本屋でNewsweek12月最終号のタイトルを見て買った。表題はIssues2021。副題はウィッズ・コロナ/アフター・トランプの世界を読む。表紙に書かれたテーマは6つ。1)人類はパンディミックをチャンスに変える。2)コロナで世界がアジアに学ぶ 3)中国の台頭はバイデン政権の好機。4)周近平が歩み出した茨の道。5)日本に迫るモデルチェンジの時 6)静かな金融危機が回復を脅かすほか。
こんな小見出しが並んでいる。どの特集を読んでもパンデミックと関わらないテーマはない。興味ある方は立ち読みを。
2月の初めにさっぽろ雪まつりで雪像関係者から武漢発の新型コロナが発見され(当時PCR検査は200万都市でわずか12件のころ)、次に北見で暖房展があり、参加した業者が罹患し、次に雪まつりに関わった広告代理店の社員がかかるなど、雪まつり観光に来た武漢及び中国観光客が新型コロナ患者になり札幌市内で増えてきた。全国ニュースで「札幌危ない」「北海道危ない」と報じられた。札幌から不要不急の用事がない限り出るな・来るなと宣言が出た。
今から考えると、たとえ雪まつりがなくても、観光客が格安航空機を使って来道する限り、感染増加の時期は変わっても患者は増え続けたことは間違いない。新型コロナウィルスも通常のインフルエンザウィルス同様寒さに強く、北の大地で伸び伸び拡散したわけであるが、検査数がお粗末な当時であったから札幌市内で3月12日で9件、5月4日で29件。だらだら日々20件内外が10月1日まで続いた。10月5日は35件、10月31日54件、11月7日141件、11月19日197件と急増していく。PCR検査機器が増えて、民間の検査機関でも検査可能になったことが罹患数を増やすことにもなったが、台湾や韓国と違い無料でのPCR検査をこの国の政策として取らない方針が相当早い時期から決まっていたのではと思わざるおえない。なぜだろうか?日本の医療の根本に関わる、初診は必ず医療機関からという原則の死守がある。
10月のある日、私の妻が急に38度まで熱が上がり、緊急電話があって帰宅した。所管の千歳保健所へ電話してPCR検査を受けたいのだがと相談したら「近くの主治医からの紹介がないと教えられない」。道庁へ電話しても同じ答え。PCR検査代金は誰かコロナ患者が出れば周辺の人たちや家族は無料だが、勝手に調べるのは有料だとハードルを上げている。幸い、次の日には36度に戻って何事もなかったが、ずいぶん危うい検査体制を作っている。初診という病院の既得権益をがっちり守っている。検査がどこでも気軽にできて、その報告を保健所を通じて医療機関へ流すことをすればもう少しなめらかな対応ができるはずと思った次第だ。都心で3000円以下で抗体検査ができる施設に都民が訪れているのも、自分を調べたいからだ。しかし、そこで陽性反応が出ればどうするかマップがない。などなどいろいろありますが、1年間、ご愛読ありがとうございました。365回、ことしも掲載できました。気合で続けてきたとも思います。来年早々、再度、心臓カテーテル手術を予告されてる身。60歳になる主治医もやる気満々なので私も答えなければいけません。皆さまもご自愛くださいまして良いお年をお迎えください。


