通販の失敗(毛生え薬購入)。

新千歳空港近く カモの群れ 遠景は樽前山

この薬を毎日禿げ上がった部位に塗ると、毛が生えてくる商品が安いのでバナー広告をクリック。今なら2400円、さらに効果を高める錠剤500円を併用すれば効果倍増。現在、人気で品薄なのでお届けは2月以降になりますと書いていて、これは効き目がありそうだと申し込むと2月7日に届いた。振り込み用紙が付いていた。しかし、よくよく読むと、これから毎月、商品と請求書が届くことになっている。1回限りの試供品感覚で頼んだつもりがこのざまだ。情けない!さっそくフリーダイヤルに電話したら、『解約のお客様は・・・』と音声ガイダンス。私みたいなうっかり者が多いみたいで第一声が解約について自動対応していてる。騙されているのは私だけではないが、アホなお父さんお兄さんがカモになってる上手な商法だ。知人にその話をすると『えっ、お前らしくない。なぜそんなものを頼んだのか』とイジられた。実は、これは私らしいかもしれなくて、説明書も読まず、いきなり本題に入ってゆく(物も我流で作り始める)果敢に挑戦していく。できなかったら最初に戻り、作れなかったら捨てる。何だか自分の人生遍歴みたいで書いていて嫌になってしまう。アマゾンで中古CDコンポを買って失敗したときは、『写真にあったリモコンと説明書』が欠落していたから返却した。そういえばサントリーの健康食品セサミンも試供品頼んだらその後DMやハガキやメールで案内が来るわ来るわで、買う意思もないのにメーカーに無駄な通信費を使わせているとも反省する。『ネットでいたずら、タダなら申し込む、無料で試供品・・・』懲りました。『無料』と『限定』『今なら○○円、さらに半額』に弱いこと!!!消費者の購買行動を調べる嫌らしいマーケッティング。『もう、絶対だまされないぞという人が一番だまされる』らしい。だまされないためには、見ないこと・読まないこと。関心が持たれないと商品は消える。しかし、これを人間世界に応用してはいけない。人間のすることには何でも好奇心と関心を持ち続けよう。そう思いたい。

若い男というものは貧乏なものである。(橋本治・貧乏は正しい)

水耕栽培野菜レストラン

孫引きながら、全文引用します。出典 平川克美『小商いのすすめ』より。この文章をどう読むか?

『貧乏でも自分には力があるから平気』と言うのが人間の強さというもので、これを捨てたら、人間おしまいである。『若い男が貧乏であるということは、人類の歴史を貫く真実で、そしてこのことこそが人類の未来を開くキーだからである』というのは、社会生活というものを営むようになってしまった人間の本質は“若い男”であって、若い男は強く、そして若い男は強くあらねばならないという、それだけのことである。強いんだから貧乏でもいい、なぜなら“富“とはその“強さ”の結果がもたらしたもので、自分の弱さを隠ぺいするために“富”という武器を使ったら、その人間社会は根本を衰弱させて滅びてしまう、それだけの話なのだ。

私の少年時代(昭和30年代)は私を含めて周りは明るく貧乏人だらけだった。60歳を超えてクラス会を開いても大金持ちは誰ひとりいない。一方、今は若いときから、親に小遣いをもらい、奔放に遊び呆けてきた男がある日、クスリで逮捕。『若い男は貧乏である』というところから始めれば、その後、悠々と生きられると思うのである。それこそ、自分の弱さを隠ぺいするために富(親からもらうか株で一気に稼ぐかの違いはあるにせよ)を使うと、その人間社会は根本を衰弱させ滅ぼすという部分はわかるし、身近に何人かいた。高い給与をもらいパチンコ三昧、競馬三昧も多かった。共通は一生懸命に仕事をしない、しないうちにできない人間になってしまっていることだ。働かない癖(働けないではない)が一度憑りつくと取りにくいということは逆に『働く癖』を持ち続けることが、過分な富を生み出さなくても納得いく生き方に近づくのだと心得たい。

新型コロナウィルスによる各業種の売上・利益は大幅な減少になる。それに伴って派遣切りや早期退職を促す会社も増える。4月からの就職予定の内定者の取り消しさえ出ている。生きる時代を自分で選ぶことはできないにせよ、過酷な世の中になってしまい、どうやっていこれから生き延びていけばいいのか。ヒントになることがあれば、今後書いていきたいと思う。いま言えるのはとりあえずブランドは捨てよう・・である。

SF映画の中で生きてるような気分になる。(1)

医学ウィルス学 故日沼頼夫

新型コロナウィルスの渦中にあって、筆者持病のパニック障害が全然出ない。いつもの自分でなくて落ち着いている。通勤のJR電車が空いているということもあるし、観光客が激減して静かな札幌に戻って、10代の頃の幸福感を追体験してみたりして落ち着く。しかし、現実は新型コロナ。テレビニュースはできるだけ見ないようにしている。見ているとアナウンサーがしゃべる報道部の記者が書いた原稿に具合が悪くなる。ネットで世界のニュースを拾って広い視野から見ようとしている自分がいる。まるで世界をSF映画のように見ている私だ。自分は通行人Sで参加している。

書棚にあった免疫学者の故多田富雄さん『生命のまなざし』(青土社)という本を見つけ、ウィルスの話はないかと探したらありました。医学ウィルス学の日沼頼夫(よりお)さんとの対談があった(同著178pから)。日沼さんはATL(成人T細胞白血病)を起こすレトロウィルスを世界で最初に報告した人だ。ATLはエイズウィルスに似ている。ATLは血液のがん、エイズは免疫不全である。どちらにしても痴呆にもウィルスが関係しているとすれば、電子顕微鏡で見ることができるウィルスの正体っていったい何だ?ウィルスの大きさは塩の結晶1辺に横に1000個並ぶ。そして1日で1個が1000個に増殖する。ウィルスは生き物だという人もいれば非生物だと言う人もいる。

日沼さんの言葉を借りると『私はウィルスは生き物であると、はっきり定義します。しかし、それは欠陥のある生き物なのです。なぜかというと、それ自身で勝手に増殖できる生き物ではないのです。ウィルスは生きた細胞の中に潜り込んではじめて、それを借りて自分の子孫を残すことができるのです。ウィルス自体では二つの重要な装置を持っていません。タンパク質を合成する装置も、エネルギーを生産する装置も持っていないのです。しかし、それにもまして、ウィルスの生き物としての重要な属性は、DNAという遺伝物質を持っていることです。あるいはRNAを持っていることなのです。RNAを持っているのはウィルスだけです。』多田さんはこれを『自己複製に関する情報は持っているけれど、複製をつくるときの道具がない』と言い換えてました。

日沼さんは『HIVも生物ですが、単純な生物が、人間という高等な生物とぶつかったら、今のところ人間がたじたじです。生き物というものは、単純であろうが複雑であろうがそういうことでは勝負云々はむつかしい。ネイチャー(自然)というものはそういうものなんです。考えてみれば当たり前ですが、植物も虫もみんな一緒に住んでいるわけです』。『人間なんて高級だといいながら、自分の情報の何百万の一しか持っていない生物をコントロールできるほど高等ではないんだということです』。(この話続く)

どちらも未読。