札幌の商店主より‥メール投稿。

【通常どおり営業しておりますが最低売上を更新する日々が続いています。緊急事態報道はもうたくさんです。フランスのマクロン大統領が言ったとおり、これは戦争です。第3次世界大戦とはこの情報戦だったんですね。これまで大資本による開発に任せてきましたが、コロナショックで状況は急変、あれほど期待されたインバウンドはピタリと止まり回復の兆しはありません。オリンピックだけではありません。多くのプロジェクトが勇気ある決断を待っています。いっぽう変身自在の個人や中小企業は。コロナショックに強い、顔のみえるコミュニティーを守り、地域に根ざした住宅店舗、都市交通、学校や保育所の増強、町内会組織の若返りを図っています。とにかく、まちを救うのは住人たちです。混迷する政権をはやく終わらせて本物の日本で暮らしましょう。】

変身自在に個人や中小企業はコロナショックに強いは強くあって欲しいという願望も込めて書かれたある。顔の見えるコミュニティーを守るという商店街の役員に長年携わってきた彼ならではの視点である。某貴金属屋さんと会食したとき、「ススキノへ食材を卸している業者がいるんだけど、全然、米も売れずに困っている。ななつぼしがキロ1500円で俺は30キロ買う」私にも買わないか聞いてきた。彼は友人に会うたびに、なんとか知人の食品業者の売り上げに貢献でいないか考えている。ネットで助けようの配信は数多くされているが、顔の見える人に向かう行為は彼の心根を見るようで気持ちがいい。近所の経営の苦しい酒屋から米を買ったばかりで丁重に断った私だが,機会があれば購入したい。この酒屋さんもワインセラーを作った直後胆振東部地震で仕入れたワインが割れて「輸入車1台分の損害」(店主の弁)を被った。緊急事態宣言が昨年から何度も発して、政府のクラスターだけのPCR検査手法が誤ってきた人災の被害を、じっと我慢に我慢を重ねてきている中小企業主。しかし、誰もどの省庁からも道からも市からも「自分たちの責任」という日本語が聞こえてこない。みんな被害者顔なんだ、同じ災害でも回復速度は違うが、改めて思うのがアングロサクソン(イギリスとアメリカ)の相変わらずの自国中心主義で、危機になると結局、古典的なイデオロギーが出てくる。なので日本も食料自給率を早く上げていかないとひどい目に遭うような気がする。ワクチン争奪の次は食料や水や清浄な空気の取り合いになりそうだ。

文明の初めに隠されたこと。

どこかで文明史や人類史は間違ってしまったのかもしれない。そんなことを考える日々が多くなった。松岡正剛さんの「文明の奥と底」133p)ルネ・ジラール「世の初めから隠されていること」のサブタイトルが(歴史の最初の最初から〈犠牲〉と〈横取り〉で始まっていた)である。そして(歴史は繰り返す)ことを思うと、最初の本、旧約聖書にそれを暗示する言葉があるはずだと推測して〈出エジプト記)を再読した。苛烈な労働を強いられていたイスラエル人をエジプトからカナンの地へ連れ出しなさいとヤーベの啓示を受けたモーセ。エジプトを去るにあたって「あなたがたは去るときに、空し手で去ってはならない。女はみな、その隣の女と家に宿っている女に、銀の飾り、金の飾り、また衣服を求めなさい。そしてこれらを、あなたがたの息子・娘に着けさせなさい。このようにエジプト人のものを奪い取りなさい」(第13章13節)紀元前1350年ごろにエクゾダスが起きたとされている。モーセの10戒にはごぞんじのように第8番目に汝盗むなかれという命令がある。主は二枚舌を使っているのか。さらに6番目が汝殺すなかれである。ヤーヴェは盗みの勧めを説いているのだ。さらにモーセに連れられて、カナンの土地につくまでにイスラエル人がシナイ半島の周りを40年間ぐるぐる回って歩く。しかし、そこには先に住んでいた様々な民族がいたのであるが、そこのけそこのけイスラエル人が通るで次々に虐殺していった。汝殺すなかれも破っている。これはどういうことだ。4000年前の話であるけれど、キリスト教の生みの親のユダヤ教が内部に自己矛盾(言動不一致)を抱えて、それがユダヤという一民族なら影響も限定的であるが、キリスト教の場合、異民族(病気で苦しんだりローマから迫害された多神教の人々など弱者)への布教をパウロが作り直したので世界宗教になってしまい、今日に至っているわけだ。いまでも無意識にキリスト教徒の言動に、平気で「奪う」「殺す」という癖が流れている気がするのだ。「犠牲を払っても強行する」というバッハ会長を含めて。先ほど、言動不一致の自己矛盾と書いた。なぜ、ユダヤ社会やキリスト教社会が「契約社会」になったのかと考えると、黙っていたら平気で人のものを盗む・殺す癖があるから、それをやられると共同体が成り立たない。そこで出てきたのが契約(書)ではなかったか?しかも契約書やルールは先に提示する(作る側)側に有利になるようにつくるものだから。表題の文明の初めに隠されたこと。実はそういうことではなかったかなというのが暫定的な私の結論である。日本の金もIOCに横取りされていると考えられるわけだ。

