年賀状の校正バイトをしている人からあれこれ
いま、真っ盛りの年賀状を校正・印刷・納品をしているところでアルバイトをしている人からメールが届きました。発注のときは注意しましょう。22日はブログ2本公開です。
バイトの話、年賀はがきと喪中はがきあれこれ。
①申し込枚数最小、なんと3枚。次が5枚。コンビにで買うか自分で書きなさい。
ほとんどが30枚前後。
②ある企業、本社と9ヶ所の事業所を住所・TELFAX・URLを記入、印刷。
字が小さく読めない。校正泣かせ。
③やけに長いメルアド。かつ意味のない英字の並び。腹立つ。
④希望者には校正を出してるが名前5ミリあげるとか住所を3ミリ下げるとか
細かい注文も多し。4回校正を出し、そのたび細かい注文をだすオバサン。
⑤10匹の猫名前を書いてる人。猫屋敷か。
⑥喪中はがきで挨拶文を達筆で書いてくる人。読めない。要確認。
数少ないが名文多し。
信じられないミス・クレーム。
①80枚の注文で1枚が色が薄いと。大阪の人なので現物確認できず。
1枚刷りなおし。なんとかせいや。
②申込書の住所、2を7と印刷。刷りなおし。
ところが確認したら5人中5人が7と読む。私も7と読んだ。癖字じゃない。
しいて言えば7の下がかすかに跳ねてるか。本人2と主張。
怪しい字は事前確認するが必要がないほど7。
③喪中はがきに年賀の挨拶印刷。じいちゃん死んだから明るい年が来るのか。
*余談ながら、先日自宅にマイナンバーを配ってきた郵便局の人曰く「何のためにこんなことをするんでしょうね。年賀状とお歳暮の時期に合わせて。本人確認も必ず2回することと言われています。こんな夜にすいません」と。配る人まで迷惑をかける制度だ。
昔の少年
年賀状作成にも賛否両論あるが、PCとプリンターの普及で誰でも自作年賀状を作れる時代に僅かな枚数を印刷発注するのは、貰った人には発注枚数などわからないから単なる見栄なのか。それとも無知なのか。PCを触れない人なのか。僕たちは日常作業にPCを使い大型プリンターも使うが、年賀状に限っては小型のインクジェット式プリンターの方が遥かにきれいな発色になるので、こちらの方がお薦めだ。僕の家族も昔に年賀状校正のバイトをしていたので状況はよくわかる。但し邦文タイプ1級のプロだったので校正はお手のものだったようだ。その頃は僅か数枚発注は無かったようだ。