ブログもお盆で一休み。NO2

 

札幌生まれ育ちの知人から(彼は札幌の市電を延長して中心部の車の乗り入れを減らす運動を昔からしていいて、その成果の一部がススキノ発ススキノ行きの循環市電)「大通り公園が、昔の静かなきれいな公園ではなく、イベントばかりで芝が休めない。何もない場所、ということは家族団らんで安心して休める、静かにデートや老夫婦が散策できる昔の公園に戻したい」と言っていた。何も行事がない公園はきれいだ。特に9丁目はイサム・ノグチの作品で子供向けの滑り台まである。。

小さな水遊び場所もあって、子連れの奥さん方の憩いの場所。場所を整えれば、自然に市民は集まり楽しむ。石川啄木や吉井勇の碑もある。札幌の姉妹都市ミュンヘンから贈られたトーテムポールもある。

せいぜい骨董市を5丁目でやる程度で、公園の役割は果たしていると思う。(社団)札幌市観光協会と広告代理店が入ってきて、人が集まるなら財布の紐を緩めさせてお金を落としていただこうと算段するイベントが目白押し。もっと品のある公園の姿に戻って欲しいというのが彼と私の共通意見であった8月15日までビールメーカー協賛のビアガーデンを開催しているが、近所の居酒屋は夜の9時までは閑古鳥。お金なら居酒屋さんに落としてもらうほうが景気の回復や中小企業の繁栄につながると思うのだが、そこまで深く考えたくない、とりあえず見栄え(人がたくさんいる)で事を判断するだけだ。子供のころ、駅前通りにあった靴磨きのおじさん・おばさんはテキヤのチョウジ家一家に場所代を払って営業していた。札幌市の公園課もいつのまにかテキヤ商売に鞍替えしてる。美しさとか品とか、求めるのは時代錯誤なのだろうか?

バラ園・遠くに見えるのが旧高等裁判所

 

ブログもお盆でひとやすみ。NO1

1)8月11日が旗日だなんて知らなかった。連休をつくるのに国のほうから言われる前に、自己都合でどんどん休められるのがいいね。私はいつでも自由に休められる身分だから言えるのかもしれない。いまでこそクールビズをしているが、現役のときは会社で私だけずっと抵抗して、ネクタイ姿を63歳までし続けた。役人から着る服まで『ああだ、こうだ言われるのが大嫌いだ』から従わない私。一番嫌いだったのは総務からの一斉メールで『何月何日からクールビズを始まます』というお達しと、どこの企業のドアに『弊社ではただいまクールビズを実施中』と貼り紙。これを見ると腹が立つ私であった。昔、ダサイ省エネルックの再来だね、ネクタイを除く繊維業界の陰謀かもしれませんね、これって。

しかし、オシャレ度が低いですね。若者はジーパンでの出社認めたほうがGOOD。中年男性のワイシャツの襟部分のだらしない人が多いし、役所は白のワイシャツだらけ。これじゃ中学生のジャージ登校。いろんな模様のネクタイをしたスーツ姿のほうが新鮮。ノーネクタイだからいいアイディアが出るわけではない。いい仕事ができるわけではない。汗を吹きながら、タオルで顔をぬぐって仕事をしている真摯な姿が筆者は好きである。北海道でクールビズをしてもそもそも涼しいからやる必要もない。へそ曲がりの夏が続いています。

 

(2)お墓のこと。自分が死んだとき骨を入れる場所がなくてどうしようか迷っている。両親が入ってる納骨堂が5人分まで入る。残り3人。東本願寺の寺の住職の吝嗇さにあきれて付き合いをしたくないので困っているのである。すでに納骨堂購入費用と葬式の謝礼に200万円使ったが、東日本大震災級の地震が来たら本堂が倒れるから檀家399戸で2億円を集めようと画策。1戸約50万円の寄付依頼が檀家代表者から手紙がきた。

お盆に寺を訪ねれば『仏壇磨きに来ませんね』と皮肉まで住職から言われて、こんなにお金を使って不愉快なお寺もないものだ付き合いはやめた。お盆は自宅の寝室に両親の写真を飾り、花を生けて、大好きなおはぎを備えて我慢してもらった。私の住んでいる街に集団で埋葬する場所ができて永代供養で5万弱でOK。

難点はたくさんの人と骨がゴチャゴチャになること。妻は樹木葬を望んでいる。好きな海洋に10万以下で捨ててくれる業者も調べたら石狩市にある。『無知の涙』を書いた連続殺人犯の永山則夫が、遺言どおり、元妻に骨を抱かれてオホーツクの沖に出て海に流した光景が浮かぶ。網走に生まれたのかもしれない。

それにしてもどうするか決めないといけない。葬儀は居間から焼き場へ直送することにしている。子どもだけに知らせることにした。ウルトラシンプルな最後にする。ふたりの子どもは迷わなくて済む。

 

アイヌ語地名が語る日本史物語(1月19日、3月14日掲載)

 

アイヌ語地名が語る日本史物語。

アイヌ語で解ける地名が北海道から沖縄まである。もちろんサハリン方面もそうだ。国語学者金田一京助さんは「エミシ=アイヌ」説を説いていた、梅原猛さんもそうだ。おさらいをすると日本列島は朝鮮や中国から大量の移民が来る前は、縄文人としてエミシたちが牛耳っていた。エミシは、はるか沖縄までいたということでもある。彼らの話すアイヌ語でネーミングされた地名があれば、北海道内の地名がほとんどアイヌ語で分析できるように、アイヌが暮らしていたということになる。札・別・沢・苫・幌はじめ数多くある。

