妻の実家は田舎の洋品店、私の母の実家も村の雑貨屋だ。12月31日は1年間の売り上げを計算する日だが、町民や村人も忘れたタオルや寒いので下着やカイロを、1月1日の正月用品も買いに来ていた。人口も多くてダラダラ売るので店を閉められない。午後10時を過ぎて店を閉め、5玉ソロバンを弾き出して、12月の総売り上げを出す。テレビでは紅白歌合戦をしているが、テーブルにはお手伝いさんのつくった正月料理が並ぶが、計算が合うまで(売れた商品の値段と集まったお金の総額)食べない。若いときは一発で合うが、加齢とともに数字が合わない年が多くなってくる。3人姉妹は,一番楽しいはずの大晦日が「ことしは儲かったか、いやだめだった」と一喜一憂する自営業を見て全員「嫁ぐなら絶対サラリーマンだ」と思っていたという。その思いの通り、近所の自営業者との見合い話は全部断り、姉二人は教員と兄は証券会社へ。3女の私の妻は広告代理店の営業マンと結婚した。一方、私の母の実家は酒を扱っていたので年末は酒需要が多くて相当に儲け、4男4女を高等教育させた。「これからは教育だ」との認識から働いた、税務署から赤紙を貼られたこともあると聞いているから、税務署が天敵なのはいつの時代も同じだ。近所の元社会保険庁の役人が定年後、薔薇づくりで有名になった人だが、私に「税金は取られるものではなくて国民の三大義務(労働・納税・義務教育)のうちの一つ。」と演説された。年金の原資が巨大に集まったときに、全国に作った莫大な保養所の所長に天下ったり、社会保険病院に天下ったり、厚生年金会館にも籍を置いて、2回目3回目の退職金を手にした人たちから、そんな説教は受けたくない私だ。いまでもOB会のつながりは強く、全国の元保養所近くでゴルフ大会を開催したり、悠々自適な暮らしをしている。私の住む町には大学と専門学校があるので学生が多い。バイトで稼いで親の家計負担を減らしてあげたい生徒が多い。回転すしへのバイトが決まったとメールがあった学生は午後6時から閉店までだと。消防士を目指す筋肉隆々の二人だから、頑張ってほしい。その中の一人から「おじさんの世代、年金がいいいんでしょう?」と言われた。彼らの父親が40代だから、家庭で小耳にはさんだ会話なんだろう。年金もらい逃げ世代とも言われる。「贅沢しなければ何とか生き延びられそうだよ」と答えた。2022年が果たして生き延びれるかは自信はしかし、ない。財政再建で、消費税が15%超え、年金の支給額に手をつけてくる気配があるからだ。れいわ新選組は消費税0を目指しているが・・・。
来年も体力ある限り、毎日、ブログを書いていく予定です。よろしくお願いします。





