2022年まであと一日

函館市立植物園

妻の実家は田舎の洋品店、私の母の実家も村の雑貨屋だ。12月31日は1年間の売り上げを計算する日だが、町民や村人も忘れたタオルや寒いので下着やカイロを、1月1日の正月用品も買いに来ていた。人口も多くてダラダラ売るので店を閉められない。午後10時を過ぎて店を閉め、5玉ソロバンを弾き出して、12月の総売り上げを出す。テレビでは紅白歌合戦をしているが、テーブルにはお手伝いさんのつくった正月料理が並ぶが、計算が合うまで(売れた商品の値段と集まったお金の総額)食べない。若いときは一発で合うが、加齢とともに数字が合わない年が多くなってくる。3人姉妹は,一番楽しいはずの大晦日が「ことしは儲かったか、いやだめだった」と一喜一憂する自営業を見て全員「嫁ぐなら絶対サラリーマンだ」と思っていたという。その思いの通り、近所の自営業者との見合い話は全部断り、姉二人は教員と兄は証券会社へ。3女の私の妻は広告代理店の営業マンと結婚した。一方、私の母の実家は酒を扱っていたので年末は酒需要が多くて相当に儲け、4男4女を高等教育させた。「これからは教育だ」との認識から働いた、税務署から赤紙を貼られたこともあると聞いているから、税務署が天敵なのはいつの時代も同じだ。近所の元社会保険庁の役人が定年後、薔薇づくりで有名になった人だが、私に「税金は取られるものではなくて国民の三大義務(労働・納税・義務教育)のうちの一つ。」と演説された。年金の原資が巨大に集まったときに、全国に作った莫大な保養所の所長に天下ったり、社会保険病院に天下ったり、厚生年金会館にも籍を置いて、2回目3回目の退職金を手にした人たちから、そんな説教は受けたくない私だ。いまでもOB会のつながりは強く、全国の元保養所近くでゴルフ大会を開催したり、悠々自適な暮らしをしている。私の住む町には大学と専門学校があるので学生が多い。バイトで稼いで親の家計負担を減らしてあげたい生徒が多い。回転すしへのバイトが決まったとメールがあった学生は午後6時から閉店までだと。消防士を目指す筋肉隆々の二人だから、頑張ってほしい。その中の一人から「おじさんの世代、年金がいいいんでしょう?」と言われた。彼らの父親が40代だから、家庭で小耳にはさんだ会話なんだろう。年金もらい逃げ世代とも言われる。「贅沢しなければ何とか生き延びられそうだよ」と答えた。2022年が果たして生き延びれるかは自信はしかし、ない。財政再建で、消費税が15%超え、年金の支給額に手をつけてくる気配があるからだ。れいわ新選組は消費税0を目指しているが・・・。

来年も体力ある限り、毎日、ブログを書いていく予定です。よろしくお願いします。

「科学者にとって、いちばん大切なことは何かな?」「カンです」(田所博士)日本沈没から

TBSで「日本沈没」ドラマを見た。ドラマを見ない私もこれだけは見逃し配信で堪能。昔、読んだので当時書いた書いたブログを掲載します。テレビで青森から北と九州が沈没を免れる。脚本家が北海道出身だから!?

小松左京『日本沈没』(上、193p)、100歳を超える謎の渡老人が、海に沈んで行く日本列島を予感する田所博士に『科学者にとって、いちばん大切なことは何かな?』『カンです』言下に田所博士は答えた。『え?』と老人は耳に手をあてた。『何といったかな?』『カンと申し上げたのです』田所博士は、確信をこめていった。『おかしいとお思いになるかもしれませんが、科学者ーーーとくに自然科学者にとって、最も大切なものは、鋭く、大きなカンなのです。カンの悪い人間は、けっして偉大な科学者になれません』ここの部分は映像化されていなかった。