以下、この本で取り上げられている地名と都道府県を列挙します。詳しい意味づけはこの本に書かれていますから興味のある方はお読みください。地名を読むだけで楽しくなります。


【青森県】津軽(つがる)、白神(しらかみ)、今別川(いまべつかわ)、竜飛岬(たっぴみさき)、野辺地(のへじ)、鮫(さめ)、野牛(のうし)、蟹田(かにた)、木造(きづくり)、苫米地(とまべち)、十和田湖(とわだこ)ほか多数。

【秋田県】秋田(あきた)、男鹿(おが)、寒風山(かんぷうざん)、三内(さんない)、能代(のしろ)、乳牛(ちうし)、鹿角(かづの)、稲庭(いなにわ)、トコロ温泉、笑内(おかしない)、天内(あまない)ほか多数。

【岩手県】上堂(かみどう)、岩手山(いわてさん)、姫神山(ひめかみさん)、紫波(しわ)、碇(いかり)、気仙郡(けせんぐん)、平泉(ひらいずみ)、魚集(よまべつ)、オマルペ、ハイペ、コイコロペ、ソマナイ、久春内 (くしゅんない)、平井賀(ひらいが)、志塚里(しつかり)、譜代(ふだい)、千歳(せんざい)、福伏(ふっぷし)、理訓許段神(りくんこたんのかみ)、釜石(かまいし)、大槌(おおつち)ほか多数。

【宮城県】仙台(せんだい)、利府(りふ)、刈田郡(かったぐん)、伊治(いじ)此治(これはる)上治(かみはる)栗原(くりはら)、亘理郡(わたりぐん)、白石(しろいし)、日辺(にっぺ)、愛子(あやし)、石巻(いしのまき)、鮫浦(さめのうら)、小友(おとも)、耳取(みみとり)、歌津(うたつ)、茶臼山(ちゃうすやま)、女川(おながわ)ほか多数。

【山形県】鳥海山(ちょうかいさん)、庄内(しょうない)、出羽(いでわ・でわ)

【福島県】宇田川(うだがわ),安達太良山(あだたちらやま)

【千葉】銚子(ちょうし)、犬吠岬(いぬぼうざき)、木更津(きさらづ)、我孫子(あびこ)、布施(ふさ)、

【群馬県】勢多郡(せたぐん)

【茨城県】印旛沼(いんばぬま)、久慈川(くじがわ)

【埼玉県】入間(いるま)、秩父(ちちぶ)、寄居(よりい)、風布(ふうぷ)

【東京都】隅田川(すみだがわ)、田無(たなし)、高尾山(たかおさん)、武蔵(むさし)、多摩川(たまがわ)

【神奈川県】鍋割山(なべわりやま)、伊豆半島(いずはんとう)

【静岡県】伊豆半島(いずはんとう)、佐久間(さくま)

【長野県】諏訪(すわ)、苗場山(なえば)

【新潟県】五十嵐川(いがらしがわ)、

【石川県】能登(のと)

【富山県】黒部(くろべ)、称名滝(しょうみょうだき)、庄川(しようかわ)

【滋賀県】比良(ひら)

【奈良県】三輪山(みわやま)、斑鳩(いかるが)、巻向(まきむく),吉野(よしの)

【島根県】出雲(いずも)、稲佐(いなさ)、宍道湖(しんじこ)、恵雲(えとも)、犬掘鼻(いぬぼりばな)、佐太(さだ)、

【高知県】仁淀川(によどがわ)、宇佐(うさ)、四万十川(しまんとがわ)、足摺岬(あしずりみさき)

【福岡県】筑紫(ちくし)、博多湾(はかたわん)、

【宮崎県】庄内(しょうない)

【熊本県】阿蘇山(あそさん)

【大分県】由布(ゆふ)、九重山(くじゅうさん)

【鹿児島県】志布志(しぶし)、指宿(いぶすき)、種子島(たねがしま)、屋久島(やくしま)、奄美大島(あまみおおしま)、、与論島(よろんじま)

【沖縄県】那覇(なは・なわ)、与那原(よなばる)、桃原(とうばる)、平良(ひらら)、金武町(きんちょう)、比嘉(ひが)、渡嘉敷(とかしき)、具志堅(ぐしけん)、伊江島(いえじま)、辺野古崎(へのこざき)、嘉手納(かでな)、宜野座村(ぎのざそん)、伊良部島(いらぶじま)、祖納(そない)、ヒナイ川(ひないがわ)、ピナイサーラの滝、カンビレーの滝、伊野田(いのだ)、摩文仁(まぶに)ほか多数。


まだまだ、研究途上で漏らしている地名の府県もありそうだし、全体を俯瞰すると、アイヌの信仰である、山・川・海の近くに住んでいたことがわかる。面白いのは鹿児島から沖縄へ渡って行ったのではないかと推理させる地名の多さだ。

著者の菅原進さんは1925年、陸前高田生まれ。現在、93歳。元教員で趣味の「アイヌ語古地名の研究」の成果を昨年10月21日出版した。有限会社ツーワンライフ。〒028-3621 岩手県紫波郡矢巾町広宮沢10-513-19。1600円。全244P。


ダイナミックなアイヌ学なら下記の本を。筆者のブログカテゴリーで【アイヌ】も併読していただければ幸いです。