秦の始皇帝症候群(造語)
50歳で死去した秦の始皇帝。彼は他人が死んでも自分は仙人になって永遠に生きられると信じていた。そのため自分に仕える家来(兵士)や側近たちや馬や器具を作りに作った。森林を伐採し森を破壊して、土を焼いて陶器をつくったのである。自分だけは健康で生き続ける、そのためにできることは次の世でも現状のように生き続けるために必要な人や設備である。それが圧倒的な兵馬俑を残し、現在も発掘が終わっていない。とわいえ秦の始皇帝も「法家」を重んじ、支配者の上に法を置いて、公平な統治を目指したところもある。
現代。溢れている広告は、運動、食、睡眠、エナジードリンクやいわゆるアンチエイジングへのこだわり。ある知人曰く「それって、秦の始皇帝症候群ってネーミングすると面白いね」と二人で笑った。そういえば皇帝と名の付く精力剤もあったね。12月に入って年賀状書きの季節になると喪中はがきが届く。お悔やみ欄に名前を出す人は、実際亡くなった人の半分以下。「葬儀終了」さえ出さない。売れる商品は大体、「秦の始皇帝症候群」に狙いを定めている。通販も布団をはじめマッサージ機器、栄養ドリンク。自分の体温や歩数や心臓の脈拍を測る時計や補聴器などキリがない。ネット広告もうたい文句は「健康、健康」。本当の健康は健康を意識しないし、病院へ行かなければ病人にならないという人さえいる。厳密に言うと病気を見つけられるのである。たかが血圧が150を超えるくらいで血圧降下剤を投与され、これを飲み続けることを強要される。認知症が増える原因に血圧降下剤の多用が指摘されている。心臓から血液を送るときのポンプの力がある程度高くないと、立ち続ける人間は垂直に血液を流して大脳へ到達しないといけない。それが足りないとボケを進行させるというわけだ。寝ると心臓を少し楽にさせる、血液の運動が水平になるからである。なぜ人生の三分の一を睡眠しなければいけないか。急性心筋梗塞になった私から見て、心臓を休ませる、心臓の筋肉を明日の立ち働きのために楽になってくださいね、そのためのお休みタイムに思える。
心臓が動かないことには、健康問題もないので、「秦の始皇帝症候群」もないわけだが、筆者も最近肩こりがヒドイので肩をぐるぐる回したり、背伸びを何回もするとポキポキ音がする。視力の衰えもあってパソコン画面をにらみつけることで眼精疲労や姿勢が前のめりになっている。パソコンは健康だけの観点から見ると、スマホの小さな文字同様、イヤフォンもそうだが不健康の素だろうと思う。
2021年もコロナに罹患せず、何とか生き延びた。2020年,さっぽろ雪まつりあたりから始まった新型コロナ(武漢ウィルス)。コウモリを食べたことで広まったウィルスなのか、武漢ウィルス研究所から漏れた細菌兵器なのか曖昧である。紙の発明、火薬の発明、羅針盤の発明は中国である。文明社会を大きく変えてきた中国。いずれこの疑問に正確に答えが出るだろうと思うが。2022年の幕開けである。お互い知性を磨いて、特に大脳の健康には留意して付和雷同の人生は歩まないよう気をつけたい。


広告マン。
今年もよろしくお願いします。元日早々の大雪で除雪に追われていました。何せ、あれだけ元気だった対面のご主人が、このところ認知症気味で体力も弱ってきていて肉体労働はムリな状態なので車道も含めた二軒分の除雪をやっています。機械も使いますがこれだけ身体を動かしていられるのも健康だからでしょうね。今さらですが親に感謝ですね。大除雪作業を半日で終えて今度は東雁来の道央札幌郵便局までDMを満載して二往復。マンモス郵便局でも私の名前はすっかり憶えられてしまい「こんな日に現れるのは〇〇さんだけです」と。元日と言う事もさることながら吹雪で時折ホワイトアウト状態で道路の路肩も見えない状況で危険でしたから。こんな日は普通の眼鏡よりサングラスの方が幾らか見えましたよ。夕方戻ると対面のご夫婦が玄関先に現れて除雪のお礼を言うのですが、ご主人が「今年もよろしくお願いします。除雪をやってくれたんですか?」と同じ事を何度も言われるたびに笑顔でうなずいて答えました。認知症の方には強い口調で「何回も聞いたよ!」とかは禁句ですから。いつかは自分も通る道かも知れませんからね。
seto
明けましておめでとうございます。大雪でした。31日まではいい正月が大雪で除雪作業しました。庭にどんどん雪を入れるので楽です。旭川から帰宅する予定を吹雪で延期して正解。JRも止まっていたとのこと。2年ぶりに息子に会うのですが、さっぱりしたもんで男ってこんなもんだと妻はつまらなさそうです。元旦からDM配送作業、お疲れ様です。元旦はさすがに車は36号線少なく、店を開けていたのはMACとみよしの、スタバでした。スタバにドライブスルー車列。雪の中のスタバの緑色の電飾看板きれいでした。向かいの一人暮らしのおばあちゃんのところには、2名の除雪作業員が来てました。来年あたりから排雪業者と契約したほうがいいかもしれません。