ブログ開始1か月記念 雑談
八っつぁん「おーい熊さんよ。ブログを書いてるご隠居から30本目の記念に何か喋ろというので来たが、酒の1本や2本を用意しろってもんだ、その方が舌が滑らかになるわ」
熊さん「ケチな隠居だな。おれたちと同じ長屋に住んでる貧乏人だからまあ許すか。貧乏人は物を書いちゃいけないよ。どうせ、恨みや嫉みしか出てこないんだから」
八っつぁん「何言ってやがる、貧乏人がしゃべらなくて世の中、良くなるわけないだろうが。熊みたいな物言いじゃ、誰も話なんか聞いてくれないやね」
熊さん「ところで、八っつぁんや、太古につながる・・・あと何ていったっけ。そのブログっちゅうの見てるのかい?」
八っつぁん「隠居から、読んだかうるさく聞いてくるから仕方なくね。何を言いたいのやら、さっぱりわからん。まわりくどいんだよ、言葉がさ。知ったかぶりして小賢しい。はっきり言えよだ・・・。ブログなんて書いてるやつは女々しくて嫌いだ。そんな書く時間あれば、クギ1本でも打って働いて稼ぎなさいだ。汗水垂らして働くことが一番大事なんだよ。といって俺は酒ばかり飲む怠け者だけど。あっはっはっ。」
熊さん「まあ、半分当たってるね。暇だから書いているんじゃないの。八っつぁんや俺とは話が合わないし、おしゃべり相手探しに、文字をどこかに飛ばしてるんだ。朝から何やらパタパタ字を打って、よく飽きないご隠居だ、まったく。歳はいくつだ」
八っつぁん「1月で64かな。もういい加減くたばってもいい歳だよ。あの世代は、男根の世代、失礼、団塊の世代っちゅうやつかい。若いのから年金泥棒世代っていうやつもいる」
熊さん「そのひとつ後だろうが、大して変わらん。しかし、毎日、ああでもない、こおでもないとよく書くよなあ、あの隠居は。なんでも書くのに困ったときは、イソップ出したり、老子出したり、自分の失敗まで恥ずかしげもなくさらして、どうもマゾっぽいな、隠居は。ブログもそろそろ終わりってとこかな。もう書くことないだろうに」
八っつぁん「それが、あの爺さん、志村けんが大好きで、ブログはしばらくダイジョブダーって言ってるから変なじいさんだわ。ところで、隠居の子供たちや奥さんはどこに行ったやら」
熊さん「奥さんは、失礼しますと、三つ指ついて実家に逃げたらしい。子供も手がかからず、それで時間を持て余してるわ。仕事辞めれば、タダの人。俺たちは手に職があるから、いつまでも現役だ。定年は病で倒れるか、くたばるかだ」
八っつぁん「やばい、向こうからご隠居が来る。この辺で帰ろう。熊さんや、おれたちの話はどうなるんだ。まさか、みなさんに聞かれたりして」
熊さん「後でテープを聞いて、どうするかはご隠居に任せよう。さあ、大工道具持って、仕事、仕事!」
匿名
落語、講談、浪曲、などの高座に客を集めるとなれば、それなりの小屋が要るわけで、また居て欲しい客が居なければ、演者も張り合いがないですね。熊さんみたいな?八っつあんみたいな?僕も含めた読み手は居ても居なくても成り立つのがブログですね。高座なら常連さんが見え、ステージならファンがキャーキャー言ってくれて即座に反応しますが、ブログはとりあえず一方的。でも読もうと思えば世界中につながっていて、いつか何処かで何らかの影響を及ぼすかも知れないし、何も起きないかも知れない。でも小屋も要らないから客を集めなくてもリスクもなく、独り芝居で独り言を、見えない相手に語っているのは実は精神的健康法かも知れないですね。判っている人以外には誰が語っているのかは不明ですからね。意外にも言いたい相手本人には他人事と思われ『そうだそうだ!その通りだ!』なんて読まれているかも知れないですが、それもブログですね。毎日?一首の電子版百人一首で、とりわけ、ここに登場したご隠居さんは、現代版お公家さんみたいなものでしょう。一首にしては、ちと長いかも知れませんがね。まぁ~お客が眠っちゃわない程度がいいのでは・・・お後がよろしいようで。
seto
精神的な健康法からいくと、ブログより相手のあるおしゃべりの方が私は好きですね。ブログは小屋を借りる賃料もなく、見る方も木戸銭を払う支出もないわけだけど。定年になってひとりになると、おしゃべり相手が妻だけではどうもね・・・。私は、ブログの中に、読み手が「はっ!」とする1行を書けるかどうか、そこに狙いを定めています。本はそこそこ18歳から読んでいる方で、既成の思い込みや常識を軽々と超えていく本や1行に何度も遭遇してますから。お客さんの目がそれではっとするよう心がけます。これからもよろしく。調べると火曜と金曜によく読まれていました。会社で仕事中に読んでるのですね。