追加*1949年アカデミー賞映画「オール・ザ・キングメン」がある。政治的に過激だということでGHQから日本での上映が禁止になった映画だ。万年落選議員から知事になり暗殺されるまでの映画だがなるほど相当に過激だ。この知事が吐くセリフに「善意は悪に支えられている」がある。たとえば寄付行為も、背景にたくさんの人を犠牲にしたり、公的に横領(みたいな)して蓄財をし続けた事案があったかもしれない。ノーベルにしたってたくさんの死者の上に築かれた財産を還元するわけだけど、歴史の最初から(犠牲)と(横取り)の図式が脈々と流れていて、できるだけそれは気づかれないようにしてお化粧を施して、他国や他者から尊敬を集めるようにする構図には変わりない。IOCも欧州貴族層の既得権益層が、スポーツを利用して私益を追求する組織に過ぎない、広告代理店を利用して。選手たちはローマ時代のコロシウムで戦ってるに過ぎないと一度は思ってみてもいい。特等席で観覧しているのはローマの執政官ならぬIOCの役員のお歴々である。

キァンピングカー内での夫婦ゲンカ。

今井昇撮影

私が住んでいる団地横に、道の駅があって、キャンピングカーが沢山停泊している。聞くと水道水を自由に使えるので洗濯や料理に便利で、キャンピング仲間ともここの道の駅で待ち合わせて、情報交換をすると言っていた。新型コロナで車の台数は激減はしていた。

きょうは鹿児島ナンバーの車の持ち主に声をかけてみた。6月に鹿児島を出発して日本海側を北上して、青森からフェリーで函館へ。そこから広い北海道をドライブしているとのこと。ご夫婦とも登山が好きで,大雪の黒岳・赤岳にも登り、紅葉を見てきたと。道産子の怠け者の私は行ったこともない。北海道を知らない道産子でもぐりではないかと恥じ入るばかりだ。道外の人が道内各地に詳しいので私は教えてもらう側だ。いつでも行こうと思えば行けるが、出張以外は意外に現地の旅はしていないものである。鹿児島組はこれから小樽・余市へ行き、そのまま一気に南下して帰路につく計画。もう3回目の訪問で友人もできてお祭りに呼ばれているのだと。一番、困るのがコインランドリーの数が地方に行くと少なくて不自由しているとも言っていた。

富士山ナンバーの人と話したときに、ご主人から「夫婦ゲンカは最悪ですよ」と冗談とも本気ともつかぬ話をうかがった。私は「どこの夫婦もそうではないですか?」と言うも「長旅ですから、狭い車の中で、押し黙って一言も発せず2日間運転したことがあります。私の知り合いで、ケンカがこじれて、新千歳空港から帰っていった奥さんがいました。」鹿児島組にその話をしたら「います、います。そういう場合、まず旦那が謝ればうまくいくケースが多い」。「自宅でもそうですね」と私。

次に1か月、どのくらいの費用をかけて旅をしているのか聞いてみた。鹿児島組は20万~30万円と教えてくれた。一番こたえるのがガソリン代だ。日常生活品と自転車などを後ろに積んでいる場合もあるから燃費が悪くなる。とはいえ、いつも狭い空間だけでは疲れも取れないからスーパー銭湯も利用、国民宿舎で熟眠する。車の改造費だけでお金を使い、なお全国を行脚する年齢は体力の残る60代が圧倒的に多く、自宅は子供たち夫婦と同居か留守番の娘がいたりして安心して旅に出れる夫婦が多い。

私なら圧倒的に「一人旅」がいい。慣れている旅の形態がひとり旅だ。10代末から急行や特急でふらりと無計画で本州を放浪していたころを思い出す。

それにしても飛行機で帰宅した奥さんとはいずれ再会するわけだけど、うまくいくのかどうか心配である。