石川県立図書館のすごさ!
石川県は、ここまでお金をかけて県立図書館をつくったものだと感心する。というか紹介動画を見て感動してしまった。静かな本の劇場空間を見ているようだ。文化都市金沢の粋な姿を見せてもらった。たまたま壊されゆく、戦争で破壊された図書館の歴史を読んでいたときに、石川県立図書館のオープンを見つけた。7月16日。「これって図書館?」と既成概念を壊されて気持ちのいい体験をさせてくれた。
設計監理は環境デザイン研究所、建築施工は清水建設。総工費125億円。図書館に子供スペースを区切り、外に声が漏れないようにして、外の庭と導線で繫ぎ子供を自由な空間に遊ばせている。ギリシャ各地にある(あった)円形劇場を図書館バージョンで見せてもらった気もした。金沢の新名所誕生で、観光客が押し寄せ、図書館で静かに読書できない日々が続きそうだ。HPでじっくり見て欲しい。図書館の未来が詰まっている。
昔の少年。
図書館には、行こうと思いながら、かなり長い間行っていません。図書館も随分近代化されてきているんですね。それだけの書物を収納し、ゆとりある空間にするには、それなりの広さが必要ですね。金沢も北陸新幹線開通後は観光も栄えて小京都なんて言われていた時代から大きく変貌してきましたね。つい最近になって北陸新幹線が福井県は敦賀まで伸長されて、あれほど孤立していた福井県も次第に変わりつつありますね。しかも我が故郷の隣町の敦賀に新幹線が来るなどつい最近まで考えても居ませんでした。これで暗いイメージだった北陸も少しづつ変わって行くのでしょうね。
seto
6月22日、図書館のこれからを話し合うフォーラムに義理参加してきました。希望は飲食とガサゴソ、おしゃべりできる図書館希望者多かった。世代を超えて。道立図書館なんて、死んだように静かで息がつまる、研究者のための図書館でしたね。自分の部屋ですればいいものを。しかし、あまり司書の安い給与に悪乗りして仕事を増やすことは考えもの。元、道庁職員OBは民間になって、図書館は良くなったと自賛していますが、委託事業になって待遇の劣悪さを知っている私は、彼らのにさらに仕事を押し付けることに賛成しかねますね。市会議員や市職員でどれだけの数の人が利用しているか疑問です。軽食を食べるサービスにしても、また業務委託で丸投げする事業になっていくのは目に見えています。市の職員が市民に直接向き合ういき方がどんどん減っています。タイパやコスパの考え方で最小限の費用(予算削減)で短期雇用者が正社員の待遇を守っている構造ですね。あらゆる職種に浸透してしまった事業委託。それだけのことができる職員を、コネ採用しないではじめから採用しなさいと言いたいですね。