはしていたが、明らかにパートだった。最低の待遇のパート達は、不満だらけで、客の前でも私語を交わしたり、責任感など持つ訳もない。辞めればまた雇えばいいと、使い捨て感覚の経営の顔が見え見えでもあった。

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