市町村議員のパート労働化・・ほか。
先日、西洋骨董の家具類を購入した家々へ納品する仕事を手伝ってきた。お店ではお洒落なファッションで来て、果たしてどんな家でどんな旦那様がおられるのか、興味もあった。札幌から100キロ以上離れた市町村であったが、どの自宅も大きなガレージ(ある家は車4台に除雪機を入れて)とバラの壁紙のアンティークルームもあった。
旦那様が現れた。妻「少し、買い過ぎかしら?」夫「好きなようにしたら」。子供がおらず、旦那さんはクラシックカーを3台持っていた。地方で面白いのは、こういう奥さん方があるグループを形成していて、定期的に会ってガーデニングの話や西洋骨董の店巡りに東京へ旅をする計画を立てている。納品に1時間を費やして帰るときに、「これでラーメンでも食べて」と金一封をもらった。まだ、こういう習慣があるんだ。お金持ち同士は嫉妬はするけどケンカはしない。
私が結婚したときに、家賃1万4千円の道営住宅から始まった。戸建て以外に住んだことのない妻ではあったが、「隣で、ケンカ、あそこもケンカ、そっちは奥さんが子ども4人を連れて出ていくクリスチャン、隣の夫婦はパチンコしているときに交通事故で子供を亡くし、ますます博奕にのめりこむ…」。「本当にあの6年間は勉強をさせてもらった。あの道営住宅暮らしがなければ、世の中のことを浅くしか見れなかったと」。貧しい世界は残念ながらケンカが多い。
非正規社員が4割を超えた。こういう記事を書いたり、報道をする人間たちはほとんど正規社員だ。しかし、いまやテレビ局のディレクターも外注の時代。先日、某テレビ局の人も系列の人材派遣会社の所属であることが名刺の下に小さな文字で書いてあった。バブル絶頂のころは4月入社の新人が6月ボーナスで100万円を超えていたのを知っていたので隔世の感がある。公務員もいつのまにか3~4人にひとりが非正規だという。私の利用する図書館も外部の民間会社へ委託している。本に詳しい店員のいるコンビニみたいだ。
一層のこと、全国の市町村会議員、国会議員を時給で雇う法案を作ってはどうだろうか。時給3千円くらいで。それ以上に、霞が関を役人を削減する公約をしていた「みんなの党」が官僚たちによって潰された。あれから、マスコミ含めて役人の人員削減提案ニュースがさっぱり出てこないのはどうしてだろうか?新聞に関しては月極め料金を自由化するぞと脅され、テレビ放送局へは総務省が許認可権を横暴に振り回されて、批判的なニュースを作れない事情でもあるのだろうか?とにかく官僚が多過ぎる。このテーマがメディアから消えている。
私の住む街の近所の人に「市会議員のパート労働化」を話したら全員賛成であった。昼間は普通の仕事をして、夜に議会をする。その元気のないご老体は引退してもらう。無駄な旅行代理店の付き人に報告書を書いてもらい、視察と称して観光旅行や議員を職業とする人を減らして、議論される内容もより実人生・実業に近い目線で条例を作っていく。自社への利益誘導だけはご勘弁を。実際、ノルウエーの地方議会で夜に議会を開くパート労働をしているはず。
昔の少年
市の職員のお話しですが、仕事が無い人達をパートに使ってあげればいいと思いますよ。いっぱいいますから。でも、それで嫌な仕事を押し付けて職員が楽をしてはいけませんね。道庁前を5時半に通ると一斉に職員が川の様に流れ出てきます。僕は社に戻ってまだ仕事をしようとしているんですが?仕事ってあんなにきちんと時間通りに裁けるものでしょうか。教えて欲しい位に不思議ですね。ああ言う人達が帰りにチャンスセンターで宝くじを買ったら大当たりなんて事になるのでしょうか。運がいい人達ばかりです。お金持ちには貧乏人には判らない苦労があるのかも知れません。ただ経済的余裕があるだけに外には内部告発しないだけではないでしょうか。貧乏暮らしもどん底を経験したつもりの僕ですが、まだ恵まれない人たちも居るでしょう。でも厳寒の北海道に来て着の身着のままの財産の無い身で冬を過ごせたのも、今があるのも裕福なお金持ちではなく普通の人たちに助けられたからです。貧乏を経験済みの人は多くを望まないし皆んな親切です。喧嘩が絶えないのは本当ですが、貧乏な時の争い事はどちらも善人同士ですね。夫婦喧嘩は犬も喰わないと言われますが些細な言葉が大袈裟にとらえられるからでしょう。経済的にも精神的にも困窮していればそれも仕方が無い事ですね。我が家族の中でも口論がエスカレートして別居し離婚したケースがあります。口は災いの元。そんな時は寡黙が一番!今日は水曜日ですが。