1973年に書かれて46年たった。私は映画で『日本沈没』を見たがパニック映画の延長で鑑賞していた。高倉健の『新幹線爆破』と同じレベル。NHK教育で100分で名著に『日本沈没』が取り上げられていて、気になって読んでみると、学会で異端児の田所先生が出てきて、政府に呼ばれ総理へ『為政者としてかなり覚悟を決めておいていただいたほうがいいかもしれん。・・どんなことが起こってても、動揺しないのが為政者でしょうが、とにかく私個人の見解としては、どうも相当なことが起こりそうな予感がする』(183p)気象、土地変動、海岸線の昇降、火山活動、重力変異、熱流量、地下温度分布、地磁気変動、海底の変動、地震の動きなどあらゆるデータをぶち込んで解析する在野の研究者田所博士が総理に直言する。同じデータを見ても、予測の場合、個々の科学者のカンの良し悪しが判断の根底に大事な要素として残る。自然現象に限らず、身近な事件も『カン』の働き具合が良ければ救えたことがたくさんあるはず。『日本沈没』に戻せば、文明論あり、日本人論あり、外交があり、潜航艇の詳しい仕組みや地球の成り立ちの40億年の話題もある。しかし、小松左京の原点は戦争と人間の本姓の残酷さ、一方に希望を置いて未来を築こうとする。守備範囲が広くて何でもありの『ブラックホールのような小松左京さんである』。濡れ場のラブシーンも上手で小野寺と阿部玲子との浜辺のシーンにはしびれた。富士山の噴火で亡くなったと思った阿部玲子が2部で小野寺とともに復活する不自然さはあるが、玲子はダンテ『神曲』のベアトリーチェに模しているかもしれない。ですか?小松左京さん?

1964年にパンデミックを描いた「復活の日」もある。もし、科学者のカンが新型コロナウィルスの変異体各種に効果あるワクチンを発見する人が出てくる可能性がある。

スターバックス開店(12月26日 午前7時)

1)コーヒタイムといえば、私の住む町にスターバックコーヒが26日午前7時に開店。新千歳空港へ向かう国道36号線にある恵庭・道の駅の中。最低気温15度、午前10時の風景だ。ドライブスルーへ誘導するため3名の誘導員が寒い中立っていた。出てくるお客は乳飲み子を抱えた30代の夫婦が多い。空港へ向かうのか道内に帰郷してきたのか不明だが、スタバのイメージに合う人たちだ。私は28日に試飲してくるが、コーヒーより入り口の看板にあった飲料に魅かれる。

来年3月1日に、店舗左側に手作りおにぎりやと恵庭産のモチゴメとイチゴを加えたイチゴ大福が売られます。こちらも楽しみに。
28日、飲む予定です

2)恵庭・千歳は札幌からみて5度以上低い。寒いがしかし積雪が少ない。現在降雪は30センチくらいだ。新潟・富山・滋賀・兵庫・青森の湿った大雪を見ているが、自分の筋肉量ではとうてい持ち上げられない雪質だ。北海道はさらさら雪なのでホワイトアウトが発生しやすいが、除雪は雪が軽くて楽だ。私の住む町は縄文土器が多く出土する。郷土博物館には縄文時代の装飾品や壺が置かれている。当時から現在のように冬は氷点下20度以下や暖房のために木材や木炭をストーブにくべて暖を取り、身を寄せ合って家族が生活していたんだろうと想像する。

縄文人の首飾り

スタバの近くに国の史跡に指定されたカリンバ遺跡がある。カリンバとは桜の皮だ。道の駅の南側に農家の人たちが丹念に植えた桜並木がある。スタバさん得意の春の桜模様チェンジが楽しみだ。

で、提案は紙コップを縄文土器風にできないか?

首飾りをチョコにして、入れる飲み物開発はいかがでしょうか?

市立図書館の司書たちが、行こう行こうと話されてるみたいで、厳しい時期の開店時期ではあったが、頑張ってほしい。店内から見えるガラス越しの風景を明日、体験してくる予定だ。